戦略広報実績周年広報実績
80周年における周年広報 GMB株式会社 GMB株式会社は日本をはじめ、アメリカ、韓国、中国、タイに拠点をおき、高性能かつ高品質な自動車部品を生産・販売している上場企業です。 この度、80周年を迎えるにあたりTAKK株式会社と広報チームを組成し、社内・社外向けに周年広報プロジェクトをスタートしました。 広報チーム組成についてはこちらをご覧ください。 https://takk.tech/news/gmb コンセプト これは企業スローガンの"Your success is our Future"の"Your success"つまり、"あなたの成功"の"あなた"は「誰を指しているのか」、という疑問を、この80周年の機会に考え直し、あなたは地球にするという事としました。なぜかというと、大きな企業規模になり、関わるステークホルダーもグローバル含め相当数いることから、CSRやSDGsの考え方と同じく、地球環境と密接に関わる事業規模だからです。 メッセージ コンセプトに沿った、メッセージも策定しました。 地球の成功が、私たちの未来。GMBグループは、今年で80周年をむかえます。 この80年で世界は大きくかわりました。それにともない、自動車を取り巻く環境もまたいまだかつてないほど大きく変容しようとしています。 この変革期にわたしたちGMBグループに求められているのは時代の一歩先を見据え、成⻑し続けることです。 しかし、創業以来大切にしてきた“和”の思いは変わりません。 一人ひとりの社員が起点となり、社員の幸せは企業の幸せに企業の幸せはお客さまの幸せにつながっていきます。こうしてさらに大きな“和”が広がれば、やがては地球規模で豊かさを循環させることができるようになるはずです。 すべての先人たちの想いの結晶で作られてきた80年を100年、そして200年につなげたい。確かな価値を生み出し、愛され続ける企業であるために私たちはこれからも歩き続けます。 キービジュアル 地球の万物とGMB製品が共存する地球は、「企業は人なり」という原点に立ち、従業員の皆さまの手、製造ロボットの手で支えているイメージでデザインしています。策定したスローガンを達成するのは、GMBという企業であり、その企業を支えている皆さま。という思いが込められています。 80周年ロゴ 80周年ロゴマークには、創業以来大切にしてきた社訓"和"の思いを「GMBと地球との和」というコンセプトにし、地球の万物とGMB製品が共存し続けられ、地球規模で豊かさを循環させるGMBの使命を表現しました。 周年広報を広める広報ツール 周年広報を社内外に周知させる為、様々な広報ツールを制作しました。 周年特設Webサイト https://www.gmb.jp/anniversary/ 周年動画 https://youtu.be/EUpBrsK8htg https://youtu.be/EUpBrsK8htg デスクトップ背景 ポスター 社内に周年ポスターを貼り、その横には従業員向けに周年企画内容を説明する白いポスターを準備しました。 作っただけでは終わらず、浸透活動も需要 従業員向けに周年企画の説明会を、全4拠点 計6回に分け弊社が行いました。作っただけでは「会社が勝手にやっているだけ」になってしまいますので、しっかりと理解して頂き、行動に移せるよう浸透活動が重要になってきます。 今後、取引先向けや従業員向けに式典を予定しており、GMB株式会社の広報チームと一緒に企画を進行中です。 このような周年広報は、既にある経営戦略や企業カルチャーにフィットさせた広報(PR)活動やデザインからのアプローチで、顧客や従業員のエンゲージメントを高めます。広報(PR)活動の効果は漢方薬のように即効性はありませんが、効き出すとジワジワと長く効き、持続性があるのが特徴です。人の心を動かす本質的な戦略的広報(PR)メソッドを提供し、エンゲージメントが高まると、モチベーションが上がり様々な効果を発揮します。 〜 様々な効果 〜 企業理念や経営戦略・計画の浸透とコミットメント 競合との差別化・独自化がされ、売上拡大 コーポレートや商品・サービスのブランド構築ができ、認知拡大 採用力強化・離職率低下 営業部、総務部、人事部、マーケティング部、経理部、研究開発部と同じく広報(PR)活動を行う事業部は、今の時代必ず必要になるため、TAKKは広報事業部の組成から自走まで伴走いたします。※チームや委員会からスタートでも可能
2023.7.28
コラム
今このリスキリングが大きな話題を呼んでいます。そもそものリスキリングの言葉の意味や注目される理由、そしてTAKKでリスキリングをどのように導入しているか、導入事例をご紹介します。 リスキリングとは? リスキリングとは英語で表すと『Reskilling』となります。その文字の通りRe:再び、skilling:技術、の言葉の組み合わせでスキルの再習得を意味します。リスキリングとは働き方の変化や世の中の変化によって今後新たに発生すると思われる業務で役立つスキルや知識の習得を目的に勉強してもらう取り組みのことです。 ※現在担っている仕事を果たすために必要なスキルを高めることではありません。『upskilling』と呼ばれます。※大学に再入学して学び直すことと混同されがちですが、こちらはリカレント『recurrent』と呼ばれます。 またリスキリングは企業主導で取り組む戦略です。環境変化に合わせて企業が変革を進めるために従業員に新たなスキルを獲得してもらう取り組みです。従業員の自主性に任せているだけでは変革もなかなか進みません。企業が実施責任を持ち推進していく必要があります。 リスキリングが注目される理由 リスキリングが注目される大きなキッカケが2018年の世界経済フォーラム、通称ダボス会議です。その年のダボス会議では「リスキル革命」に関するセッションが開かれ、第4次産業革命によって数年で8,000万件の仕事が消滅する一方で9,700万件の新たな仕事が生まれる、との予測が報告されました。さらに2020年に開催されたダボス会議では「2030年までに地球人口のうち10億人をリスキリングする」と発表され、経団連でも2020年11月に発表された「新成長戦略」の中でリスキリングの必要性について触れられています。日本では2022年10月、岸田首相が今後5年間で1兆円をリスキリングに投じると発表して一気に注目を集め国内でのリスキリングの認知が一気に広まりました。 また実態としてもリスキリングを必要するビジネスシーンが見られるようになりました。例えば、社内のDX化に伴うITスキルの習得やコンピュータ・AIなどのデジタルを活用し生産性を向上するノウハウ。ChatGPTに代表されるAIの驚異的なアウトプット能力を持ったジェネレーティブAIの出現により脅威を回避する為。新型コロナウイルス流行による働き方の変化で既存の働き方を上回るオンライン活動方法など。色々な実態があらゆるシーンで見られるようになり、それに伴い新たなスキルを身につけなければならない状況になっていることもリスキリングが注目されている理由です。 戦略広報はリスキリングの一環でもある TAKKの戦略広報サービスもクライアントにとっては1種のリスキリングと捉えることもできます。私たちのサービスは広報部署はないが法人の将来の為に広報チームを作り広報活動を行っていくところから始まります。戦略広報チームは弊社とクライアントで組成しますがそのメンバーは広報専任ではなく、製造現場の主任や、人事、営業、など様々な職種から集い作り上げます。その職種がバラバラなメンバーが我々とともにPRを学びながら今まで持ちあわせていなかった視点や考え方を共有し、学び、自分のスキルとしていきます。この活動はまさにリスキリングの概念に一致すると考えています。 リスキリングの効果 社内に新しいアイデアが生まれる 新しいスキルを習得できるため視野や考え方が広がり、社内に新しいアイデアが生まれやすくなります。リスキリングを上手く活用できれば、社内に新しい風を吹き込み事業の陳腐化や時代の移り変わりによる経営悪化を防ぐことができます。 業務の効率化が期待できる リスキリングでITやデジタルスキルを習得した場合には業務の効率化が期待できます。新しい業務や事業への時間の投資、残業代の削減、良質なワークライフバランスの取得など、会社と従業員の双方の満足度を高める為に有効です。 TAKKでのリスキリング導入事例 自分自身、PRの手法の1つであるメディアPRを学ぶためオンラインスクールに通っています。PR支援を行う上で今後必要になってくるスキルだと判断し会社に投資してもらっています。学んだことをアウトプットする場もビジネスシーンで多く、学んだことを積極的に活用し自分のモノにできるスピードも速いと感じています。1年間の限定スクールに入学。予め定められたカリキュラムに沿って受講していきます。数百ページにわたるパンフレット教材とオンライン授業で学んでいきます。仕事のスケジュールを調整して日中のオンライン授業にも積極的に参加しています。こうして身につけたスキルはPR支援の中で必ず役に立つと考えていますし、私自身の視野や考え方の幅も広がっています。 まとめ これから人的投資、特にリスキリングは多くの人が経験していくことになるでしょう。そして、経営者の方はリスキリングを取り入れていくことになるでしょう。PRはこれから法人経営の必要不可欠要素となります。リスキリングの一環として戦略広報を取り入れてみませんか。
2023.7.28
コラム
広報(PR)の重要性と、広報組織の内製化の方法 売上げや顧客を増やし、企業価値を高める取り組みにはさまざまなものがありますが、その中の一つに「広報(PR)」があります。 「広報(PR)は直接売上の向上に結びつくわけではない」という認識が広まっており、広報(PR)に予算を割く企業は多くはありません。しかし、本当にそうなのでしょうか? 私たちは、広報活動は営業の土台であり、あらゆる方向から企業価値を高められる「最強の武器」であると考えています。 広報(PR)とは「イメージ作り」である そもそも、「広報」とは何を指すのでしょうか? 広報を定義するならば、「日頃から社会との良好な関係を構築し、企業・商品・サービスに対する信頼度を高めるための活動」といえます。 私たちが商品やサービスを購入するとき、単に機能面だけで選ぶことはほとんどありません。品質以外にも、「この会社の理念が好き」とか、「センスがいい」など、企業そのものに何らかのイメージを抱いていて、それが購買につながっていることはとても多いものです。 このイメージを意図的に操作するものが「広報」です。 広告で網を張り、販促で囲い込む 広報と混同されやすいものに「販促(販売促進)」や「広告」などがあります。広報と販促の違いを聞かれたときに、明確に答えられる人は少ないのではないでしょうか。 スポーツシューズのメーカーを例に挙げ、これらの違いについて見てみます。 新商品を発売するとき、アプローチとして必要なことは、認知を広めて購買意向を高めることですね。そのために、メーカーはSNS上で広告を打ったり、テレビでCMを流したりします。これが広告です。 広告の効果で認知が広まれば、商品を実際に手に取ってみたい、購入したいというニーズが生まれます。試着をしてもらったり、商品に詳しい人に相談してもらったりできる場所を整えておけば、商品が売れるチャンスを増やすことができます。その際には、実店舗を持つ、スポーツ用品店に働きかけて商品を置いてもらうなど、いろいろ方法があるでしょう。 このように、販売のチャンスを増やすための環境を整える作業が「販売促進」です。 つまり、広告によって間口を広げて多くの人に知ってもらい、販売促進によって確度の高い顧客に向けて深くアプローチすることができるようになるのです。 土台がなければ、広告も販促も効果が半減する とはいえ、そもそも「その会社が作るシューズは良い製品である」という前提が消費者になければ、広告や販売促をしたとしても十分な効果は期待できません。 「この会社が作ったシューズなら機能面は問題ないはずだ」「商品に外れがない」「アスリートがよく使っている」など、メーカーに対する好意的なイメージが、新商品に対する関心や購買の土台にあるのです。 もうお分かりですよね。この土台を作るものが「広報(PR)」なのです。広報は、企業と社会との良好な関係を日頃から構築し、企業・商品・サービスに対する信頼度を高めます。 広告と広報の違いを表にまとめると、このようになります。 広告広報概念マーケティングPR対象ターゲットステークホルダ(対象)意図された消費者・顧客市民・公衆・社会意図宣伝情報発信立ち位置広告主法人情報形式有料広告媒体記事・番組・SNS等 広告と広報では、対象や情報形式などが全く異なっていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。 SNSの普及によって、多くの企業がTwitterやインスタグラムなどのSNSを広告媒体として活用していますが、SNSは、「情報を発信することで企業やサービスをPRする」ことに適しているため、SNS上で常に自社の宣伝をアピールしても、ユーザーにはあまり受け入れてもらえません。 また、広報には即効性はなく、とにかく露出機会を増やして1人でも多くの人の目に触れ、商品やサービスを記憶してもらうことが目的ですから、有料の広告媒体を使うとコストがかかって仕方ありません。 このように、広報と広告の区別が曖昧になってしまうと、狙った効果と逆の効果が出てしまうおそれがあるのです。 広報(PR)の効果 広告や販売促進では、ターゲットは顧客に限定されます。一方、広報のターゲットは「ステークホルダー」です。ステークホルダーには、顧客や取引先、投資家、就職活動中の人など、企業に関わるさまざまな立場の人を含みます。 このように、広報はあらゆる方面に向けて良好な関係を構築し、企業・商品・サービスに対する信頼度を高めるものなので、得られる効果も非常に多岐にわたります。 例えば消費者に対する広報では、売上増加やブランディング、新規顧客の開拓などが期待できますし、株主・投資家に対する広報なら資金調達が期待できます。 また、従業員に対しても広報を行う(インナー・ブランディング)ことができます。インナー・ブランディングには、従業員に企業理念が浸透する、モチベーションが向上するなどの効果が期待できます。 このほか、実はリスク管理も広報によって得られる効果の一つです。 同じ言動でも、その言動をした人に対して好意を持っているかどうかで、こちらが抱く感情は大きく変わります。 例えば、相手が待ち合わせの時間に30分遅刻してきたとしましょう。その相手が今日初めて会う人だったとしたら、あなたはどう感じるでしょうか? 相手が何年も一緒に働いてきた同僚だったとしたら、どうでしょうか。 おそらく、抱く感情には大きな差があるのではないでしょうか? 広報によって消費者や見込み客と日頃から良好な関係を構築することができていれば、仮に企業に不手際があったときでも、企業イメージの悪化を最小限にとどめることができるのです。 中小企業こそ、広報活動を始めよう 広報活動は非常に多様な効果が期待できることがお分かりいただけたと思います。そのため、リソースが確保できる大企業では、独立した広報部署を置いて力を入れているのです。 中小企業が専門の広報部署を作ることは難しいかもしれませんが、できることから広報活動を始めてみてはいかがでしょうか。広報チームを組成するときに重要なポイントが、次の3つです。 1 広報チームの構成メンバーには多様性を持たせる 広報活動において重要となるのが、「構成メンバーの多様性」です。 広報チームを構成するメンバーは、できるだけ多くの部署、立場、年代が分散するようにしましょう。ありがちなのが、総務課や企画課などの社員だけで広報チームを組成するケースです。 しかしこれでは、知見やアイデアが偏ってしまいます。できるだけ、総務や人事、営業、企画など、多くの部署からメンバーを集めましょう。さらには、年齢層やポジション、性別などもできるだけ多様にします。 イメージとしては、縦割りではなく「横串」のチームを作るイメージです。トップダウンで広報物を作るのではなく、チームメンバーが対等に発言することができ、わいわいガヤガヤ言いたいことを言いながら、楽しく面白く広報に関われる。そのようなイメージでチームを組成していきましょう。 このように多様なメンバーでチームを構成することにより、多部署からさまざまな「生の声」が広報チームに集まり、情報を的確に把握することができるようになります。部署を横断して企業理念が浸透したり、集合知で経営戦略を精査できたりと、さまざまな副次的効果も期待できます。 多様な方がいいとはいえ、営業と人事はチームに絶対に入れる必要があります。なぜなら、営業も人事も広く人と人をつなぐ「窓口」であり、広報物を利用する頻度が高い部署だからです。この点は意識してください。 2 風通しがよく、否定されない環境が大切 横串のチーム編成ができたとしても、それだけでは広報チームはうまく機能しません。重要なことは、チームの風通しが良いことです。 若手が意見を出しにくい風潮があったり、社長がワンマンだったりする会社では、広報チームはうまく機能しません。 どのような立場のメンバーであっても、自分の意見が通りやすい環境を整えましょう。このような環境では、たとえ意見が採用されなかったとしても「受け入れてもらえている」という安心感を持つことができます。 安心して発言できる場があれば、積極的に発言できるようになります。そうすると、メンバーがより自分事として会社のことを考えてくれるようになるのです。 経営者やチームリーダーの多くが、「社員のモチベーションが上がれば、会社にコミットしてくれるはずだ」と考えているのではないでしょうか。しかし、実は社員一人一人のモチベーションが上がるからこそ、社員が会社にコミットしてくれます。 モチベーションが高いからこそ、会社の改善点が思いついたり、もっと事業を拡大する方法を思いついたりするのです。 これは広報活動も同様で、メンバー一人ひとりが楽しみながら仕事に関われる環境を用意することによって、広報の生産性が非常に上がります。 広報の仕事を引き受けることによって負担が増えたとしても、やりがいや充実感を得ることができる。そのような環境を整えることが、広報チームを活性化させるためにはとても大切です。 3 成果を可視化する 営業やマーケティングは、成果が販売数や問い合わせ件数などに直接現れやすいものです。しかし、広報は対象者が広い分、成果が可視化しにくい特徴があります。これが、企業が広報活動に積極的に乗り出せない要因の一つです。 対策として、定期的に可視化できるようにサーベイ(実地調査)をとるといいでしょう。従業員にアンケートをとって満足度を調査する、商品やサービスを利用している顧客に対して商品の使用感などを調査するなど、サーベイによってさまざまなことを可視化することができます。 企業にとってさまざまな恩恵をもたらす「広報活動」。重要性を理解した企業は、専門部署を作って広報に注力しています。 広報活動や広報組織の組成などに課題を持っている企業様がいらしゃいましたら、ぜひお問い合わせください。https://takk.tech/contact/ 戦略広報の事業案内はこちらhttps://takk.tech/service/
2023.7.11
TAKK CULTURE
コロナ禍によって定着した「ニューノーマル」という言葉。 特定の場所に出勤し、特定の時間に働くことが求められていた従来の働き方から大きく変化し、多様的な働き方が定着したことで、多くのビジネスパーソンの生活の質が向上したのではないでしょうか。 今回はそんな「ニューノーマルな働き方」をテーマにしたコラム3弾目。TAKK女性メンバーの八並が担当します。 ワークライフバランスを追求したTAKKでの多様な働き方に関しては、高鶴・草苅のコラム「ニューノーマルな働き方」をぜひご覧ください。 https://takk.tech/news/newnormal_01 https://takk.tech/news/newnormal2 働き方の変化 独身・女性・ひとり暮らしの私にとって、TAKKでの働き方の変化は大きなものでした。 毎日の出社を義務付けられない柔軟性、仕事と生活のバランス調整を自ら決められる、といった特徴を最大限活かせるTAKKでの働き方は、私にとってメリットしかありません。 私自身、TAKKの他メンバーのように個人事業主はしていませんが、一般社団法人の会員としてボランティア活動を行っています。 ボランティア活動で拘束される時間自体は多くはありませんが、一般的な企業で会社員をしながらこの活動と仕事を両立することは難しかった、と痛感しています。 仕事に集中する時間、ボランティア活動に取り組む時間、心身を休める時間をうまく使い分け、無理なく毎日を過ごせています。 以前の私であれば、寝食の時間を削ってでもやるべきことはやらねば・・・と無茶をしていましたが、そういった無意味で自己犠牲的な生き方から卒業することができました。 柔軟な働き方だからこそ求められるスキル TAKKでの働き方は「通勤時間や労働時間が短縮できる」という単純な話ではなく、多くの選択肢の中から自己責任のもと判断・行動していかなければならない環境です。 働き方に柔軟性をもたせることができるからこそ、自らが高い目標を設定し自己管理を行う必要があります。毎日出社しない私を暖かく見守ってくれている会社のメンバーに感謝しつつ、それに甘えることなく、私自身、今以上に時間管理スキルや問題解決能力を身につける必要があると感じています。 またそういった環境だからこそ、仕事・ボランティア・健康的な生活を両立しながら、以前よりもさらに生産性やモチベーションが向上しています。 「生理」とうまく付き合い健康的に働く TAKKでの働き方で大きく変化を実感している部分に、心身ともに健やかに働けるようになったという点があります。 特に、多くの女性が抱える生理の悩みに関しても、上手に付き合いながら働けるようになりました。 ご存知ない方も多くいらっしゃるかと思いますが、生理で仕事を休む「生理休暇」は法律で認められています。企業規模によっては生理休暇制度の導入に格差があるようですし、生理休暇制度のある会社でも実際に制度を利用されている女性は数少ないと聞きます。 また生理休暇をなかなか利用できない・しない方の理由として「男性上司に申請しにくい」といった理由が一番多いそうです。 サイバーエージェントさんでは生理休暇の名称を変え「エフ休」という制度を導入されているそうです。周囲に休暇の用途がわからないよう配慮し、女性が休みやすい環境を整えている取り組みとして、素晴らしい制度だなと感じました。また、福利厚生として婦人科受診や低用量ピルを提供している企業もあるようです。 こういった女性社員の生理や健康に対する配慮や制度を取り入れ、実施されている企業も多くある中、まだまだ働く女性にとって生きにくい世の中であるのは間違いないと感じています。 TAKKではわざわざ「今日は生理休暇にします」「今日は生理なので早退します」といった申告や相談をせずとも、自分のペースで生理と向き合い、うまく時間配分・調整しながら働くことができます。 生理を例にあげましたが、妊娠・出産などの、女性が直面する体調と仕事を両立させるための様々な問題もあるかと思います。また、女性に関わらず男女ともに、子育て・介護などの家族に関わる変化に合わせて働き方を変えていく必要もあります。 ライフステージの変化に応じて、心身ともに健康的に働くための選択肢があるのが、TAKKならではの「ニューノーマル」な働き方かと思います。 最後に 働く女性として、心身ともに健やかに働くことを実現できる環境に身を置けていることはとても幸せだと感じています。 決して甘い環境でもありませんし、TAKKの経営理念であるセルフ・マネジメント組織にあるように、高い自己管理能力が求められます。とはいえ、大きく成長できる環境であることは間違いありません。 今回のコラムを読んで弊社に興味を持った方、自身を大きく成長させたい方、様々な企業様の成長を支援したい方は下記、採用情報をご覧ください。 https://takk.tech/recruit/
2023.7.03