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中途採用募集中 エン転職にて中途採用募集中です。詳しくはこちらをご覧ください。https://employment.en-japan.com/desc_1243092/
2023.8.29
TAKK CULTURE
現代の転職市場において、求職者が勤務先を決定する際に重要視するポイントは多様化しています。 給与や職務内容はもちろんですが、企業の教育・研修制度やリスキリングの取り組みの有無も重要視されています。 長期的なキャリアパスを考えて、自身のスキル向上や新たな価値観を得るためのサポート環境「リスキリングの取り組み」が求職者から注目されています。 今回のコラムではTAKKがどのようにリスクリングを導入し、どんな価値を得られているかご紹介します。 弊社のリスキリング事例は下記でもご紹介しているので、是非ご一読ください。 https://takk.tech/news/reskilling リスキリングの導入 弊社では「セルフ・マネジメント組織(自主経営)」を経営理念にしており、メンバー全員が「自身にとって、TAKKにとって良い影響を与えられるかどうか」を軸に自ら考え、意思決定をしていく風土があります。 また、メンバーの成長と発展を積極的にサポートできる組織であるため、リスキリングの導入が自然と行われています。「自身と組織にとってベストかどうか」の判断をメンバーに委ねており、わざわざ制度やルールとして細かく規定しているわけではありません。 自律性が求められるからこそ、それぞれのメンバーの成長を促進し、同時に組織としても大きく成長していけると考えています。 人脈の広がりと新たな価値観の獲得 私自身、大阪にある一般社団法人に所属し、ボランティア活動を行っています。この活動にかかる時間と資金の捻出が可能になっているのは、TAKKという組織のメンバーだからこそです。 ボランティア活動では、自らのスキルや専門知識を活かし、地域社会に貢献する機会を持つことができています。昨年度は大阪市内6箇所で献血運動に参加し、今年度は親子向けのeスポーツ大会の運営に参加しています。これらの活動を通して地域とのつながりを強化し、単に社会貢献だけでなく私自身の新たな強みを発掘し、リーダーシップの向上にも繋がっていると感じています。 また、この2年間の中で、共にボランティア活動を行う企業の経営者や様々な人たちとの出会いがあり、TAKKでの仕事だけでは出会えないような新たな人脈を築くこともできました。 新たな人たちと出会い、共に活動することで、異なる業界や専門分野の情報や、新たな価値観や考え方を知ることができ、ビジネス上のアイデアや提案にも新たな視点を取り入れることもできるようになったと感じています。 また、多様性の尊重や共同作業の難しさと大切さ、日本における組織の在り方など、深く考える機会を得られたことで、自社に還元したいという気持ちも一層強まりました。 まとめ ボランティア活動を通じたリスキリング以外にも、様々な選択肢があるのがTAKKの特徴です。私たちは個々の成長を支援するために、積極的にリスキリングの機会を提供しています。 スキルアップ・キャリアアップしたい方、今よりももっとチャレンジしたいことがある方、一緒に会社と自身を成長させませんか? 弊社の中途採用情報は下記からご確認ください。 https://takk.tech/recruit/
2023.8.17
コラム
非財務の企業価値とは、財務諸表には出てこない企業の価値のことを指しています。例えば、財務諸表上では人材に関する項目は人件費などの損益としてしか記載されていません。しかし、実際のところ企業が事業活動を行い利益が出せるのは人材の能力などによる目に見えない、これまで数値化することが難しかった部分が大きく影響しています。非財務の企業価値をしっかりと数字で表現して反映することが求められる時代に突入しています。 2022年5月23日の金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」報告の中で、有価証券報告書にサステナビリティ情報記載欄が新設され、人的資本や多様性といった非財務情報の開示の充実を求めることが確認されました。このように今後の企業経営においては、財務情報以外の非財務情報、換言すれば非財務資本(見えない資本:インビジブル・キャピタル)の重要性が非常に高まっていると言えます。 非財務資本の種類 非財務資本には、自然資本、社会・関係資本、人的資本、知的資本、製造資本の5種類があります。その中でも日本では人的資本経営が重要視され、リスキリングが注目を集めています。しかしビジネスパーソンはこれまでも学ぶことが求め続けられおり、一体今までと何がどう違うのかと混乱している方もいるのではないでしょうか。リスキリングについては詳しくこちらでご紹介していますので併せてお読みください。 リスキリングとは? PBRで日本企業が海外企業に及ばない理由 引用:フィデリティ投信 PBRとは、時価総額が会計上の純資産(株主資本)の何倍であるかを表す指標です。最近日本でもこのPBRがよく使われ「日本企業のPBR1倍割れ」の文字をメディアでもよく目にします。PBRは倍率が高いほど「非財務資本」が大きいことを表すが、日本企業のPBRは1倍付近でここ20年以上停滞しています。これは日本が財務資本主義で非財務資本への投資や対応を疎かにし続けている結果だと捉えられます。アメリカの上場企業平均が約3倍なのに対し、明確に低い水準です。東証1部でも1000社以上がPBR1倍を下回る、すなわち時価総額が純資産より少ない状態にあります。これは簡単にいうと、”稼いでいる金額以上の価値はない”とみることもでき、社内の人材資本やSDGs貢献は評価されていないことになります。 財務資本+非財務資本=企業価値 今までの稼ぎ至上主義の時代は終焉を迎えようとしています。企業価値を計るモノサシの種類が変わっていることに気付きましょう。儲けと直接的にイコールで結ばれない非財務資本ではありますが、企業価値に必ず結びつきます。そして、新しいモノサシで計測されても価値が出るような経営をしていきましょう。
2023.8.04