2025.1.06
TAKK CULTURE
CHO(Chief Happiness Officer)の八並です。
TAKKでは8月から12月にかけて、全メンバーで個人パーパス策定ワークに取り組みました。私自身もCHOとして、そして一人の社員として、このワークに深く関わってきました。
日々の業務を通して、TAKKメンバーひとり一人の笑顔や活力を間近で感じているからこそ、「パーパス」と「しあわせ」の関係について深く考えるようになりました。
このコラムでは、CHOとしての視点から見たパーパスと幸福の関係性や、個人パーパス策定ワークを通して得た気付き、策定した個人パーパスについて解説いたします。
TAKKでは、社員一人ひとりが企業理念や行動指針に沿って行動し、日々、情熱を持って仕事に取り組んでいます。
だからこそ、TAKKの企業理念と個人のパーパスが重なり合い共鳴することで、さらに社員一人ひとりが最大限の力を発揮し、組織全体が活性化すると考えました。
▼TAKKの企業理念はこちらから
個人のパーパスと企業パーパスが共鳴するとはどういうことでしょうか?
それは、社員一人ひとりが「自分の仕事が、TAKKのパーパスと重なっている(繋がっている)」と実感を持つことです。そう感じることで自分の仕事にさらに意味を見出し、誇りを持って働くことができます。さらにモチベーション向上に繋がり、より質の高い仕事を生み出すことに繋がります。
TAKKでは普段からモチベーション高く働いているメンバーばかりですが、個人パーパス策定ワークによって、さらに好循環を生み出せるのでは?と考えました。
今回のパーパス策定ワークでは、個人パーパスと企業パーパスとの繋がりを意識しながら、以下の流れで進めていきました。
このプロセスを通して、社員一人ひとりが自分のパーパスを発見・深く理解し、TAKKのパーパスとの繋がり・重なりを見出すことができたかと思います。
そして、この共感が、TAKKの未来を創造していく原動力になると信じています。
パーパスを明確にすることは、単に仕事へのモチベーションを高めるだけではなく、各メンバー自身の幸福度を高めることにも繋がると考えています。
自身のパーパスに沿って働き、生きることで、私たちは日々の仕事にやりがいを感じ充実感を持ちながら仕事を通して自己成長を実感できます。さらに、自分のパーパスが、会社の枠だけではない周囲の人々や社会全体に良い影響を与えていると実感することで、 利他主義に基づいた幸福感を得ることも可能だと思います。
TAKKでは、社員一人ひとりが自分のパーパスを活かし、幸福に働けるような環境づくりを目指しています。
ここで、私自身のパーパスについても少しだけ触れさせていただきます。
私のパーパスは、
「率直なコミュニケーションが溢れ、ありのままに生きられる社会の実現を目指す」です。
現代社会において、年功序列や上下関係は、依然として根強く残っています。
「上司の意見に反対することはできない」「本音を言ったら評価に響くかもしれない」
そんな不安を抱えながら、会社での日々を過ごしている人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、本当にそれで良いのでしょうか。自分の意見を言わずに、ただ指示に従っているだけで、本当に充実感や成長を得られるのでしょうか?私は、そうは思いません。
人は、自分の意見や想いを表現することで、初めて「自分らしく生きている」と実感できるのではないでしょうか。そして、率直なコミュニケーションを通して互いに理解し合い、信頼関係を築くことができるのではないでしょうか。
「媚を売る」「忖度する」
そんなコミュニケーションは、もはや時代遅れだと考えています。私たちは、もっと自由に、もっと素直に、自分自身を表現するべきです。誰もが「自分らしい=ありのまま」に生きられる社会。
それは、きっと、より活力に満ちた、幸福な社会になるはずです。
このパーパスを実現するために、私は以下のことを意識的に実行していきたいと考えています。
これは、私にとって最も重要なこと。
自分の気持ちに嘘をつかず、素直に認識すること。相手の良いところも悪いところも含めて、ありのままを受け入れること。
そうすることで互いに信頼し合い、尊重し合える関係性を築いていけるのだと思います。
日々、周りの人に支えられて生きているということを忘れずに、感謝の気持ちを伝えることを大切にしています。「ありがとう」の言葉は、人と人との心を繋ぐ魔法です。
感謝の気持ちを伝えることで、相手との距離が縮まり温かいコミュニケーションが生まれます。
目先の利益にとらわれず、誠実な行動を積み重ねること。自分にも他人にも誠実であれば、揺るぎない信頼関係を築くことができます。だからこそ常に誠実さを忘れずに、周りの人と接していきたいと思っています。
一社でも多くの企業がパーパスを策定し、一人でも多くの人が自分のパーパスを理解し、それを活かして生きられる社会を実現するために、パーパスマネジメントのノウハウをクライアントにも広めていきたいと考えています。
パーパスは個人の幸福はもちろん、組織の成長、そして社会の発展にも大きく貢献する可能性を秘めていると信じています。
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