戦略的な広報活動で採用力を強化し、169件の採用エントリーを実現 − みみはらグループ 同仁会

2025.11.11

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戦略広報実績

大阪府堺市に本部を置くみみはらグループ 社会医療法人 同仁会では、数年前から深刻な人手不足の課題を抱えており、採用に関する課題解決についてご相談いただきました。

私たちはヒアリングを重ね、単に採用ツールを制作するのではなく、戦略的広報活動を提案し、戦略立案からチーム組成、制作・運用支援までをワンストップで提供しました。

その結果、1年半で169件のエントリーを獲得し、採用コストを大幅に削減する成果につながりました。

同仁会の課題

・慢性的な人手不足に対し、社内に広報活動のノウハウがなく施策を打つことが難しい
・13事業所がそれぞれ独立してウェブサイトを制作・運営しており、ブランドの統一性が失われていた
・80周年に向けた中期ビジョン、事業計画を効果的に活用したい

TAKKの提案・解決策

★ 全事業所を集約し、プロジェクトに合わせて採用広報チームなど3つの運営チームを組成
★ TAKKがプロジェクトマネジャーを務め、採用広報の戦略立案と実行をサポート
★ 13施設のウェブサイトを統一し、全面リニューアル
★ 中期ビジョン、事業計画を社内ブランディングとしても活用

成果

✓社内でチームを組成したことにより、広報活動のノウハウが社内に蓄積
✓内製と外注を使い分けることにより、自社の強みを的確に外部に向けて訴求できるようになった
✓運営1年半で12人採用を実現、採用コストを大幅に削減
✓ウェブサイトをリニューアルしたことにより、ブランディングの統一化が実現

社内にノウハウやリソースがなく、施策を打つことが難しい

多くの病院には医療従事者が多く、広報PRの専門知識を持つ人材を置く余裕がありません。同仁会も同様で、広報活動のやり方が分かる人が社内におらず、求職者にどう訴求すればよいか試行錯誤されていました。

法人内には13の事業所がありますが、それぞれの事業所が独立で求人活動をおこなっていることも課題となっていました。それぞれが独自にウェブサイトを持っており、ある施設では求人情報が充実しているのに、別の施設では情報すら載っていないといった状況だったため、求職者が情報を探しにくい構造となっていました。

経営視点から広報を設計

求職者のエントリーを増やすためには、求職者との接点を増やす必要があります。ただ、採用動画や採用サイトなどを通じて接点を増やすことができたとしても、同仁会のビジョンや求める人材と合致していなければ、結局はミスマッチを防ぐことはできません。

同仁会が求める人材に「同仁会で働きたい」と思ってもらってエントリーにつなげるためには、同仁会の魅力を伝えるべき人に訴求できることが不可欠です。

経営コンサルティングが数値や組織設計から課題を可視化し、制作会社がアウトプットで表現するのに対し、私たちは「企業の想いをどう伝え、どんな行動を生み出すか」を起点に設計します。
今回は、3つの方向から取り組むことにしました。


1 採用広報
求職者向けの採用活動を強化し、エントリー数を増やす施策を展開

2 周年広報
2030年の樹という中期ビジョンを社内外のブランディングに活用

3 広報チームの組成
広報活動を外部に丸投げするのではなく、社内で内製化できる体制を構築


この柱に沿って、13の事業所を横断する形で幹部チーム、採用広報チーム、ウェブチームの3つのチームを組成。TAKKがファシリテーションを担当することで、広報PRを専門で行える方が社内にいなくても、一貫性のある広報活動を実現できる体制が整いました。

幹部チームは全体のとりまとめと、2030年の樹に関する周年広報活動を担当。採用広報チームには各施設の人事担当者を集め、採用戦略の策定と実行を担当します。またウェブチームは各施設のウェブサイト担当者が集まり、サイトの統合とリニューアルを進めていきました。

理念に共感する人を増やすための仕組みづくり

同仁会の採用広報で特に重視したのが「カルチャーマッチ」です。同仁会の理念は「無差別平等の医療」。民医連という団体の傘下で、入院時の差額ベッド代もいただいていません。

この理念に共感する人を増やすため、各職種のミッションを言語化することにしました。看護師、理学療法士、薬剤師など、各職種の責任者にインタビューを実施。それぞれの職種が大切にしている価値観や役割を、スローガンとして表現しました。


例えば、看護師は「患者さんに寄り添いコーディネーターとしてチームに貢献する」。放射線技師は「診断に有効な画像を提供し、治療に貢献する」。こうしたメッセージを採用サイトや採用動画で伝えることにより、価値観に共感する求職者を惹きつけることがねらいです。

また、13施設のウェブサイトリニューアルにおいては、UIやデザイン、更新システムを含めて全体を統一し、制作会社を経由せずに社内で簡単に情報を更新できるシステムを導入しました。加えて、周年特設サイト、採用サイトにも遷移できるように動線を整え、ウェブ上での本部の役割を担えるようにリニューアルしました。

周年イベントを、社内外のブランディングにも活用

周年広報においては、特設ウェブサイトを作成し、さらに周年ロゴマークと周年動画も制作しました。
ロゴマークは、職員や患者さんとのコミュニケーションを生み出すきっかけにもなります。

また動画については、理事長の単独インタビューに加えて、理事長と従業員の対談動画も撮影しました。理事長と従業員の対談を通じて、同仁会の雰囲気をリアルに感じられる構成としました。

戦略的広報の実践で、求人数が大幅に増加

このように包括的なサポートを行い、約1年半が経過しました。その結果、同仁会で大きな課題となっていた求人において、エントリー数が169件に増加。看護師、理学療法士、栄養士、調理師、介護福祉士など、合計12人の採用に成功しています。

また、人材紹介サービスを経由せず自社採用サイトからのエントリーに切り替えたことで、採用コストが大きく削減。自社サイトは今後も機能し続けるため、削減効果はさらに拡大していきます。

また、課題となっていたミスマッチの防止についても成果が上がっており、エントリーフォームを通じて応募くださった方からは、「ウェブサイトを通じて魅力を感じ、エントリーしました」といったコメントが寄せられています。

戦略的に広報を行うことで、「何を作るか」ではなく、「何をすべきか」から考えることができます。さらに、社内で広報チームを育成することにより、再現可能な採用力を社内に蓄積することにも成功しました。

これまで十分に訴求しきれていなかった同仁会の魅力や理念、働きやすさなどを内外に訴求できたことにより、コスト削減とブランド価値の両面で、大きな成果を上げています。

TAKKの伴走内容

★採用広報戦略の立案からプロジェクトマネジメントまでを担当。幹部チーム、採用広報チーム、ウェブチームの3つの運営チームを組成し、毎月の定例会で各チームの進捗確認と次の施策検討を実施
★各職種のミッション言語化をサポートし、同仁会が自走できる体制づくりを支援
★同仁会での内製が困難なサイト制作や動画、ロゴマーク制作などについては、社内の意見を集約し、TAKKが主導で制作を担当
★同仁会内部で広報PRを内製・自走できるよう、定期的な勉強会の主催など包括的なサポートを継続中

広報ツールの制作実績はこちらよりご覧頂けます

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