2026.6.15
戦略広報実績
ポーションタイプのマウスウォッシュのパイオニアである株式会社オキナ様。
10年にわたる改革と設備投資により、工場は最新の設備へと進化を遂げ、「営業資産」が整っていました。
しかし、社長の掲げる「下請けから、選ばれる製造メーカーへ」というビジョンを、いかにして現場の末端まで浸透させ、社員自らが「職人」としての誇りを持って動く組織文化へと昇華させるかが、次なる大きな課題でした。
TAKKは、この経営戦略を組織の隅々まで届ける「戦略広報」のパートナーとして参画。社内広報チーム「Faun(ファン)」の立ち上げから運用までを全面的に支援しています。

株式会社オキナ
オーラルケア・パーソナルケア製品の製造、OEM受託製造メーカーです。ホテルやエアライン、飲食店、歯科医院等でご利用いただいているおもてなしアメニティー、トラベル用などの使い切りタイプから、ドラッグストアやスーパー、通販などで販売されている一般小売サイズまで、多様な製品サイズの製造を得意としています。
TAKKの支援は、まずオキナ様のほぼ全ての従業員の方々と向き合う「個人面談」から始まりました。
単に広報スキルを持つ人を探すのではなく、一人ひとりが抱く「会社への想い」や、経営陣のビジョンへの共感度、現場での影響力を丁寧に紐解きました。
この「個への深い理解」に基づき、事務・製造・営業といった異なる職種から、組織変革のキーマンとなるメンバーをTAKKが選定。この「本質的な人選」こそが、業務の合間を縫って活動するFaunの高い熱量と、全社を巻き込む発信力を支えています。
選定されたメンバーと共に、チームの存在意義(パーパス)を定義しました。 「Fun(仕事を楽しむ)」と「Fan(オキナのファンになる)」を掛け合わせた「Faun(ファン)」という名称、およびロゴを策定。 「楽しければ、好きになれるし、夢中になれる!」というコンセプトを掲げ、現場の視点から「選ばれる理由」を再定義する活動を開始しました。

Faunチームは月に数回、本社(寺田町)と奈良オフィスをオンラインで繋ぎ、熱気あふれる定例会を行っています。この定例会の大きな特徴は、社長や経営陣をゲストに招き、会社の根幹に関わる深いテーマについてメンバーが直接ヒアリングを行っている点です。
社長に対し「今後のオキナのビジョンは?」「社外からどう見られたいか?」と問いかけ、「技術や品質の本質を磨き、最終的な選考に必ず残る信頼されるブランドへ」という熱い想いを引き出し、発信の軸に据えています。
経営陣から「困難な壁を乗り越え、できなかったことができるようになるからこそ夢中に(楽しく)なれる」という本質的な言葉を引き出しました。どうすればその想いを社内に浸透させられるか、TAKKも交えて白熱した議論を繰り返しています。

TAKKは企画のディレクションから実務の伴走、データ分析までを網羅的に支援しています。
経営層の想いを現場の言葉に翻訳し継続的に発信。平均閲覧時間8分31秒という、社内報としては異例の高いエンゲージメントを記録しています。
従業員同士の感謝を可視化する仕組みを構築。日常の小さな「ありがとう」を収集・発表することで、組織の温度感を高めるサイクルを作りました。
「部署別フォトコンテスト」や社内行事をリアルタイムで記事化。さらに「自己紹介カード」などのツールを導入し、部署を越えた相互理解を育む仕掛けを次々と実行しています。

現場の活動を通じて得られた「社員のリアルな反応」を数値と定性情報の両面で分析し、定期的に経営陣へフィードバックしています。広報を単なる「お知らせ」に留めず、組織の現状を把握し、次なる一手へと繋げる経営判断の材料として機能させています。
私たちの支援は、外側からのアドバイスではありません。全従業員面談という「個への深い理解」から始まり、経営陣の想いを引き出す「核心的ヒアリング」、そして現場を動かす「泥臭い実行」までをワンストップで伴走する。
「経営者の軍師」として戦略を立て、「現場のチームメイト」として共に汗をかく。この両輪の支援こそが、オキナ様の「選ばれる製造メーカー」への変革を加速させています。
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