TAKKの戦略広報コラム-周年事業と広報について-

周年事業の意義

周年事業の意義は、企業にとっての“節目”となる年に、普段何気なく関わっているステークホルダにこれまで事業を継続してこられたことに感謝し、社員や関係者と共に祝い記念として形に残すことにあると考えます。
同時に企業や事業の創業・設立からの“節目”を祝い、今後の発展を願って周年を記念した行事や事業が行われることもあります。
最近では周年事業のタイミングで、新商品のお披露目や自社のCI(コーポレートアイデンティティ)リニューアルを行ったり、社内外に対してのコミュニケーション活動を推進する企業も増えました。

周年事業はチャンス

自社の歴史を振って、これからどのような企業価値を生み出していくのか、企業の社会責任を果たしていくのかを社内共有するための行事として盛り上げることで、普段はなかなか意識することが少ない経営理念やビジョンなどといった目に見えにくいものをステークホルダへ改めて共有することができます。
すなわち、エンゲージメント(親密度や信頼関係など)を高める機会となるので、広報担当者にとって周年記念は社会と良好な関係を築くために活用できる大きなチャンスと言えます。

周年の広報はいつから着手する?

周年事業は、規模にもよりますが準備期間に莫大な時間と労力を要します。
イベントを催すのであれば開催日のトラブルを最小限に抑えるためや、周年記念を記憶に残るものにするためにも十分な事前準備が必要です。
具体的にいつから準備をスタートさせるのが好ましいのか、弊社の実績をもとにご紹介いたします。

最低でも10か月前からの準備を!

周年記念の準備は、1年以上前からスタートすることがほとんどです。
運営チームの組成や運営に必要な「決定しておくべき項目」なども多々、存在します。
周年の目的は何か、誰に、何を、どのように伝えて、何を持って成功とするのかなど指針を立ててゴールを目指すことが重要です。
これらが明確に定まらなければ、どのように準備を進めるのか、誰がどの作業を行うのか、予算はどのくらいなのか、など動きが鈍くなりスケジュールの遅延にも繋がります。

会場やレクリエーションの手配はもちろん、周年コンセプトの策定、コンセプトの浸透活動、浸透ツールの制作まで行うことを逆算して早め早めのスタートが肝心です。

広報のフェーズ

周年広報は充実したイベント・式典を実施するだけの活動ではありません。周年というお祝いの良きタイミングを利用して、前もって理念の浸透やコミュニケーションを活性化させ、
イベント・式典実施以降も継続して活動していくことで効果が最大化します。

目的1年前イベント・式典当日当日以降
フェーズ準備と浸透活動完成継続
活動周年企画の制作と拡散イベント・式典を実行浸透活動を継続
機能・狙い1年後に行われるイベント・式典に向けて、企業理念や経営計画を反映した周年コンセプト等を策定します。それらを浸透させる広報ツールを作成・共有し社内コミュニケーションを活性化します。その結果、企業価値の向上に繋げます。1年前からの活動内容を報告し、結果の共有を行う。そして、次なる自社の計画発表をして一致団結を狙う。一過性の盛り上がりだけに留めず、引き続き、広報チームにて経営理念や周年コンセプトを社内外に発信し続ける。

まとめ

こんなことでお悩みの企業担当者、経営者の皆さまは是非TAKKまでご相談ください。
経営状況を踏まえ特別な思いや、イメージが明確ではない施策は逆効果を招きます。
貴社らしい周年事業を実施するとともに一緒に広報していきましょう。

  • 周年事業をやりたいが何から始めていいか分からない
  • 何をコンセプトにしていいか分からない
  • 社内で協力者が集まらない
  • 一過性のもので終わらせたくない

公式サイトもご覧ください。
https://takk.tech/service/anniversary-pr.php

>Goal Driven, Future Focused.

Goal Driven, Future Focused.

未来を見据えてアクションを取り(Future Focused) そのアクション自体の原動力はゴール(Goal Driven)であるという理念のもとに事業を遂行する。

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