TAKK CULTURE
TAKK Cultureの今回のテーマ「個人事業との両立」について、八並の考え方等をお伝えします。 代表・高鶴・草苅の過去の記事もご紹介いたしますので、ぜひ読んでみてくださいね。 https://takk.tech/news/culture6 https://takk.tech/news/culture7 個人事業との両立 TAKKに入社する前は、会社員と個人事業主の両立なんてハードルが高く、難しいことだと思っていました。 税金関連や諸々の手続きが自分にとっては難しいのではと考えたのはもちろん、「会社から認められないのでは」「許可してもらったとしても同僚や上司からネガティブに反応されるのでは」など、前職時代は兼業に対して後ろ向きなイメージしかありませんでした。 昨年の9月にTAKKへ入社し、高鶴・草苅が個人事業とTAKKの仕事を両立させている姿を見て、正直驚きました。しっかりと両立させている二人の姿と、兼業を認めている社内の雰囲気に、良い刺激をもらいました。 二人が個人事業によって得た知識や経験を、TAKKという組織に還元してくれているからこそ、自己の成長はもちろん、組織の成長にも繋がっていると感じます。 また、もし仮に私が個人事業主にチャレンジしたいと思った時には、彼らの存在が頼りになるとも感じています。 多様な働き方の実現 世の中的にも多様な働き方が認められつつありますが、本当の意味での「多様な働き方」を認め、推奨している前向きな組織に身を置けていると感じています。(他社のことを多く知っているわけではありませんが・・・) 以前と大きく異ることは、個人事業主ができない、挑戦することに対して気が進まない、のではなく、 「チャレンジできる環境だけど、しない」と考えはじめた、自分自身の心境の変化です。 働き方に対する選択肢が増え、視野が大きく広がったような感覚を得ています。 個人事業主になり兼業・両立にチャレンジするも良し、TAKKという組織の中で自己の成長をとことんまで極めても良し、はたまた、新たな選択肢が出てくるかもしれません。 個人や組織を強くするための選択肢であれば、前向きに柔軟に変化し、進化できるチームなのだと、 「個人事業との両立」という企業文化を通して感じています。 自己と組織と、深く向き合える 現状言えることは、個人事業主としてチャレンジせず、TAKKという組織の一員として、もっと自分自身や組織を強くしていきたいと思っています。 個人事業主がもうひとり増えることで組織が弱くなると考えているのではなく、自分自身の力量や器の大きさを考えた時に、今ではないと考えているからです。 TAKKという組織にいることで、自分は何者でどうなりたいのか、自分らしく働くには、といったことに向き合えるようになりました。また、どんな組織に醸成させていきたいのか、そして自分が担える役割は何なのか、と考えています。(なかなか答えが出るものでもありませんが・・・) 知人の経営者から「御社では何故、理念が浸透しているの?」「どうしてそんなに組織を愛せるの?」と質問をいただくことがあります。 おそらく、働いている全員が自分らしさを理解し、それを日々体現し、他者を理解し認め、強いチームになるための努力を惜しまないからだと思います。 そのたゆまぬ努力が生み出した企業文化の一つが「個人事業との両立」なのだと感じています。
2022.8.22
TAKK CULTURE
TAKKカルチャーVol,7ということで早くも2度目の登場となりました。草苅です。今回は「個人事業との両立」というテーマで書いていきます。 湯浅や高鶴も同じテーマでそれぞれの考えを書いていますので、ぜひ、ご一読いただけましたら幸いです。 https://takk.tech/news/culture6 https://takk.tech/news/culuture5 個人事業主のメリット 私も高鶴と同じくTAKKと並行して個人事業主として活動を行なっています。個人事業主との両立を語る上で、まず私が思う個人事業主のメリットを挙げます。(何をメリットと捉えるかは個人差ですが・・・) 自分の市場価値がダイレクトに分かる 全て自分の裁量で動くことができる 私が感じるのは上記の2点です。1は"市場価値"を"自身のレベル"と置き換えても成立します。例えばコンペ案件で受注することができず、他社に発注が決まった時に個人事業者は他人のせいにはできません。提示した金額が高いと判断されたり、提供したサービス内容で満足いただけなかったりする時もあります。もちろん外的要因もあるでしょうが、大抵は自身に理由があると私は思っています。 ネガティブなことだけではありません。逆に、お客様から大きく信頼していただき予算からプロジェクト進行、アサインなど全て任せていただくことや、やっと依頼できる仕事ができた!と笑顔で連絡をしてくれる方もいらっしゃいます。そんな時、お客様の反応そのものが自分は今、世の中から見てどのくらいの価値があるかを測る一つの指標になります。組織に属していると何らかの評価を受けることはあっても、会社の看板や評判などフィルターがかかり世間の本音を知ることが難しいので「自分を知る」という点ではメリットと捉えています。 2は想像に容易いですが、どんな事業をするか、どれくらい稼ぎたいか、どれくらい働きたいか、誰と仕事をしたいか、どんな仕事をしたいかなど全て自身に裁量があることが私にとってメリットです。とは言っても楽ができるとは思っていません。正直、嫌だな。しんどいな。と感じる時はあります(笑)でも、嫌なことに直面した時に自分が決めたことだから何としても、やり通す!という意志が自分の更なるスキルアップに繋がっています。自分のやりたいように事が進んでいれば、それは自分の価値が世の中に認められている証拠なのかも知れません。1と2はリンクしますね。 個人事業主との両立 個人で行っている事業をTAKKの売上にすればTAKKの利益向上に繋がるのに、どうして分けるのかとアドバイスをいただく事があります。私が個人事業で行っていることは主にデザイン制作のディレクターです(宣伝ではないです)。TAKKの事業領域は戦略広報ですので根本的に異なりますが不可能ではないですよね。しかし、TAKKではこれについて下記の通り明確な違いを示しています。 TAKK株式会社はみんなで作る組織や事業。個人事業は自身だけで作る事業。 Spirits of TAKK Corp. より 自分で決めた事業を遂行する楽しさ難しさと、みんなで作る組織の楽しさ難しさは全く違います。異なる働き方、異なる事業内容を同じタイムラインで進める事がシナジーとなり、仕事に置いてもプライベートにおいても良い循環を作る事ができます。まさに進研ゼミの案内付録マンガのような展開と言っても過言ではありません。上記で頂くようなアドバイス通りにしてしまうと恐らく、シナジーが失われて私から見たTAKKはもちろん、外部から見たTAKKも面白くない組織になるでしょう。 それぞれのワークバランス いろんな働き方があって当然なので、TAKKの従業員全員が個人事業主でなければいけないという決まりはありません。 個人事業主との両立は、個人事業主という1人の経営者としてTAKKの1人として、そして1人のビジネスパーソンとして色々な経験や知識を得る事ができていると思っています。私としてはこれからも、もっともっと高次の世界を見ていくために今のワークバランスを大切にしていきたいです。 最後までお読みいただきありがとうございました。
2022.8.01