TAKKの企業文化 Vol,6

今回語る企業文化は『個人事業との両立』です。
代表からバトンを受けました、2回目の登場の高鶴でございます。実を言いますと私も個人事業主であります。TAKKと自身の事務所との両立をしています。自身の経験を踏まえて『TAKKが意図する個人事業との両立を図る文化とは?』を語らせて頂きます。

個人事業との両立

私はTAKKに入る前に、個人事業主として活動していました。具体的にはデザインを伴う制作物のビジネスをしていました。個人事業を始めて半年ほどでTAKKに入社したので個人事業のみの活動期間は短かったですが、ビジネスマンとして学ぶことは大変多かったです。

特にお金や税金の事柄に対しての学びが非常に大きかったです。いち従業員をしているとお金に対して無頓着になってしまいがちです。額面と手取りくらいしか気にしない方が多いのではないでしょうか。
私もそのうちの1人でした。しかし個人事業を開始し、それらを含むビジネスの基礎的な部分を実践的に学びました。

学んだ経験から言えることがあります。
これらの経験は経営を行う時に非常に重要なスキルだということです。何故なら個人事業主=経営者だからです。法人とは屋台船は異なりますが、事業を営む人間という意味では同じです。
個人事業を行う全ての人にそのスキルや学びがあるかは定かではありませんが、少なくとも私は生まれて初めて事業運営というモノに携わり、今では私のビジネスの筋肉となっています。

TAKKは自主経営組織(セルフマネジメント)です。

先日のBLOGでそのカルチャーを語っています。

全員が経営について意識があり、理解があり、知識がある。そういう組織だとお伝えしました。
個人事業の経験があることはそんな組織を作ることを可能にする要因の1つではないかと考えます。

副業との違い

ここまでお話すると、『なるほど。副業がOKな会社なんだ。』と思われるかもしれませんが
真意からは外れてます。副業とは、本業以外の仕事で収入を得ることを指します。本業ではないのです。TAKKが求める働き方は”副業”ではありません。副業との両立、って言葉的にもおかしいですよね。そもそも本業じゃないんだから両立しないでいいですものね。ここで意味するのは、最近の”複業”という言葉に最も近いかもしれません。
個人は、TAKKのスタッフであると同時に個人事業主でもある。
この複数の働き方を私たちは行っています。両方とも”本気”で行っています。
そうすることで、経営的な意識はもちろん、学ぶことが多い為にお客様へのサービスのクオリティーも上がると信じています。

両立を通じて感じること

最近では企業活動以外の業務も認めている会社も少しづつ出てきていますが、まだまだ少ないのが現実です。しかもTAKKは、業務時間以外に限るなどの制限は行わず、常に両輪回っている状態を求めています。そんな会社は指折り数えるほどしかないでしょう。
ですので、両立することに想像がつかないという多くの声も上がるかと思いメリット・デメリットとして私の実体験をお伝えできればと思います。

メリット

  1. 経営的視点が育まれる
    先ほども述べたように、個人事業主であるということは経営者であるということです。
    その”意識”が生まれることは何よりも重要だと感じています。
    特にTAKKは自主経営組織(セルフマネジメント)を運営しています。その中でこの意識はなくなてはならない存在です。
    私は個人事業主になって初めて自らで帳簿を付け、確定申告をし、納税しました。自分の事業が大丈夫か、うまく経営できているかも常々帳簿を確認しています。その行動や意識は法人活動にも活かされていると思います。
    また上場企業など一般公開されている決算書を閲覧し、自らの視点でその企業の評価を行い、課題を読み取ることができるようになりました。
    こういったことはTAKKの戦略広報ビジネスにも活きています。
  2. 仲間の大切さの再認識
    個人事業主と法人で大きく異なる点の1つが仲間の数です。
    パートナーやスタッフがいる個人事業主もいらっしゃいますが、私の場合は1人で個人事業を運営しています。お客様と自分が直接やり取りを行い、仕事を最後まで完結させるために、そこで生じたすべてのことに対し、自分一人で責任を引き受けなければなりません。かなりのプレッシャーですし、当然逃げ出したいこともあります。
    個人事業主であれば誰しもが経験することでしょう。今まで当たり前に感じていた会社の分業制度やチームワークによって、自分がとても助けられていたことに改めて気づくことができました。
    それに対し、会社はみんなで作る組織や事業です。みんなで助け合いながら、チームワークで乗り切れることもたくさんあります。共に叱咤激励し合う仲間の大切さを再認識できるのです。
  3. お客様への提案幅の増加
    積極的に新しい学びを取り入れることは、お客様への新たな提案を生み出すことができる要因の1つです。わかっているのですが、私はどうしても多忙を理由に目の前の業務のみをこなすことを優先してしまい、新たな学びを取り入れる時間を作れないことが多くありました。
    それが理由でお客様に新たなアウトプットが出来ずに苦しみました。
    そんな中、個人事業との両立を行うことで互いに学びをアウトプットすることに成功しています。
    個人事業とTAKKで行っているビジネスには相関があり、それぞれで学んだことをお互いに活かせるチャンスとなっているのです。
    常にお互いで学んだことをそれぞれで活かし続けることで、お客様に新しいアウトプットを提案することができるようになりました。

デメリット

大きなデメリットは特にないと思います。
ちょっとだけ・・忙しいくらいです(笑)

最後に

私の実体験を基に語りましたがご理解いただけたでしょうか。 最後にTAKKが個人事業主との両立を求めるその理由を私なりの解釈で示した文章を締めの言葉にしたいと思います。

TAKKが個人事業主との両立を求める理由

自主経営組織への意識を高め、お客様へのサービス強化に繋がり、チームワークの尊さを認識し、全員が高品質なビジネスパーソンへと成る為である。

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