TAKKの企業文化 Vol,7

2022.8.01

TAKK CULTURE

TAKKカルチャーVol,7ということで早くも2度目の登場となりました。草苅です。
今回は「個人事業との両立」というテーマで書いていきます。

湯浅や高鶴も同じテーマでそれぞれの考えを書いていますので、
ぜひ、ご一読いただけましたら幸いです。

個人事業主のメリット

私も高鶴と同じくTAKKと並行して個人事業主として活動を行なっています。個人事業主との両立を語る上で、まず私が思う個人事業主のメリットを挙げます。(何をメリットと捉えるかは個人差ですが・・・)

  1. 自分の市場価値がダイレクトに分かる
  2. 全て自分の裁量で動くことができる

私が感じるのは上記の2点です。
1は”市場価値”を”自身のレベル”と置き換えても成立します。
例えばコンペ案件で受注することができず、他社に発注が決まった時に個人事業者は他人のせいにはできません。提示した金額が高いと判断されたり、提供したサービス内容で満足いただけなかったりする時もあります。もちろん外的要因もあるでしょうが、大抵は自身に理由があると私は思っています。

ネガティブなことだけではありません。逆に、お客様から大きく信頼していただき予算からプロジェクト進行、アサインなど全て任せていただくことや、やっと依頼できる仕事ができた!と笑顔で連絡をしてくれる方もいらっしゃいます。
そんな時、お客様の反応そのものが自分は今、世の中から見てどのくらいの価値があるかを測る一つの指標になります。組織に属していると何らかの評価を受けることはあっても、会社の看板や評判などフィルターがかかり世間の本音を知ることが難しいので「自分を知る」という点ではメリットと捉えています。

2は想像に容易いですが、どんな事業をするか、どれくらい稼ぎたいか、どれくらい働きたいか、誰と仕事をしたいか、どんな仕事をしたいかなど全て自身に裁量があることが私にとってメリットです。とは言っても楽ができるとは思っていません。正直、嫌だな。しんどいな。と感じる時はあります(笑)でも、嫌なことに直面した時に自分が決めたことだから何としても、やり通す!という意志が自分の更なるスキルアップに繋がっています。
自分のやりたいように事が進んでいれば、それは自分の価値が世の中に認められている証拠なのかも知れません。1と2はリンクしますね。

個人事業主との両立

個人で行っている事業をTAKKの売上にすればTAKKの利益向上に繋がるのに、どうして分けるのかとアドバイスをいただく事があります。私が個人事業で行っていることは主にデザイン制作のディレクターです(宣伝ではないです)。TAKKの事業領域は戦略広報ですので根本的に異なりますが不可能ではないですよね。
しかし、TAKKではこれについて下記の通り明確な違いを示しています。

TAKK株式会社はみんなで作る組織や事業。個人事業は自身だけで作る事業。

Spirits of TAKK Corp. より

自分で決めた事業を遂行する楽しさ難しさと、みんなで作る組織の楽しさ難しさは全く違います。異なる働き方、異なる事業内容を同じタイムラインで進める事がシナジーとなり、仕事に置いてもプライベートにおいても良い循環を作る事ができます。まさに進研ゼミの案内付録マンガのような展開と言っても過言ではありません。上記で頂くようなアドバイス通りにしてしまうと恐らく、シナジーが失われて私から見たTAKKはもちろん、外部から見たTAKKも面白くない組織になるでしょう。

それぞれのワークバランス

いろんな働き方があって当然なので、TAKKの従業員全員が個人事業主でなければいけないという決まりはありません。

個人事業主との両立は、個人事業主という1人の経営者としてTAKKの1人として、そして1人のビジネスパーソンとして色々な経験や知識を得る事ができていると思っています。私としてはこれからも、もっともっと高次の世界を見ていくために今のワークバランスを大切にしていきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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