戦略広報実績周年広報実績
2024.9.07
80周年広報 みみはらグループ 社会医療法人 同仁会 同仁会は2030年に創立80周年を迎えます。これから10年~20年の地域社会の姿を見すえた事業の重点として“みみはら2030年の樹”と名付けた中期の事業構想にもとづき、戦略的広報活動の実施を弊社にて伴走しており、事例をご紹介します。 法人概要 https://www.mimihara.or.jp/dojinkai/ 広報チームの体制 広報事業部や広報チームは元々無かった為、今回目的別に3つの広報チームを作り、弊社がプロジェクトマネジメントをしています。 幹部チーム 経営戦略を把握している幹部層5名で集まり、経営戦略に基づいた広報戦略を立案しています。チームの目的は、“みみはら2030年の樹”と名付けた事業構想を、院外や院内へ分かりやすく伝えることや、協同基⾦を集め運営している「健康友の会みみはら」の若年層拡大を目指しています。 ■周年ロゴマーク幹部チームで約3ヶ月ほどかけ元々あった理念を再整理し、「自分らしく暮らせる社会へ」という80周年スローガンを策定し、コンセプトに沿った周年ロゴマーク(キービジュアル)を作成しました。 キービジュアルは院内にあるアートチームに協力してもらい、グラフィックではなく全て実物で作成しています。 作品のストーリー患者さんが持ってきてくれた紫陽花。こどもたちが毎年ひろってくれるどんぐり。みんなと一緒にお花見をした桜。そんな私たちの物語のかたわらにある多様ないのちと共に、あなたとわたしたちの未来のまちを描きました。素材には、社会医療法人 同仁会の病院や施設に、実際に咲いてる花々や木の実、木々を使用しています。 https://youtu.be/RmDs9TYiHlU?si=AO4rMg3VUvLuEJiW https://youtu.be/RmDs9TYiHlU?si=AO4rMg3VUvLuEJiW ■周年コンセプト動画“みみはら2030年の樹”と名付けた事業構想を説明する、周年コンセプト動画を公開しました。 https://youtu.be/ICjtnnWNZmo?si=HSU8GIbVHMfaf4nD https://youtu.be/ICjtnnWNZmo?si=HSU8GIbVHMfaf4nD ■周年特設Webサイト同じく事業構想を説明するWebサイトも公開しました。 https://www.mimihara.or.jp/2030/ ■インタビュー動画 2030年の樹という事業計画を院内の従業員や、院外の地域住民などステークホルダーへ伝える動画を作成 https://youtu.be/q9PqzI1xHq8 https://youtu.be/q9PqzI1xHq8 https://youtu.be/rbx9aMMiBTg https://youtu.be/rbx9aMMiBTg WEBチーム 同仁会には様々な施設があり、13個のWEBサイトをリニューアルし、ブランド統一・使い勝手のUI統一・更新フローや更新担当者の統一などを行いました。現在も定期的なMTGを実施し、更新漏れが無いかや、アクセス解析を行い日々ブラッシュしています。 同仁会事業所一覧 https://www.mimihara.or.jp/dojinkai/group/medical-facility/ 採用広報チーム 人材不足を解消するために、有料求人媒体や人材紹介以外に自社で採用エントリーを増加させる施策をチーム内で考え実施しています。ポイントは機密情報になるので記載できませんが、広報ツールとしてはこのようなものを公開して求職者へアピールし、エントリー数は順調に増加傾向にあります。 https://www.mimihara.or.jp/recruit/ 採用コンセプト動画も作成し、全13職種の連携や空気感が理解できるようなものにしています。 https://youtu.be/Pw5U-lERFPg?si=R4ZoOPZ0_zS8ZNAy https://youtu.be/Pw5U-lERFPg?si=R4ZoOPZ0_zS8ZNAy 広報ツール公開後 広報ツール公開後は、各ステークホルダーへ"2030年の樹"を説明する会の実施や、販促物の作成・配布、院内へポスターなどを掲示し浸透活動を継続的に実施しています。 幹部チーム、Webチーム、採用広報チームの定例会も毎月実施し、KGI・KPIの進捗度を確認・共有、ブラッシュアップを行っています。 2030年にみみはらが想う樹が生るよう、あと6年継続的に戦略的広報活動をお手伝いしていきます。
戦略広報実績周年広報実績
2023.7.28
80周年における周年広報 GMB株式会社 GMB株式会社は日本をはじめ、アメリカ、韓国、中国、タイに拠点をおき、高性能かつ高品質な自動車部品を生産・販売している上場企業です。 この度、80周年を迎えるにあたりTAKK株式会社と広報チームを組成し、社内・社外向けに周年広報プロジェクトをスタートしました。 広報チーム組成についてはこちらをご覧ください。 https://takk.tech/news/gmb コンセプト これは企業スローガンの"Your success is our Future"の"Your success"つまり、"あなたの成功"の"あなた"は「誰を指しているのか」、という疑問を、この80周年の機会に考え直し、あなたは地球にするという事としました。なぜかというと、大きな企業規模になり、関わるステークホルダーもグローバル含め相当数いることから、CSRやSDGsの考え方と同じく、地球環境と密接に関わる事業規模だからです。 メッセージ コンセプトに沿った、メッセージも策定しました。 地球の成功が、私たちの未来。GMBグループは、今年で80周年をむかえます。 この80年で世界は大きくかわりました。それにともない、自動車を取り巻く環境もまたいまだかつてないほど大きく変容しようとしています。 この変革期にわたしたちGMBグループに求められているのは時代の一歩先を見据え、成⻑し続けることです。 しかし、創業以来大切にしてきた“和”の思いは変わりません。 一人ひとりの社員が起点となり、社員の幸せは企業の幸せに企業の幸せはお客さまの幸せにつながっていきます。こうしてさらに大きな“和”が広がれば、やがては地球規模で豊かさを循環させることができるようになるはずです。 すべての先人たちの想いの結晶で作られてきた80年を100年、そして200年につなげたい。確かな価値を生み出し、愛され続ける企業であるために私たちはこれからも歩き続けます。 キービジュアル 地球の万物とGMB製品が共存する地球は、「企業は人なり」という原点に立ち、従業員の皆さまの手、製造ロボットの手で支えているイメージでデザインしています。策定したスローガンを達成するのは、GMBという企業であり、その企業を支えている皆さま。という思いが込められています。 80周年ロゴ 80周年ロゴマークには、創業以来大切にしてきた社訓"和"の思いを「GMBと地球との和」というコンセプトにし、地球の万物とGMB製品が共存し続けられ、地球規模で豊かさを循環させるGMBの使命を表現しました。 周年広報を広める広報ツール 周年広報を社内外に周知させる為、様々な広報ツールを制作しました。 周年特設Webサイト https://www.gmb.jp/anniversary/ 周年動画 https://youtu.be/EUpBrsK8htg https://youtu.be/EUpBrsK8htg デスクトップ背景 ポスター 社内に周年ポスターを貼り、その横には従業員向けに周年企画内容を説明する白いポスターを準備しました。 作っただけでは終わらず、浸透活動も需要 従業員向けに周年企画の説明会を、全4拠点 計6回に分け弊社が行いました。作っただけでは「会社が勝手にやっているだけ」になってしまいますので、しっかりと理解して頂き、行動に移せるよう浸透活動が重要になってきます。 今後、取引先向けや従業員向けに式典を予定しており、GMB株式会社の広報チームと一緒に企画を進行中です。 このような周年広報は、既にある経営戦略や企業カルチャーにフィットさせた広報(PR)活動やデザインからのアプローチで、顧客や従業員のエンゲージメントを高めます。広報(PR)活動の効果は漢方薬のように即効性はありませんが、効き出すとジワジワと長く効き、持続性があるのが特徴です。人の心を動かす本質的な戦略的広報(PR)メソッドを提供し、エンゲージメントが高まると、モチベーションが上がり様々な効果を発揮します。 〜 様々な効果 〜 企業理念や経営戦略・計画の浸透とコミットメント 競合との差別化・独自化がされ、売上拡大 コーポレートや商品・サービスのブランド構築ができ、認知拡大 採用力強化・離職率低下 営業部、総務部、人事部、マーケティング部、経理部、研究開発部と同じく広報(PR)活動を行う事業部は、今の時代必ず必要になるため、TAKKは広報事業部の組成から自走まで伴走いたします。※チームや委員会からスタートでも可能
戦略広報実績周年広報実績
2023.3.30
コーポレートPR(企業広報) 南海部品様は1951年に中嶋商店として創業、1953年(昭和28年)に南海部品株式会社として法人化。2023年で70周年を迎えました。この70周年をリブランディングの絶好のタイミングと捉え、コーポレートPRに当たるロゴマークやスローガンをブラッシュアップし、関連する広報ツールのリニューアルや、マーケティングPRに対しても新しいオリジナル商品「STARシリーズ」を開発いたしました。弊社はこれらのプロジェクトマネジメントを担当させて頂きました。 お客さまに向けたメッセージを制作 まずは、「これまで」と「これから」を整理しステークホルダーへ向けたメッセージを制作しました。 1951年(昭和26年)に中嶋商店として創業、1953年(昭和28年)に南海部品株式会社として法人化し、2023年で70周年を迎えました。 私たちは「オートバイ用品といえば南海部品」と言っていただける企業であり続けるために常にトップレベルを目指し、誇りを持って活動しています。 この70周年の節目は、皆様への感謝の心をもって、当社の役割を見直し実践していくための貴重な機会だと考えております。 私たちにとってのオートバイの存在意義。 それは、単なる移動手段ではなく、たくさんの出会いや感動を与えてくれるということ。 仲間や恋人、そしてさまざまな風景との接点であり、こだわりのカスタムや、ボディに刻まれた傷までもが思い出のアルバムとして残り続けるのです。 人は年齢を重ねていくうちに「若い頃はよかった」「歳をとった」と感じてしまうものです。 しかしオートバイに乗っていると、そんな気持ちも吹き飛んでしまうことでしょう。 オートバイはいつもあなたの相棒であり、刺激的で前向きな道を見せてくれるもの。 過去に後悔はありません。 オートバイのある人生。 それは丁寧にメンテナンスをしたり、情熱を込めてカスタマイズすることに向き合うことであり、その人自身が成⻑していくことに繋がっていると私たちは信じています。 あなたの人生が成功や失敗を繰り返して成⻑するように、オートバイにもさまざまな経験をさせ、成⻑させて欲しい。 南海部品はあなたのオートバイへの想いに応え、お役に立てる存在になることを願っています。 メッセージに合わせた企業スローガンを新たに策定 いつまでも、そして何があったとしても私たちのハートはライダーである。私たちのアイデンティティーは飽くまでもライダー。 ロゴマークをブラッシュアップ 長年親しまれてきた旧ロゴのイメージを踏襲しつつ、「これまで」のファンと「これから」のファンをさらに大切にしていきたいという想いから生まれたロゴマーク(ロゴデザイナー 株式会社スイッチ 楠 剛氏) CIコンセプト動画 メッセージを映像にて表現(撮影・動画制作 Live Film 代表 小谷 勝彦氏) https://youtu.be/nscqyDKoRtM https://youtu.be/nscqyDKoRtM 70th特設サイト 創業からの沿革や契約ライダーの歴史、代表からのメッセージなどを掲載 https://nankaibuhin.co.jp/70th-anniversary/ コーポレートサイトの全面リニューアル 導線を1から全て見直し、膨大にあるコンテンツへ効率良くアクセスできるようリニューアル https://nankaibuhin.co.jp/ 名刺や封筒、会社パンフレットをリニューアル 新VIに合わせ名刺や封筒、会社パンフレットをリニューアル(デザイナー 株式会社スイッチ 楠 剛氏) マーケティングPR STARシリーズのロゴは南海部品株式会社が展開する、オリジナル商品シリーズを象徴する図案として誕生しました。シリーズごとに、ニーズにあった機能・特徴をNANKAIが培った技術でフィードバック。共通する複数の分野をユーザーがより効率的に選択することが可能になります。また、シリーズごとの思いを重ね「 S 」「 T 」「 A 」「 R 」STAR(星)=バイク業界の一番星を目指すという思いを込め、新たにNANKAIがプロデュースいたします。 (デザイナー 株式会社スイッチ 楠 剛氏, カメラマン スタジオワーキン 和木 常行氏) スポーツシリーズ サーキット走行からストリートまで、ハイスペック化が進むマシンを操るための機能性・安全性を両立 ツーリングシリーズ さまざまなツーリングシーンでライダーと共に進化し続けるNANKAIのライディングギア様変わりする環境に対応できる品質・性能を自信をもって提供 オールラウンドシリーズ ジャンルを超え、あらゆるライディングシーンに馴染むスタンダードライン「誰にでも」安心して使用できる信頼と機能を提供 レーシングシリーズ 国内外問わず名だたるレーシングライダーをサポートしてきたNANKAIだからこそできる安心と信頼プロライダーからフィードバックされた技術をここに STARコンセプト動画 STARシリーズを映像にて表現(撮影・動画制作 Live Film 代表 小谷 勝彦氏) https://youtu.be/LYn5iF3G6-Q https://youtu.be/LYn5iF3G6-Q STARシリーズ専用サイトオープン https://nankaibuhin.co.jp/star-series/ 展示会にて初お披露目 2023/3/17〜19で行われたモーターサイクルショーにて初お披露目しました プロジェクト担当者コメント TAKK株式会社 代表取締役 湯浅卓 私自身、小学生の頃から南海部品を知っていました。高校生の頃に初めてバイクを所有した際も、南海部品にバイク用品を購入するため、頻繁に通っていました。それほど、自分自身にとって思い入れのある大きなプロジェクトでした。先輩バイカーやこれからバイカーになる皆様に、決して期待を裏切らない南海部品様を新たに知って頂く機会になれば幸いです。 広報戦略および広報コンセプト立案や集客戦略立案をし、当プロジェクトの企画・進行等のプロジェクトマネジメントを実施しました。
戦略広報実績事例インタビュー
2022.7.04
バンダイナムコインディア 取締役 兼 COO 八木健夫氏 バンダイナムコグループのインド現地法人Bandai Namco India Private Limitedは、2020年1月よりアミューズメント施設「NAMCO Seawoods Grand Central(ナムコ シーウッズ グランドセントラル店)」を、ナビ・ムンバイ地域にある商業施設「Seawoods Grand Central」内にオープンし、運営しています。http://www.bandainamcoindia.com/ 「戦略広報って何だろう?」新たな視点を持つことで顕在化した課題の本質 当社にとってインド国内唯一の施設でありながら、商業施設と同時にオープンしたということもあって、どのようにしてお客様に存在を認識してもらい、来店いただくかが最大の課題でした。 そこで、戦略広報プロジェクトマネジメントという視点からTAKK Corp.にご協力を依頼したことがきっかけです。そもそも戦略広報とは何か、を考えていくことから私たちの広報活動はスタートしました。 まずは現状の課題について、ご提案いただいたフレームワークを使って整理していきました。すると、施設がオープンしているにもかかわらずウェブサイトを開設していないことや、プロモーション計画ができていない、などの事実が浮き彫りになると同時に、施設・サービスへの理解が足りていないのではないか、という自分たちの課題意識へと繋がっていきました。 そこからはもう一度施設について理解するためのディスカッションを、TAKK Corp.を交えて丁寧に行いました。店の場所はここで、ショッピングモールはこういうもので、価格はこうです、というように。サービスの中身についてもプライズゲーム、アーケードゲームなど一つひとつ挙げて理解を深めていきました。 ディスカッションに利用したホワイトボード そうするうちに大きな気づきが生まれます。それは、私たちは自分たちの施設について「ゲームをコンテンツとした施設」と認識していただけに過ぎなかったということ。認知度を上げることから必要なインドでこの施設を成功させるには、単に「ゲームで遊ぶための場所」で完結させてはいけない。ゲームはあくまでコンテンツ(モノ)で、それによって得られる体験や感情などのあらゆる要素がお客様にとっての価値であり、その空間とサービスを提供できることが私たちの強みなのではないだろうか。この気づきが、私たちの広報活動におけるコンセプトになっていきました。 「とにかく今、できることをやる」方向性が定まり、よりチームの加速力は上がった コンセプトが定まり、次は具体的なアクションプランに落とし込んでいきます。「私たちだからできること」を軸に、アーケードゲーム大会の企画や、学生向けに社会科見学を実施してみないか、企業向けに研修の場として提供できないか、など施設のあらゆる可能性についてチームで出し合いました。そうして数々のアイデアの中で実際に実施することになったのが、ゲーム大会とバースデーパーティです。 ゲーム大会は、施設のオープンから2ヶ月後の3月半ばに数日間実施しようと決めて、順調に準備を進めていました。ところが、コロナウイルスの影響で商業施設が長期の休業を余儀なくされ、開催できたのは初日の1日だけ。こればかりは想定外で、施設を運営することが唯一の事業であり収益源だった私たちにとっては深刻な問題でした。営業が再開できない以上は収入が見込めないわけですから、支出をできるだけ食い止めようと考える一方で、閉店している間もビジネスになることがないか、メンバー同士で議論を重ねました。 ゲーム大会の現地広告 その時に出てきた企画の一つがオンラインバースデーパーティです。各家庭で開かれていたであろうバースデーパーティがコロナの影響によってできなくなってしまった子供たちへ希望を募り、私たちがオンラインパーティを演出するという企画です。 オンラインバースデーパーティの様子 当日はスケジュールを組んで司会進行を行い、ゲストのご家族やお友達同士がオンラインで繋がりながら、会話やゲームを楽しんでいただきました。 このように、直接会うことができない状況を活用したコミュニケーションの場を創り出せたのは、初めにコンセプトを決めていたからだと思います。 この企画のWEBシステムの開発とスキームにおいては、現地で採用したWEBデザイナーが貢献してくれました。実は広報のコンセプトを決めた時に、クリエイティブに精通した人材が社内に必要だという話にもなり、WEBとグラフィックのデザイナーをそれぞれ採用していたのです。この時にスキルチェックシートを用意してくれたのもTAKK Corp.です。扱えるソフトやポートフォリオなどの実務的なチェックポイントのアドバイスだけでなく、私たちの広報戦略を実現するために必要な視点も示していただけたので、チームビルディングもスムーズでした。 現地で採用したエンジニアが開発したメディア http://www.bandainamcoindia.com/VBP/ 約9ヶ月という長く苦しい休業期間でしたが、常に何かできることを見出し、動き続けたことが、現在も店舗が存続している事実に繋がっていると思います。営業再開日はちょうどクリスマスの日だったのですが、バースデーパーティのノウハウを活かして、取引先の方々をオンラインクリスマスパーティにお招きしました。 私たちはTAKK Corp.の支援を通して、目の前の課題に対して自分たちの力で考え、継続するということが難なくできるようになったと感じています。 広報として自走できる体制が整い、次のステージへ デザイナーを採用したことで最もプラスになったのは、何かを発信する際のスピードの速さではないでしょうか。広報活動は企画と発信の繰り返しですが、デザイナーが社内にいることで、思いつきの段階でもイメージが形になっていくプロセスを確認しながら進めることができるので、決定までが速いのです。 先日もメンバーズカードのデザインの改訂を行っていましたが、まず私からデザイナーに趣旨を説明し、鉛筆書きのラフの段階で見せてもらいます。細かいプロセスごとに確認を入れながらイメージをアップデートできたので、認識のずれがなく、スムーズにデザインを作成することができました。 メンバーズカードの改訂デザイン このやり方については、以前よりTAKK Corp.に議論をまとめていただいたり、ポイントをご指摘いただいたりした時の経験が活きています。どんな物を作る時にもケーススタディに基づいて考えられるので、活動全体の効率が上がったと感じています。 コロナ禍がピークを過ぎた今、施設が利益を生み出すための施策について本格的に考える時期を迎えています。バンダイナムコグループとしても、来年度から企業理念体系を新たに「パーパス」として制定し、ゲームコンテンツを提供する存在から、お客様と繋がり、共に創る存在になれるようさらに力を入れていきますので、チャレンジの多いフェーズに入っていくと思います。 もちろん、インドのお客様に向けても同じで、ゲームの枠を越えて、日本で親しまれているキャラクターやコンテンツをお楽しみいただけるよう活動を推進していきたいと思っています。今後は、その目的を踏まえた活動コンセプトをTAKK Corp.と一緒に考えていけたら嬉しいですね。 PAC-MAN™&©️BANDAI NAMCO Entertainment Inc. プロジェクト担当者コメント TAKK株式会社 代表取締役 湯浅卓 戦略広報の視点から戦略を練り、コンセプトを決め自走できる体制と組織作りをお手伝いさせて頂きました。 広報戦略および広報コンセプト立案 集客戦略立案 広報チームの人材採用とチームビルディング 戦略広報プロジェクトマネジメント業務の詳細はこちら https://takk.tech/news/prpm
戦略広報実績事例インタビュー
2022.7.04
南海部品株式会社 営業部WEB課 杉本幸一氏 南海部品株式会社は、オートバイなどのモーターサイクル関連用品専門店(直営店・フランチャイズ店・ECサイト「NANKAI BRAND SHOP」)の運営を行っており、オリジナル商品から海外ブランドまで広く取り扱っています。昭和26年の創業から二輪用品市場を牽引し、2023年には70周年を迎えます。http://www.nankaibuhin.co.jp/ 完成のその先を見据えたゴール設定がプロジェクト継続のカギ 私が所属するWEB課では、主に自社ホームページやECサイトの企画運営と、CRM・CSなど顧客体験向上のための取り組みを担当しています。 1年ほど前から、より多くのお客様に商品を知っていただくための情報発信力を強化する目的でECサイトを立ち上げようと考えており、TAKK Corp.に制作を依頼させていただきました。 https://takk.tech/news/%e5%8d%97%e6%b5%b7%e9%83%a8%e5%93%81%e5%88%9d%e3%81%ae%e3%82%aa%e3%83%aa%e3%82%b8%e3%83%8a%e3%83%ab%e5%95%86%e5%93%81%e3%82%84%e5%ba%97%e8%88%97%e5%95%86%e5%93%81%e3%82%92web%e4%b8%8a%e3%81%a7 実店舗をご利用いただいているお客様の年齢層は30代後半〜40代以上が中心で、常連になってくださる方も多くいらっしゃいます。老舗ブランドとして十分認知いただけているという実感はありましたが、オートバイを持たなくなってきている20〜30代のお客様に向けたアプローチがうまくできていないことも課題の一つでした。 当初、TAKK Corp.へは使いやすくてイメージの良いECサイトを作ってもらえるように依頼していたのですが、それに対してECサイトの設計だけでなく広報全体に対する課題についてもアドバイスをいただけたのです。このECサイトを完成させて「どのように」「なにのために」活用するとよいのか、SNSへの露出や連携はどうするか、20〜30代のお客様を掴んでいくための戦略について・・・など。課題の掘り起こしだけでなく、その実行計画まで具体的にご提案をいただきました。 自分たちで想像できなかった課題に気付かされただけでなく、今のリソースですぐに実践できることがこんなにあるのかと驚きました。TAKK Corp.からのご提案を受けてECサイトを「作る」プロジェクトから、ECサイトで「ブランディングする」プロジェクトにしていこうというふうに考えが変わっていき、他の課題についてもご相談させていただくようになりました。 向き合わなければならない課題は部署と部署の「隙間」にあった 結果としてTAKK Corp.にはECサイトの制作だけでなく、当社の広報メンバーとしてもお手伝いいただくことになりました。当社には、商品開発や売り場のデザインなどを行う企画課がありますが、I Tや広報に精通した人材はそこまでいなかったので、そこを補っていただきたかったのです。 https://takk.tech/news/%e6%b5%b7%e5%a4%96%e8%a3%bd%e5%93%81%e3%82%92%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b1%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%b8 イタリアのブーツブランド「ジャンニファルコ」の日本向けプロモーションをお手伝い また、課題ごとに立ち上げたプロジェクトの社内マネジメントにおいてもご支援をお願いしました。 まず、業務の役割分担とコミュニケーションの方法を整えていただくところから始まったのですが、身近な例ですと、業務連絡が回覧板からチャットツール(Slack)になって、非常に楽になりましたね。それ以前も社内のコミュニケーションは活発な環境でしたので不便さを感じたこともなかったのですが、導入してみると従業員同士の意思疎通が格段にスムーズになり、メリットを実感しています。中にはこのように新しい仕組みを導入する際、抵抗感がある人間もいると思うのですが、TAKK Corp.が社内向けにレクチャーをしてくれたおかげでスムーズに導入することができました。 チャットツールはプロジェクトを進行するのにも大いに活用しています。「ECサイトチーム」「〇〇ブランドチーム」のようにプロジェクト単位でチームが作られ、そこに仕入部、営業部といった様々な部署の人間が参加して進捗を共有しています。TAKK Corp.のメンバーには全てのチームに参加してもらい、進行管理やフィードバックをしていただいているのですが、「社内」「社外」「部署」といった垣根を取り払ったコミュニケーションが日常的に行われるようになり、効率が良いです。プロジェクトの進捗だけでなく、お互いが考えていることや熱量までわかるようになりました。その影響もあって、今までおのおのが部署単位で完結していた業務について、他部署への影響を関連づけて考え、発信できるようになってきたと感じます。 長年にわたって仕入部は作る、営業部は売るというわかりやすい構図で進んできた中で、少しだけ踏み込んだ「隙間」の業務、例えば仕入部から営業部へ商品が渡る際にどのような方針で売るのがよいか、店舗や什器のデザインの方向性は?など、双方の課題になりえるのにどちらも実行できていない、そんな「隙間」をコミュニケーションで埋めてくれたのがTAKK Corp.でした。 それが表れていると感じた理由の一つとして、社員同士が「ブランディング」について会話しているのをよく耳にするようになりました。私が入社してからTAKK Corp.と活動させていただくまでは一度もなかったことで、非常に嬉しかったです。決して上層部の声だけが大きいということではなく、現場の担当者がこれを考えられるようになったというのは大きな進歩ではないでしょうか。 TAKK Corp.のご協力によって、社内全体に広報の概念が根付いてきたと感じます。 「制作アドバイザー」から「新境地を開くパートナー」に TAKK Corp.には広報関係者とのやりとりだけでなく、上層部とのコミュニケーションにおいても尽力いただいています。 当社は来年70周年を控えており、まさに今が広報に力を入れていきたいタイミングでもありますが、社内で決済を取るための動きや工数の管理など、外注先の立場としてではなく南海部品の一員としてTAKK Corp.のメンバーに毎月定例会にご参加いただき、進捗の共有や課題解決のためのプレゼンテーションを経営層向けに実施いただいております。 先月はECサイトのアクセス数を上げるための施策がテーマでしたが、ITの領域が得意でない者や、直接業務に携わっていない者にも噛み砕いてご説明をいただけるので、質の良い議論の場になっていると感じます。実は、TAKK Corp.との体制ができる以前は、このような経営層とのミーティングはほとんどありませんでした。社内のマネージャークラスの人間にとっても、会社のことや経営について意見する場ができたことは全体のボトムアップにもつながりますし、非常によかったと思っています。 このような過程を通じて、TAKK Corp.に対する印象はECサイトの制作を依頼した当時とは違ったものになりました。初めはITにまつわる問題点を補填しながら進行してくれるアドバイザーのようなイメージを持っていたのですが、その時々の当社の課題に寄り添ってくださり、今では70周年に向けての新たなブランディングの領域を一緒に考えていく素晴らしいパートナーです。 今後は、南海部品のことを知らないお客様に向けても魅力をお届けできる発信がより増えることと思っておりますので、引き続き併走していただけると嬉しいです。 戦略広報プロジェクトマネジメント業務の詳細はこちら https://takk.tech/news/prpm プロジェクト担当者コメント TAKK株式会社 代表取締役 湯浅卓 戦略広報の視点から戦略を練り、皆様と一緒に広報チームの運営を行っています。今後の70周年に向け様々なプロジェクトを計画中です。 広報戦略立案 集客戦略立案 広報チームの運用・マネジメント
戦略広報実績事例インタビュー
2022.7.04
GMB株式会社代表取締役社長 松岡祐吉氏GMBグループは1943年の創業より、独立系自動車部品メーカーとして、駆動・伝達系やエンジン部品といった多様な機能部品を製造・販売しています。新車用と修理用部品の両市場に向けて、日本はもとより欧州・北米・東南アジアの自動車メーカー・部品メーカーに製品を提供し、技術革新と新製品開発を通じて国際社会に貢献しております。2004年に東証1部に上場しており、2023年に80周年を迎えます。https://www.gmb.jp/ 組織の成長によっていなくなった「GMBマン」 1943年に祖父がGMB株式会社の前身である松岡精工所を創業いたしました。組織の規模が小さかった頃はそれなりに苦労もあったようですが、社訓である「和」の精神のもとに従業員やお客様との関わりをとても大切にする会社だったそうで、人情味のある家族的なカルチャーが根付いていたように思います。 その後、組織が成長し2004年の上場を経て今に至りますが、それまで築いてきた家庭的な雰囲気もだんだん変わっていきました。世の中に求められる大企業のレベルに適応するために、内製でやってきたことを外部のパートナーにお願いすることも出てきましたし、キャリア採用も必要でした。責任や影響力が大きくなる分、人情や信頼を大切にする組織に留まっていては限界が出てきてしまうためです。 こうして上場という大きな局面を迎えるためにさまざまな組織改革を行っていったわけですが、事業が大きくなる一方で創業当時からのカルチャーであった対従業員、対お客様との「エンゲージメント」や一人ひとりの「プライド」については薄れてきたように感じておりました。 社訓 昔は自身のことを「GMBマン」と言っている従業員もいたものです。しかし、組織が成長すればするほど属人的なカルチャーは規格化され、「オンリーワン」と謳いながらも特徴はなくなっていく、そんな雰囲気を感じながら、なんとかできないものだろうかと常に考えておりました。 海の向こうで見つけた、組織を変える糸口 2003〜2009年の間はアメリカの子会社に勤めていました。組織の雰囲気に対する危機感は拭えないままでしたが、当時の先進企業が揃って注力していた「CSR活動」に触れる機会があり、これはヒントになるなと思いました。早速CSRプロジェクトを立ち上げて、貧しい子供たちへの寄付やボランティア活動などを取り入れてみたところ、従業員のモチベーションが目に見えて上がってきたのです。私が赴任して間もない頃は、社員自ら積極的に何かを進めるような雰囲気をあまり感じられなかったのですが、CSR活動によって全体のボトムアップに繋がりその空気が一新したのです。 そのような経験もあり、社員のやる気を引き出すことは組織が成長するための絶対条件だと考えています。企業活動を持続する上で大切なことの一つとして、変化する世の中に適応することが挙げられると思いますが、社員のモチベーションが低い組織だと従来のやり方を変えることに寛容でなく、結果生き残れなくなってしまいます。 私が日本に帰国した2010年当時のGMBにもそのような空気が蔓延していたものですから、アメリカでの経験を踏まえて試行錯誤しながら今に至っています。現在、TAKK Corp.と行っている、戦略広報の側面からのアプローチはその組織改革の中の一つであり、社員のやる気を高めることを目標にインナーブランディングを中心にご支援をいただいているところです。 https://takk.tech/news/prpm/ 戦略広報とは ステークホルダーと循環する組織を実現するための発信と狙い ありがたいことに自動車部品市場における当社の認知度は高い方だと思います。しかしながら「GMB=特定の主力製品」のイメージが強く、ソリューション営業の領域においてはまだまだ改善の余地があると感じています。企業のブランディングには2006年頃から取り組んでいますが、その中の一つに自社製でない製品の販売があります。既存製品以外のシェアを拡大すべく取り組んだのですが、最初はなかなか思うように売り上げを伸ばすことはできませんでした。すでに競合製品で溢れているマーケットに対して単に新製品だからという理由で勝負しようとしても、お客様には価値を見出していただけないことを痛感しましたね。決してこの製品が語れる開発ストーリーを持っていなかったわけではなく、GMBとして「なぜ」この商品を売っているのかうまく発信ができていなかったのです。 既存製品の広報に力を入れてこなかった当社の盲点でしたね。営業トークも「まとめ買いでディスカウントしますよ」というような、既存製品に頼ったスタイルになってしまっていて事業の見直しを余儀なくされました。その後なんとか売り上げを5倍にまで伸ばすことができましたが大幅に時間もかかってしまい、既存製品と比べるとまだまだ伸び悩んでいる状況です。 そこで現在は、製品力以外の武器で勝負する方針に舵を切るべく、TAKK Corp.とともに新アイテムの拡張とソリューション営業を強化するための広報戦略を本格的に進めています。 テーマはモノからコトへの変遷であり「Harmony with GMB(GMBの和)」の推進です。これはGMBの社訓である「和」をTAKK Corp.に再構築いただいたものです。これまでの「和」は社員同士やお客様と協調するという意味合いが強いものでしたが、GMBが「和」を作り、広げ、循環させるという、今の私たちがなすべきスコープを内包したものにリニューアルいたしました。 策定した広報コンセプト これからは製品の素晴らしさを伝えることだけでなく、お客様のプレファレンスを高めるサービスを追求していかなければいけないと考えています。 プレファンスを高める広報戦略を実行する為の販促ツールの一部 シーズンズグリーティングメール ステークホルダーへの販促品 GMBオリジナルキャップ TAKK Corp.と広報チームがともに活動を進める中で特に注力しているのは、インナーブランディングです。先日も社内向けに社内の部署を紹介する動画を制作いただきましたが、一人ひとりの仕事に対する思いが伝わってきて、他部署の人間の心も動かすものになっていたと思います。もの作りの工程は知っていても、作り手の思いまでは知らない者がほとんどです。動画を通してそれをみんなが知ることが新しいカルチャーの第一歩になっていると感じています。 インナーブランディングの為に動画を広報チームで企画し社内へ配信 社外のステークホルダーに対しても「Harmony with GMB(GMBの和)」を推進しています。これによって、従業員一人ひとりの意識が、GMBと関わりのあるステークホルダーに対していわゆる「利害関係者」「上流・下流」「下請け」ではなく、一つの目的を達成するための同じチームの一員と捉えられるように変わっていってほしいと考えています。 なぜならば、例えば私たちがお客様の希望されている量の80%しか製品をご用意できなかった場合でも「申し訳ありません」と終わらせるのではなく、お客様の先にいるエンドユーザーに対しても想像力を働かせて欲しいと思っているからです。私たちが製品を用意できないことは誰にどれだけの影響を及ぼし、どのような結果を生むのかを全ての従業員が考慮できるようになれば、そこには助け合いの精神や団結が生まれ、一人ひとりのパワーも最大限引き出されていくと思うのです。製造からエンドユーザーまでを一つの「Harmony with GMB(GMBの和)」で捉え、「やってみよう」の声が自然に増えていくような組織を私たちは目指しております。 コンセプト解説 Harmony with GMB「with」は二つの意味を持ちます。①は「によって」ですが解釈すると「GMBによって和を実現させる」という意味合いになります。②の意味は「と共に」です。こちらは「GMBと共に和を実現させる」と解釈できます。三つの単語で簡潔で、以前からGMBが使っていた英訳の「Harmony」はそのまま活かしています。 At GMB, we are committed to fostering and promoting cooperation, goodwill, and mutual understanding between individuals and organizations in our pursuit of greater social harmony.こちらの文章では「Harmony」は具体的にどういうことを指しているかを説明します。つまり、「Harmony」は「cooperation」(協力)、「good will」(親善)、「mutual understanding」(お互いへの理解)という三つの要素から出来ています。こういった「Harmony」を作って拡大させていくGMBの皆様は個人と個人で、そして組織の間で和を実現させてより豊かな社会を創出しています。 私たちの扱う製品は一般消費財ではないので、エンドユーザーからダイレクトに評価をいただけることはほとんどありません。売れている理由が見えにくい製品と言えるでしょう。とはいえ作っている人間は皆思い入れがありますので、他人からフィードバックをもらえるとやりがいにも繋がります。そういった意味でも、全社に公開される紹介動画やブランドサイトはみんなの財産になると思います。 作り手の思いを紹介する社内動画とブランドサイト 社内に発信する際ですが、多少砕けた表現もよしとしながら工夫して作っています。真面目な気質の人間が多い当社にとっては「お!広報チームが何か変わったことを始めたな」と思ってもらえるくらいがちょうどよいようで、ほとんどの者が動画を楽しみに見てくれています。 世の中でエンゲージメントが高いと言われる組織は、緊張感の中に楽しさがあります。今後ともみんなで和気あいあいとした雰囲気を大切にしながら活動を推進していければと思っております。 グループ全体として存在感を増す80周年に 社内でのエンゲージメントを整えられた後には、よりストーリー性のある広報活動へシフトしていきたいですね。ちょうど来年80周年を迎えるので、社外向けにも私たちの歩みと活動について発信していきたいと思っています。また海外のグループ会社や工場、販売会社との繋がりについても見直すきっかけにもなれば良いなと思っていて、会社ごとに掲げている異なるビジョンだけでなく共通の方向性も作っていきたいですね。 一同に集まれる場所やイベントを考えるのも良いかもしれません。TAKK Corp.にはぜひその構想もお手伝いいただけたらと思っております。 周年広報実績を公開しましたので、詳しくはこちら ※追記2023/7/28 https://takk.tech/news/gmb-80th プロジェクト担当者コメント TAKK株式会社 代表取締役 湯浅卓 GMB株式会社様のプロジェクトは現在も進行中で様々な部署の方々と広報チームを一緒に運営しています。現在はインナーコミュニケーション関連が多いですが、今後社外へ発信するコーポレートPRやマーケティングPRに力を入れていく予定です。
戦略広報実績周年広報実績事例インタビュー
2022.7.04
白石工業株式会社取締役常務執行役員 高梨 博武氏白石グループは、ゴムやプラスチック、塗料、紙、シーラント、農材そして食品分野など様々な素材の原料となる「炭酸カルシウム」を専門に取り扱っています。海外拠点を含む22社によって構成され、製造を中心とする白石工業株式会社、 化学品専門商社の白石カルシウム株式会社、研究開発の株式会社白石中央研究所をはじめ、各社が一丸となって多角的な事業展開を行っています。https://www.shiraishi.co.jp/ 「100周年」という大命題を形にし、従業員のエンゲージメントが向上 当社グループは100年以上の歴史がありますが、グループ単位で広報活動に取り組み始めたのはここ3年ほどでまだ立ち上げの段階にあります。活動の中核を担う広報委員会は、主要3社である白石工業株式会社、白石カルシウム株式会社、株式会社白石中央研究所から部署・役職の異なる様々なメンバーによって構成されており、本来の業務と兼任でプロジェクトを進めています。広報委員会を作ったきっかけは、100周年の節目にこれまでの歴史と今後の活動について正しく発信していこうという動きからですが、広報に知見のある人材が足りていないことはおろか、グループとしての活動指針やガイドラインについても各社で認識が曖昧になっていたため、TAKK Corp.に戦略広報という視点からご支援をお願いすることにしました。 https://takk.tech/news/prpm 戦略広報とは 実は3社が協力して「白石グループ」として発信を行ったのは100周年のプロジェクトが初めてです。当時は広報委員会もなかったので、Webサイトなどのツール制作や情報発信は会社ごとに行うのが通例でした。そのため各社が異なるやり方や考えを持っており、初めのうちはすり合わせに時間がかかりました。 例えば「白石グループ」の企業・従業員の範囲はどこからどこまでを指すのか、という単純なことを議論するだけでも認識に少しずつ差があり、これにはやや危機感を覚えました。なぜならば、発信する情報を統一しても受け手の認識が共通化されていなければ誤解が生まれ、グループ全体のコミュニケーションの質が下がってしまうからです。そのため、何げなく使っている言葉であってもその場で丁寧に定義していきました。しかしながら3社でのミーティングは月1回程度と時間も限られています。そこで業務の役割分担や進捗管理はTAKK Corp.にお任せし、日々のマネジメントを行っていただきました。プロジェクトメンバーに広報専任の者が一人もいないという状況でしたが、TAKK Corp.にはメンバーの業務状況や得意分野も鑑みたタスクの割り振り等を柔軟に行っていただけたので、全く不安はありませんでした。最終的にはきちんとした成果物にしていただけましたし、プロジェクト進行のノウハウを実践的に学ぶことができたと感じております。 成果物の一つである100周年のスローガン「UNITED ONE」は共同で策定し、記念式典の場で全社員と取引関係者に向けて公式に発表を行いました。 100周年記念ロゴ https://www.youtube.com/watch?v=6rxK7LGPCj4 100周年コンセプトムービー ここに至るまでにはたくさんの議論を重ねましたね。今まで独立で動いていた3社がグループという一つの屋根の下に入った時に各社の個性をどう出すかをテーマに、お互いの特長や役割を出し合いながら丁寧に進めていきました。これによってグループとしてこれまでになかった一体感を生み出すことができただけでなく、発信する者にとっては公式な情報を定義・浸透させることの難しさや重要性を理解する場にもなり、非常に有意義な機会だったと感じています。 白石グループ 設立100周年特設サイト https://www.shiraishi.co.jp/100th/ グループのこれからを紡ぐ”オフィシャル”な発信 100周年を機にグループとしての広報活動を進めてきましたが、その後も継続的に発信をしていこうということで正式に広報委員会をTAKK Corp.と共に発足しました。 100周年プロジェクトは終息しても、白石グループの広報という枠組みでは一定の成果物を出し続けなければいけません。ゆくゆくは専任の部門を作ることを視野に入れながら、よりステークホルダーを意識した活動へとシフトを考えています。 100周年プロジェクトの活動実績は、グループ単位で考える意識の浸透という点において、インターナルコミュニケーションに一定の効果を発揮したと言えます。しかし、社外からも相応の評価をいただけるレベルに引き上げなければ、今後専任でやっていきたいと思う人間は決して多くないでしょう。そのためにも、広報委員会の活動と発信媒体が公式であると周知することが課題解決への第一歩だと考えています。そこで、現在TAKK Corp.には100周年という大仕事を終えた後も、委員会メンバーのモチベーションが下がったり目的を見失ったりしないよう活動をリードしていただいております。 その一つとして、101年目以降のスローガン「“0(ゼロ)から1∞(ヒャク)へ。シロからイロへ”(From 0 to 1∞ - A Colorful World Awaits)」を策定、発信いたしました。ロゴデザインはTAKK Corp.にご提案いただいたもので、数字の100を「∞」で表し、会社がこれからも存続するようにという想いを込めています。また「シロからイロへ」の部分は、白い石灰石を元に彩り豊かな社会を創生することを表現しています。 このように継続的に方針を定めることによって、社内報やイントラネットの活用についての議論や、新しいアイデアが自然に生まれ、グループとしての「公式」が徐々に整ってきています。制作進行に関してはTAKK Corp.にもデザインやアイデアのチェックに入っていただき、ガイドラインに沿っているか、スローガンを打ち出せているかなどのポイントを現場の担当者と詰めたものを広報委員会にてプレゼンいただくスキームを組んでもらっているので、業務がスムーズになりました。このように日々のプロセスが最適化されたことで、業務全体の精度も上がったと感じます。 ロゴマニュアル ステークホルダーを意識した「攻め」の広報が広報活動の価値をさらに高める 継続的な広報活動の甲斐あって、OBや株主の方々からWebサイトが非常にわかりやすくなったというお声をいただいております。社内報についても「社内のことをもっと知りたいのでぜひ続けてください」と言ってもらえていて、励みになりますね。今回「白石グループ」としての情報を集約したことによって、炭酸カルシウムの商社、物流、加工以外の取り組みも知っていただけるようになり、社内外問わず会社の印象は大きく変わったなと思います。 そのことは採用活動においても非常に重要で、入職者がどの配属先になっても違和感が生まれないような発信を心がけています。 主要3社から部署・役職を横断し作成した、白石グループとして初の会社パンフレット(日・英・繁体・簡体・スペイン語対応) 今の私たちの広報活動は「公式情報」の基盤づくりと日々のニュース発信の積み重ねですが、何かしら形に残すことによってグループ間の共通言語が出来上がる影響は大きいです。しかしながら広報部門ができたばかりの当社ではこの活動を相対的に評価する基準がなく、どれだけの影響があったかを定量的に評価できる仕組みについても考える必要があるでしょうね。そこがはっきりと見えてくることで、周りから自分たちのニュースを広報で取り上げて欲しいと言ってもらえるようになると良いですね。そういった意味でもやはり外向けの発信には力を入れていきたいです。世の中全体の炭酸カルシウムに関連する事柄に対して、当社グループがどう絡んでいくのかという姿勢を広報として示していくことが、営業活動の後押しにも繋がっていくと思いますので、広報委員会としてそのようなスタンスを確立していきたいと考えています。 周りからはまだまだ委員会のメンバーに対する「仕事が増えて大変そうだ」という印象が強いことも事実です。しかしながらグループ、そしてステークホルダーを盛り上げるムーブメントを起こすカギはTAKK Corp.と進める戦略広報にあると信じており、今後も積極的に活動を続けていきたいと思っております。 プロジェクト担当者コメント TAKK株式会社 代表取締役 湯浅卓 白石工業株式会社様のプロジェクトは現在も進行中で、広報チームのプロジェクトマネージャーとしてご支援させて頂いております。今後は主に社外へ発信するPR活動に力を入れていく予定です。
戦略広報実績事例インタビュー
白石グループ 戦略広報の実施インタビューVol.2 今回はグループ3社からメンバーを集め広報委員会を設置し、TAKKと共に戦略広報を実施している委員長の加藤氏からお話をお伺いさせて頂きました。 未経験からのスタート、100周年プロジェクトが大きな転機に TAKK八並:まずは、広報委員会がスタートした経緯から教えてください。 加藤氏: 最初はね、広報活動に対して全然協力してもらえなくて。本当に苦労しました。100周年プロジェクトの立ち上げは2019年から。主要3社である白石工業株式会社、白石カルシウム株式会社、株式会社白石中央研究所から、部署・役職の異なる様々なメンバーによって構成され、スタートしました。私自身は2年前から広報委員会に参加しました。 正直言うと、参加当初はまだまだ社内からの理解を得るのが難しく、後ろ向きな反応も多かったのです。みんな、広報の重要性をあまり理解してくれていなかったように思います。協力してくれる人もなかなか集まらなくて正直、心が折れそうになることもありました。 3社が協力して「白石グループ」として発信を行ったのは100周年のプロジェクトが初めてでした。当時は広報委員会もなかったので、Webサイトなどのツール制作や情報発信は会社ごとに行うのが通例だったんですが、そのため各社が異なるやり方や考えを持っており初めのうちはすり合わせに時間がかかりました。 それでも、100周年という大きな節目を迎えるにあたり、3社が協力して作り上げたスローガン「UNITED ONE」や記念式典は、グループとしての結束力を高める大きなきっかけとなりました。 TAKK湯浅コメント:100周年プロジェクトは、白石グループの広報活動にとって大きな転換期となりました。このプロジェクトを通じて、グループとしての連携強化と広報活動の重要性の認識が高まりました。プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。 広報活動の成果と課題 TAKK八並:広報委員会発足後の成果はどういったものがありましたか? 加藤氏: 100周年プロジェクトを機に、グループとしての広報活動を継続的に行うために、正式に広報委員会が発足しました。TAKKにも引き続きご支援いただきながら、ステークホルダーを意識した活動へとシフトしています。 社内で広報体制ができたことによりおかげさまで、社内・社外の方々からWebサイトが非常にわかりやすくなったというお声をいただいたり、社内報についても『社内のことをもっと知りたいのでぜひ続けてください』と言ってもらえたりもしているので、とても励みになりますね。 こうした広報活動の成果を実感する一方で、課題も感じています。 TAKK八並:どういったところに課題を感じていますか? 加藤氏: 広報委員会は2年任期でメンバーを入れ替えているのですが、兼務で広報委員会に入ってもらうので負担にならないような工夫もしています。『広報委員会での活動が、自分のメインの仕事に活かされたらいいな』と感じてもらえるように、広報の面白さや重要性を伝えていきたいなと考えています。 TAKK湯浅コメント:広報委員会は、Webサイトを中心に社外広報を行うチームと、社内報を中心に社外内広報を行う2つのチームにて運営しています。それぞれ月1回のMTGを行い、実務に関しては事務局の皆さんや、TAKKスタッフが関わり負担を減らすよう進行しています。 広報の力で営業活動を加速させる TAKK八並:広報活動を通じて、会社全体をどのように活性化させていきたいと考えていますか? 加藤氏: 本社と工場現場では、広報活動の認知度に差があるかもしれないとも感じていて、定期的にアンケートを実施して、現場の声を吸い上げることも大切ですね。 最近では、インターンシップのプログラムにも広報活動を取り入れ、学生からの意見も積極的に聞いています。若い世代の柔軟な発想は、私たちにとっても刺激になります。広報活動を通じて、若い人たちが成長できるような環境も作っていきたいですね。 広報委員長としての想い TAKK八並:広報委員長としての想いをお聞かせください。 加藤氏: 私自身、広報委員長になってから多くのことを学びました。最初は理解を得られず、孤独を感じることもありましたが、諦めずに活動を続けることで、少しずつ仲間が増え、成果もついてきました。広報活動って、どうしても『やらなきゃいけない仕事』ってイメージを持たれがちですよね。だから、少しでも楽しんでもらえるように、雰囲気作りを大切にしています。 今では、広報活動の面白さや重要性をもっと多くの人に知ってもらいたいと思っています。社員一人ひとりが会社の価値を理解し、それを積極的に発信できる会社にすることが、私の使命だと感じています。広報っておもしろいんです。好奇心がくすぐられるんですよね。広報委員会に参加してから、様々な広報物を見て、興味が持てるようになりました。いろんな視点で考えるようになったのは楽しいし、成長を感じます。 これからも、広報委員長として、そして一社員として、会社をより良くするために挑戦を続けていきます。 TAKK湯浅コメント:白石グループ様はTAKKと広報委員会を立ち上げてから5年目に入りました。始めは広報する為に何も無かった広報ツール制作を進め、社内理解をアップするために様々な社内浸透活動も行いました。今では、加藤氏が仰られているように更に広報委員会の重要性や結果を、社内外含め認めてもらうことが重要かと考えており、広報活動で定性的なものだけではなく定量的な結果を出せてればと存じます。
2024.10.23
NEWS
グループ会社設立とWebサイトリニューアルのお知らせ グループ会社設立 この度、グループ会社 COMADO株式会社を設立いたしました。 事業内容はデザイン制作業務を行います。Webサイト制作や紙媒体のデザイン、撮影などを5人のクリエイターで進行させて頂きますので是非今後は宜しくお願い致します。 会社名COMADO株式会社住所〒545-6031 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス31階Abeno Harukas 31F, 1-1-43 Abenosuji, Abeno-ku, Osaka-Shi Osaka,545-6031 JapanTEL06-6625-5025Webサイトhttps://comado.design/事業内容Web制作|グラフィックデザイン|コンテンツ企画・提案|撮影資本金500万円 Webサイトリニューアル 弊社TAKK株式会社のコーポレートサイトにつきましてもリニューアルいたしました。弊社の事業内容を、より分かりやすく・使いやすくをコンセプトにしております。是非、今後もお役に立てれば幸いです。 https://takk.tech
2024.9.20
戦略広報実績周年広報実績
80周年広報 みみはらグループ 社会医療法人 同仁会 同仁会は2030年に創立80周年を迎えます。これから10年~20年の地域社会の姿を見すえた事業の重点として“みみはら2030年の樹”と名付けた中期の事業構想にもとづき、戦略的広報活動の実施を弊社にて伴走しており、事例をご紹介します。 法人概要 https://www.mimihara.or.jp/dojinkai/ 広報チームの体制 広報事業部や広報チームは元々無かった為、今回目的別に3つの広報チームを作り、弊社がプロジェクトマネジメントをしています。 幹部チーム 経営戦略を把握している幹部層5名で集まり、経営戦略に基づいた広報戦略を立案しています。チームの目的は、“みみはら2030年の樹”と名付けた事業構想を、院外や院内へ分かりやすく伝えることや、協同基⾦を集め運営している「健康友の会みみはら」の若年層拡大を目指しています。 ■周年ロゴマーク幹部チームで約3ヶ月ほどかけ元々あった理念を再整理し、「自分らしく暮らせる社会へ」という80周年スローガンを策定し、コンセプトに沿った周年ロゴマーク(キービジュアル)を作成しました。 キービジュアルは院内にあるアートチームに協力してもらい、グラフィックではなく全て実物で作成しています。 作品のストーリー患者さんが持ってきてくれた紫陽花。こどもたちが毎年ひろってくれるどんぐり。みんなと一緒にお花見をした桜。そんな私たちの物語のかたわらにある多様ないのちと共に、あなたとわたしたちの未来のまちを描きました。素材には、社会医療法人 同仁会の病院や施設に、実際に咲いてる花々や木の実、木々を使用しています。 https://youtu.be/RmDs9TYiHlU?si=AO4rMg3VUvLuEJiW https://youtu.be/RmDs9TYiHlU?si=AO4rMg3VUvLuEJiW ■周年コンセプト動画“みみはら2030年の樹”と名付けた事業構想を説明する、周年コンセプト動画を公開しました。 https://youtu.be/ICjtnnWNZmo?si=HSU8GIbVHMfaf4nD https://youtu.be/ICjtnnWNZmo?si=HSU8GIbVHMfaf4nD ■周年特設Webサイト同じく事業構想を説明するWebサイトも公開しました。 https://www.mimihara.or.jp/2030/ ■インタビュー動画 2030年の樹という事業計画を院内の従業員や、院外の地域住民などステークホルダーへ伝える動画を作成 https://youtu.be/q9PqzI1xHq8 https://youtu.be/q9PqzI1xHq8 https://youtu.be/rbx9aMMiBTg https://youtu.be/rbx9aMMiBTg WEBチーム 同仁会には様々な施設があり、13個のWEBサイトをリニューアルし、ブランド統一・使い勝手のUI統一・更新フローや更新担当者の統一などを行いました。現在も定期的なMTGを実施し、更新漏れが無いかや、アクセス解析を行い日々ブラッシュしています。 同仁会事業所一覧 https://www.mimihara.or.jp/dojinkai/group/medical-facility/ 採用広報チーム 人材不足を解消するために、有料求人媒体や人材紹介以外に自社で採用エントリーを増加させる施策をチーム内で考え実施しています。ポイントは機密情報になるので記載できませんが、広報ツールとしてはこのようなものを公開して求職者へアピールし、エントリー数は順調に増加傾向にあります。 https://www.mimihara.or.jp/recruit/ 採用コンセプト動画も作成し、全13職種の連携や空気感が理解できるようなものにしています。 https://youtu.be/Pw5U-lERFPg?si=R4ZoOPZ0_zS8ZNAy https://youtu.be/Pw5U-lERFPg?si=R4ZoOPZ0_zS8ZNAy 広報ツール公開後 広報ツール公開後は、各ステークホルダーへ"2030年の樹"を説明する会の実施や、販促物の作成・配布、院内へポスターなどを掲示し浸透活動を継続的に実施しています。 幹部チーム、Webチーム、採用広報チームの定例会も毎月実施し、KGI・KPIの進捗度を確認・共有、ブラッシュアップを行っています。 2030年にみみはらが想う樹が生るよう、あと6年継続的に戦略的広報活動をお手伝いしていきます。
2024.9.07
コラム
弊社のコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。 本日は、私たちのサービスについてご紹介させていただきます。お客様や関係者の皆様のニーズに応え、より戦略的で企業価値の向上につながる広報を提供するために、私たちは常に新しい挑戦を続けています。今回は、弊社のサービスがどのように皆様のお役に立てるか、また、どのような価値を提供できるかについて詳しくお伝えします。 皆様のビジネスに新たな可能性をもたらすきっかけとなれば幸いです。 TAKKの企業理念 Purpose 広報活動を通して、感動と共感をひろげる Vision 高いモチベー ションが溢れる世界にする Mission TAKKがひろがる仕事や仲間を増やす GOAL DRIVEN, FUTURE FOCUSED. 未来を見据えてアクションを取り[Future Focused] そのアクション自体の原動力はゴー ル[Goal Driven] であるという理念のもとに事業を遂行します 組識構造やリーダーシップは存在しない 優れたアイデアをだれも握りつぶせない だれでも協力者になれる だれでも先頭役を務められる だれも指図できない 目的や目標は自分で決める だれかの成果を簡単に生かせる ゴロツキや暴君に耐える必要はない 出る杭は打たれない 優れたものがたいていは勝つ(平凡ではそうはいかない) 素晴らしい貢献は周囲から認められ、祝福される 情熱を削ぐような方針はくつがえされる 「どうすれば全員が同等の権力を握れるか?」ではなく「どうすれば全員が強くなれるか?」である 本当にありのままでよい。 お互いの人間性の深い所を見つめ直し、強さと弱さを尊重し合うという美しい関係をつくる サービス TAKKは広報PRチームの組織化から育成、自立までをサポートし貴社の持続可能な成長に貢献します。 戦略広報を実施することで事業基盤の構築と人材強化基盤の構築を強化することができます。この2つの軸を強固な軸にすることで、経営戦略ともリンクし、企業価値の向上が期待できます。 時代の変化に合わせて『強く・速く』伝える、それが戦略広報です。 企業からの情報発信が当たり前だった時代から、双方向のコミュニケーションが可能になった現代。 消費者の情報の選び方はもちろん、価値観が多様化しました。 そんな時代だからこそ「買ってほしい」のBUY MEではなく、「好きになってほしい」というLOVE MEの広報PR活動が必要です。 「強く」好きになってもらう"LOVE ME ’' 活動が必要な理由 双方向のコミュニケーションや、ユーザーが情報発信するようになり消費者が情報を入手する先が多様化したことで、様々なメディアを活用する必要も出てきています。また、自分の価値観に合った企業なのかという点も重要視されている事から、企業の価値観を表す情報提供も重要になっています。 「速く」部門を横断した対応が必要な理由 情報の発信方法が一方通行だった時代から、SNSやインターネットの普及により、双方向の発信が可能となりました。情報の伝達や拡散スピー ドが飛躍的に向上した今、企業がコントロ ールできない情報が増えています。社内外に対して、正確で迅速な情報発信を行う重要性が一層高まっています。 1.情報の真実性や安全のために ▶️スピード対応 主にネット上の拡散スピードは速く、企業が意図していない情報が出回ることが普通な為、それよりも 速く企業から公式情報をステークホルダーヘ伝えることで、安心や情報の真実性が増加します。 2.経営戦略と連動した広報活動のために ▶️経営層の参加 広報PR活動は、経営の中核にすえるほど重要な事項であり、経営戦略に基づく広報PR活動を行う必要 があります。その為、広報チームには経営戦略を把握している経営層が必要です。全体の経営戦略と広報PR活動がマッチしていれば、事業内容と一本筋の通った矛盾していない広報PR活動が可能となり、ステークホルダーからの信頼性も増加します。 3.経営理念を浸透させるために ▶️横ぐしの組織へ 営業部・人事部・経営企画室・総務部・開発部等からメンバーを集め、縦割りの広報組織ではなく横ぐ しの広報組織を作り、組織の全体最適を行う必要があります。部署間連携をすることで、通常業務では意識しない全社目線になるので、自身の会社への理解が深まり愛着が湧き、理念の浸透や目線が広くなります。 クライアントリスト[戦略広報] ポートフォリオはこちら
2024.9.05
コラム
TAKKが提供する周年広報は“経営課題を解決するプロジェクト“です。中長期経営計画の実現をゴールとした活動を共に歩みます。周年式典を実施するだけではなく、経営課題を把握しそれを解決できる周年広報チームを組成し、周年プロジェクトがスタートするところから浸透活動は開始します。 “経営課題を解決する周年プロジェクト“で中長期経営計画の実現をゴールとした活動を共に創り歩みます。 周年の1年前からプロジェクトを実施し周年コンセプトの浸透を実現 目的=中長期経営計画に向けた経営課題の解決 約1年後に迎える周年に向け、企業理念や経営戦略を反映した周年コンセプトを策定し、 それを理解・浸透させる広報ツールを制作し、社内外へ発信します。それらを1年前から活動する事により、徐々に従業員やステークホルダーからの理解を深め、モチベーションをあげていきます。1年後である周年当日は、発表の場でもありますが、すでにその時点では 周年コンセプトが浸透されてる状態を目指せば、より効果的にエンゲージメントを高めることが可能になります。 周年広報の事例紹介 周年広報の領域や提供サー ビス比較表 周年事業を支援する会社は様々あり、提供しているサ ービスや強みとしている領域が異なります。 イベントや旅行などの周年式典を実施するだけなのか、デザインツールを制作するだけなのか、「周年広報」の目的によって選ぶべき会社が異なります。 周年を契機とし、経営課題を解決することを目的とするならば、多くの実績を持つTAKKにご相談ください。
2024.9.05
コラム
経営戦略に基づく広報PR=戦略広報の構築・育成・独り立ちまでをサポートする事業です。 中長期の経営戦略に伴走し、戦略広報を策定し実行していきます。 単に広報ツールを制作することや、企業情報を発信する下流の広報ではなく、経営戦略や現状の課題に沿った上流の広報活動を行い、その業務を組織化し、貴社で持続可能な戦略広報チームヘと成長できるよう支援いたします。 広報PRの領域と位置付け 広報活動の大きな役割として、企業を取り巻く様々なステークホルダーとの関係性構築があります。社内外すべてのステークホルダーとの良好な関係づくりを達成するためには、各ステークホルダーが何に関心を持っているかを明らかにし、積極的なコミュニケーションを実践します。コミュニケーション方法(広報の手法)は、目的や対象に応じて使い分ける必要があります。 TAKKの戦略広報とは 経営戦略に墓づく広報(=戦略広報)の構築・育成・運営・独り立ちまでサポートする事業です。中長期の経営戦略に伴走し戦略広報を策定し実行していきます。これは企業価値へと醸成し、様々な経営効果を発揮します。 単に企業惜報を発信する下流の広報ではなく経営戦略を塞盤とする上流の広報を行い、またその業務を組織化し、貴社で持続可能な母集団へと成長させます。 理念浸透のために横ぐしの広報チームを組成 広報チ ームを部署横断型にする最も重要な理由は、経営理念を浸透させるためです。営業、人事、総務など各部署からメンバーを集め、全社的な視点を持つ横断的な組織を組成することで、社員の理解と愛藩が深まり、理念の濃透が促進されます。さらに、迅速な情報の発信でステークホルダーからの信頼性を確保し、経営戦略に基づいた一貫性のあるメッセージを伝えることも目的としています。 戦略広報業務フロー 広報PRを企画経営の中核にすえて、長期・短期の計画を明確かつ錦密に立案(Plan)し、広報スキルを段階的に身につけながら、立案した計画を着実に遂行(Do)し、その結果を的確に評価(Check)して、計画や広報の手法にさらなる改善を加える(Act)。 そして、長期的かつ持続可能な体制や知識、スキル、ツ ール、および技法を自社(貴社)に根付かせ、 プロジェクト活動(組織)へと適用していきます。 戦略広報の事例紹介はこちら 領域や提供サービス比較表 企業の広報PR活動を支援する会社には様々な種類の会社が存在します。 目的や手段、どういった導入効果を求めているかによって、選ぶべき会社が異なります。 社内外に向けた広報戦略の策定や、広報チ ー ム組成が必要であれば、広報PR活動を専門としたプロフェッショナルが戦略広報とプロジェクトマネジメントの側面からお手伝いできるTAKKにご相談ください。
2024.9.05
NEWS
創立5周年を迎えました。 想いが実る5周年に TAKKは創立5周年を迎え、更なる飛躍を目指します。この節目にあたり、 私たちは "Team TAKK" という5周年スローガンを掲げました。 "Team TAKK" とは、お客さま、協力者、従業員など全てのステークホルダーとチームとして活動していくことを意味します。 仲間意識のないチームは成り立ちません。社内外を問わず、共通の目的や関心を持つ仲間たちと様々な業務を実行することで、TAKKのパーパスである「広報活動を通して、感動と共感を広げる」を体現できると考えています。 "Team TAKK" という想いがさらに実る5周年に。今後も皆様とともに感動と共感を広げてまいります。 TAKK株式会社代表取締役 湯浅 卓
2024.7.01
コラム
戦略広報の体制や運営方法について 弊社とお付き合い頂いている多くのお客様は、もともと広報チームや広報事業部などは無く、総務部などが兼務で広報PR活動を行っていました。専任者や広報事業部が無い中でも、本格的な広報PR活動を実行可能です。戦略広報を実行する為の体制や運営方法を、事例含めご説明いたします。 オススメする基本的な体制 下記3つのチームを作り、戦略広報を実行します。 戦略広報チーム 広報チームや広報事業部が無かった場合は、経営戦略を把握している経営層(役員等)を戦略広報チームに参加してもらい、経営戦略から広報課題を洗い出し広報戦略を策定し、タスクや予算・スケジュールの年間計画を作ります。 コーポレートPRチーム コーポレートPRとは、企業を広報することです。例えば、企業ブランディング、IR広報、求職者へ広報する採用広報等。そのような内容は一般的に総務部、人事部、経営企画などが担当していますので、間接部門系の方々と実行します。 マーケティングPRチーム マーケティングPRとは商品広報のことで、その企業の商品やサービスを社外へ発信し、購入してもらうようにします。営業、製造、販売部などが担当していますので、直接部門系の方々と実行します。 少数から始める場合 始めに多くのスタッフを導入できない場合は、1つのチームから始めることが可能です。重要なのは、そこに経営戦略を把握している経営層の参加と、間接部門、直接部門の担当者を集め横串になるようにし、様々な部署の情報が集まるようにします。 運営方法について ①まずは経営戦略に沿った課題を洗い出し、スコープを作成します。(下記課題例) 外販率を向上させたい 求職者エントリー数を増やしたい、離職率を低下させたい 社内エンゲージメントを向上させたい 新商品を宣伝したい 目標売上を達成させたい 部署間の連携を向上させたい ②課題をコーポレートPRとマーケティングPRに分類します。 ■コーポレートPR 求職者エントリー数を増やしたい、離職率を低下させたい 社内エンゲージメントを向上させたい 部署間の連携を向上させたい ■マーケティングPR 外販率を向上させたい 新商品を宣伝したい 目標売上を達成させたい ③ ②で分類した課題を解決できるタスク(活動や広報ツール制作)を洗い出し、必要な予算やスケジュールを作成します。 ※詳しい内容はお問い合わせください。 次回の記事にて、タスク確定後の運用フローについて解説いたします。
2024.6.11
NEWS
弊社の事業内容を分かりやすく解説した、事業紹介パンフレットを更新しました。是非ご覧ください。 こちらよりダウンロードしてください(3.8MB)
2024.6.03
制作実績
背景 全国小口配送や倉庫管理業を得意とされている大阪の物流会社様のコーポレートサイトリニューアルです。企業のブランドイメージ向上と採用強化の為、写真素材も一から見直し写真撮影のディレクションも併せて実施させていただきました。WEBからの流入の1つには同業種からの協業依頼も含まれているため、業務の対応範囲だけでなく協業ネットワークの広さもアピールいたしました。シンヨー運輸様では、職場環境の改善やトラックの安全設備にも注力されておりドライバーが十分リラックスして健康的に働けることを常に意識されています。だからこそ、ビジュアル面ではクライアントやフォトグラファーと打ち合わせを重ねて“あえて”汗臭さの中から滲み出る「やりがい」や「楽しさ」「かっこよさ」のようなものをテーマにしました。 https://www.shinyo-ex.co.jp
2024.5.23
制作実績
産学官民連携による住民と育むまちづくりに向けたプラットフォーム[共創ラボ]が実施しているイベントを紹介する為のツールとしてWEBサイトを構築しました。イベント実施エリアの管理や、イベント詳細記事の管理などお客様の方でフレキシブルに更新ができるように機能面を充実させていただきました。ドメイン名は「共創ラボ」のネーミング浸透と親みやすくする目的で日本語ドメインを取得しています。 共創ラボ.jp
2024.5.23
制作実績
神戸・六甲で発達支援事業を行うNPO法人福祉ネット寿様の新規事業を総合的に支援しました。当初決まっていたのは、ここで飲食業をする、ということだけでした。そこからスタートし、どんな業態にするか、店名、商品、空間、マーケティングなど総合的にご支援させて頂きました。 クリエイティブ一覧 ロゴマーク・店舗名称 WEBサイト 空間演出 チラシ コンセプトライティング メニュー開発・デザイン
2024.5.20
制作実績
東大阪に焼き鳥屋を5店舗を経営される株式会社Tazya様の求職者向けサイトを制作しました。飲食で働くことは比較的身近なことですが、その分競合も多く、独自性も訴求し辛いことが多いです。株式会社Tazyaの代表は、その熱い想いをWEBサイトで表現することで少しでも独自性を訴求できればと考えてらっしゃいました。その熱い想いをコンセプトコピーに変化させ、更にビジュアルには熱い想いを焼き鳥には欠かせない火で表現することで、WEBサイトから熱量を感じとってもらえるようになりました。その成果もあり人員も満足いく内容で充足させることができました。 https://www.tazya.co.jp
2024.5.20
制作実績
新しく代表取締役が就任されるタイミングでコーポレートサイトリニューアルを着想され、就任から半年後に本サイトを公開しました。創業から65年経過し、古い工務店のイメージを一新し、未来を見据える表現をしていかなければならないというミッションを掲げたリニューアルプロジェクトとなりました。また業界の慢性的な人不足に対しても求職者向けのページを作成しました。きちんと情報を伝達することはもちろん、スタッフの紹介やスライダー写真で出来る限りソフト面でのイメージ訴求を行うことで求職者にPRできる表現をしています。 https://kamitani-con.com 採用ページ
2024.5.20
制作実績
採用強化の為、イメージを一新 GMB社への採用ターゲットへ訴求する為、採用コンセプトを策定し、採用サイトを一新させていただきました。戦略広報のコンセプトから派生した採用コンセプトを新たに生み出し、サイトコンテンツもコンセプトである”和”を意識した構造にしました。また動画においては、それぞれの職種が存在する中、横串・縦串の柵ではない、縦横に連動する和を表現できるように制作しました。更には、職種間の対談コンテンツをWEB内に設け和を表現しています。 https://www.gmb.jp/recruit 対談コンテンツ スペシャル動画 https://www.youtube.com/watch?v=e4w4_z7lQoI
2024.5.20
制作実績
採用総合サイトの一新 新卒・中途採用などのあらゆる採用ターゲットへ訴求する為、採用コンセプトを策定し、採用総合サイトを一新させていただきました。 採用コンセプトの策定 インタビューの実施とインタビュー原稿の作成 新卒採用の4名、中途採用の4名、育休を取得された社員4名の方へインタビューさせていただき、 原稿を作成いたしました。 新卒インタビュー4名 新卒インタビュー キャリアパス対談 採用総合サイトは下記からご覧ください。 https://www.spera-pharma.co.jp/recruitment
2024.5.20
制作実績
はじめに 南海部品様は昨年(2023年)に70周年を迎えられ、ロゴマークやスローガンをブラッシュアップさせて頂きました。 https://takk.tech/news/70th-nankai 周年広報 広報チームの組成もご一緒させて頂いております。 https://takk.tech/news/nankaibuhin 戦略広報 Webカタログサイトリニューアル 今回は既にあるECサイトとは別に、自社商品をweb上で確認し購入先が分かるWebカタログサイトをリニューアルさせて頂きました。 https://www.nankaibuhin.co.jp/catalogs/
2024.5.15
制作実績
はじめに GMB株式会社様とは、TAKKと広報チームを組成し4年目になります。企業を広報するコーポレートPRや商品を広報するマーケティングPR、さらには80周年のタイミングで周年広報を実施させて頂いております。詳細は下記記事よりご覧ください。 https://takk.tech/news/gmb 広報チーム組成について https://takk.tech/news/gmb-80th 80周年広報について コーポレートサイトリニューアル 長年利用してきた前コーポレートサイトを社外広報PR活動の中心的存在にする為、全リニューアルを行いました。 https://www.gmb.jp リニューアルコンセプト 全ての社外広報活動を当サイトから流入可能なように 差別化から独自化を目指すために、製品情報は各部署へ特徴や強みなどをヒアリングし、0ベースから文章を作成。 現代のIT機器(パソコンやスマフォ)に対応させる為、最新言語で構築。スマフォでも快適に閲覧が可能。 英語も全てネイティブ対応 アクセス過多にならないようにwebサーバーを最新化 Googleガイドラインに合わせたSEO対策
2024.5.15
コラム
システム開発会社とは システム開発会社とは、情報技術を駆使して顧客のニーズに合ったシステムを開発・提供する企業のことです。ビジネスアプリケーションやウェブアプリケーションを開発するソフトウェア開発会社、顧客のIT戦略策定やシステム導入支援を行うIT関連のコンサルティングサービスを提供するITコンサルティング会社も存在しますが、多くのシステム開発会社の中には、医療機関や医療情報を活用する顧客のニーズに合ったシステムを開発し提供するシステム会社(SIer※1)も存在します。医療システムの中には、患者のデータ管理や診療支援システム、電子カルテの開発・導入などが挙げられます。これらのシステムは、医療機関や研究機関にとって欠かせないものとなっています。※1:SIerとは…システムインテグレーターのこと。システム開発やシステム統合を主な業務とする会社です。顧客のニーズに合わせてシステムを開発し、既存のシステムと統合することで、より効率的な業務運営を支援します。例えば、ERPシステムやCRMシステムの導入、カスタマイズ、保守などを行います。 医療システム開発会社の動向 近年の医療システム開発会社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進やクラウドサービスの普及に伴い、ますます重要性を増しています。具体的な動向としては、以下の3つがあげられます。 AIを活用したソリューション 医療システム開発会社では、AIを活用した医療診断支援システムや予防医療に関するソリューションの開発が進んでいます。例えば、医療画像の解析や病気の早期発見などにAIを活用することで、医療の質を向上させる取り組みが行われています。 セキュリティ対策の強化 医療情報は個人情報や機密性の高いデータが含まれるため、情報セキュリティの重要性が高まっています。医療機関向けにセキュリティ対策の強化や、データ保護に特化したサービスを提供しています。 デジタルヘルスケアの普及 患者の健康管理や医療情報の活用を促進するデジタルヘルスケア市場も拡大しています。SIerは、患者向けの健康管理アプリや医療機関との連携システムなど、デジタルヘルスケア領域でのサービス展開を進めています。 なぜシステム開発会社に戦略的な広報PRが必要なのか 医療システム開発会社にとって戦略広報が必要な理由は多くありますが、その中でも以下のポイントが重要です。 認知の重要性 顧客や市場に対して自社の存在や提供する価値を広く認知してもらうことは、新規顧客の獲得はもちろん、信頼度の向上にもつながります。特に医療システムを提供するSIerは、医療機関や関連企業との信頼関係を築くためにも、認知度を高めることが重要です。 各ステークホルダーとの良好な関係構築 医療システムを提供するSIerは、顧客である医療機関や患者だけでなく、パートナー企業や株主など、さまざまなステークホルダーに対して情報発信の義務を持っています。適切な広報PR活動を通じて、各ステークホルダーに対する信頼性や情報提供の透明性を示すことが求められます。 採用と定着率の向上 優秀な人材の獲得・定着もSIerにとって重要な課題です。戦略広報を通じて、企業の魅力や働きやすさ、成長機会などをアピールすることで、優秀な人材の採用や定着につなげることができます。また、社内外のイメージアップや社員満足度の向上にも貢献し、従業員のエンゲージメント向上も期待できます。 システム開発会社の広報PRで気をつけるべきこと システム開発会社が広報PRを行う際には、以下の点に注意する必要があります。 情報の正確性と透明性:医療システムに関わる情報は特に慎重に扱う必要があります。正確性を重視し、情報提供の透明性を保つことが求められます。 倫理とコンプライアンス:医療分野では倫理や法令に厳格な規定があります。広報PR活動を行う際には、これらの規定を遵守することが重要です。 顧客やステークホルダーの声に耳を傾ける:広報活動によって得られるフィードバックや顧客の声に積極的に対応し、改善につなげることが大切です。 システム開発会社の戦略広報チーム組成のポイントと在り方 こういった戦略広報チームを効果的に組成するためには、以下のポイントが役立ちます。 幅広い部署からメンバーを配置する:システム開発会社は医療分野に特化した情報を扱いますし、様々なステークホルダーに情報発信する必要があるため、医療や情報技術に精通した専門性の高いメンバーをチームに配置することはもちろん、営業や開発部門のメンバーや、間接部門の人事や総務など、様々な部署から戦略広報チームに参加してもらうことが重要です。 外部との連携強化:医療機関や業界団体、学会や大学などとの連携を強化し、情報共有や認知度向上に努めることが必要です。 継続的な評価と改善:広報PR活動の成果を定期的に評価し、改善点を洗い出してチーム全体で改善に取り組むことが大切です。 まとめ システム開発会社(SIer)が戦略広報を行うことは、顧客やステークホルダーとの信頼関係構築や優秀な人材の獲得・定着に不可欠です。特に医療システムを提供するSIerは、倫理や情報の正確性に特に注意し、透明性を持った広報活動を展開することが求められます。戦略広報チームの組成や在り方にも工夫を凝らし、継続的な改善を行いながら、企業の成長と競争力強化を図っていくことが重要です。
2024.5.07
コラム
病院広報とは まず「広報」とはパブリック・リレーションズ(Public Relations)の略として一般的に知られている言葉で、直訳すると「良好な結びつき・関係作り」を指します。 では「病院広報」はどうでしょうか。一般的な企業の広報を医療機関に置き換え「医療サービス業が社会と良好な関係や信頼を得るために行う”理念の浸透活動“」と考えることができます。つまり「自院がどんな理念か、どんな医療体制で、どんな医療サービスを行なっているか。」これらの明確な答えを以って院内外に発信することこそが病院広報と定義できます。 病院広報の目的 広報の目的は、各企業の経営方針や業界の環境によって異なり病院広報の目的も経営環境や施設規模によって異なるため基本的には同じことが言えます。 知名度や認知度の向上 地域医療の機能、診療体制の理解を得ること 経営や医療理念の浸透 患者に正しい健康観を伝え育成 情報公開の拡大 イメージアップ・ブランド戦略 メディア(マスコミ)との良好な関係作り 緊急時の対応、リスクマネジメント 職員の意識改革やモチベーションアップ、組織の活性化 とはいえ、各医療機関の戦略や今置かれている状況によって優先順位は当然異なりますし広報担当者の持つスキルや認識によっても対応範囲が左右されます。 そのため広報担当者だけで全てを実施するのは必ずしも正解とは言えません。むしろ困難を極めるので、「広報はあらゆるポジション・ライセンスの方々が協力し合って取り組む時代である」ということを院内に理解してもらうためにも“広報チームの組成”が優先事項と言えます。 病院広報の対象者 病院広報にも一般企業にも共通して言えることですが、広報は短期的な増患(利益獲得)のために行うものではなく社会と良好な関係を継続維持していくものです。病院経営として最も接点を求めるのは地域住民(患者)・職員(求職者)ですが、広報の考え方に基づくと対象は院内外(社内外)に広く渡り単純に「患者」「職員」だけでないことが想像できます。 このように多岐にわたる対象者に広報施策を策定し、実施する中で「どの対象に、どこまでの範囲で広報をするか、どんなネットワークに繋がるか、そのためにはどんな広報手段があるか」を常に広報活動で意識することが重要です。取り組むカテゴリが、院外広報か院内広報か採用広報かによっても内容が異なります。 病院広報の効果 広報の効果測定は、定量的・定性的な両方の側面で評価しましょう。例えばイメージしやすいものとして、採用広報におけるリクルートWEBサイトのリニューアルを行う際は、エントリー数やサイトへのアクセス数を定量的に設定することができます。一方でエントリーした求職者や院内の職員に対して、サイトが与えた影響(印象)や抱いているイメージをアンケート調査したり、ヒアリングすることで定性的な効果を図ることができます。広報は薬に例えるならば漢方薬のようなものなので、短期間ですぐに効果を発揮しにくい性質がありますが長期的な目線で継続して実施していくことで社会との良好な関係を持続的に構築できます。日々、諦めずにコツコツと積み重ねることで思わぬ効果を得ることも可能です。 まとめ 医療機関でこれから広報を担当することになった方へ「医療機関の戦略広報・PR〜概要編〜」をお届けしました。今まさに『兼業orひとり広報』を担当されている医療機関の方がこの記事をご覧になられていたら一度お気軽にお問い合わせください。TAKKが貴院の広報戦略の提案と広報チーム組成を支援させていただきます。今回は概要編でしたが、具体編ではどのような広報チームの運営をしているかなども発信していけたらと考えておりますので是非お楽しみに。
2024.4.05
コラム
広報PRを学び実践へつなげる!戦略広報の無料体験セミナー&グループワーク 戦略広報の無料体験セミナー&グループワークとは? 日々広報PR活動に関わっている方や、これから広報PR活動を本格的にはじめようとしている方々向けに、弊社の提供サービスである戦略広報の体験セミナーを完全無料で実施いたします。 広報PRのノウハウはもちろん、企業様に合った実践的なアドバイスをお伝えするセミナー&グループワークとなっております。 また、多種多様な企業の広報担当者さまが参加されるので横のつながりができ、情報交換も行っていただけます。 【こんな方におすすめ】 ひとり広報の方 どうやって広報PRを活動をスタートすればいいか分からない方 今取り組んでいる広報活動が合っているか分からない・不安な方 広報PRのスキルをもっと身につけたい方 他社の広報事例を知って自社に活かしたい方 他社の広報担当者とのつながりが欲しい方 プログラム内容 ミニセミナーでは広報PRの基本的な概念はもちろん、「どうやって広報PR活動を行えばいいの?」の疑問・不安を解消するノウハウや実践方法を講演いたします。 ワークではTAKKメンバーがアドバイスしながらシートを埋めていただき、”明日から実践できる広報PR計画”を完成させることができるので、知識のインプットはもちろん、日頃の広報PR活動を加速させるチカラが身につきます。 1.戦略広報ミニセミナー&ワーク① 10:20〜10:50(30分)ミニセミナーでは広報PRの概念や戦略広報の進め方の基本についてインプットしていただきます。ワーク①では、”自社に合った広報計画”に落とし込むためのワークを行っていただきます。自分の会社が向かうべき方向=自社の方針を理解し、広報PR業務へと展開するために何が必要なのか、実践的に学んでいただけます。 2.ワーク② 10:50〜11:20(30分)広報部の少ないリソースだけでは広報PR業務への展開が難しいのが現実です。自社の誰をどのようにマネジメントすれば最大の効果を上げることができるのか、実践的に学んでいただけます。 3.質疑応答 11:30〜11:50(20分) 4.ランチ会&個別相談会 12:00〜13:00(60分)ランチ会ではTAKKのプロジェクトマネージャーへ不明点等を相談していただくことができます。ワークで作成した資料のブラッシュアップはもちろん、翌日からの広報PR活動への活かし方・進め方についても、個別にアドバイスいたします。 当日スケジュール 10:00TAKKからご挨拶・ワークショップの流れ説明10:10参加者の自己紹介10:20ミニセミナー&ワーク110:50ワーク211:20ワーク2 発表11:30質疑応答11:50ワークショップ終了・ご挨拶11:55軽食提供・ランチ会13:00完全撤収 開催詳細 場所TAKK株式会社 本社内 会議室〒545-6031 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス31階Abeno Harukas 31F, 1-1-43 Abenosuji, Abeno-ku, Osaka-Shi Osaka,545-6031 Japan時間am10時〜pm13時費用無料(お弁当・飲み物支給)参加方法弊社のスタッフよりご案内します。 広報PR事例 https://takk.tech/news/nankaibuhin 戦略広報 https://takk.tech/news/70th-nankai 周年広報 https://takk.tech/news/gmb 戦略広報 https://takk.tech/news/gmb-80th 周年広報 https://takk.tech/news/bandainamcoindia 戦略広報 https://takk.tech/news/shiraishi 周年広報
2024.4.04
NEWS
スタッフ情報更新のお知らせ 1月入社、3月入社と合計2名のスタッフが入社しました。よりパワーアップしたTAKKにご期待ください。 江頭 朱理(PM) 竹内 友衣子(Designer) 詳細ページhttps://takk.tech/company/ Team TAKK
2024.4.03
コラム
当社では様々な企業様への戦略広報支援を行っています。そこから見えてきた業界別の戦略広報のススメをお送りします。今回は『製造小売業』の事業者様が戦略広報を取り組む際のコツや注意点などをお届けします。 製造小売業界について 製造小売業とは? 企画から製造、販売までを垂直統合させることで無駄なサプライチェーンを省き、消費者ニーズに迅速に対応できるビジネスモデルを展開する業界のことです。要はメーカー直販型のビジネスです。SPAという言葉をよく目にしますが、これは製造小売業のことを指します。ファッション業界ではSPAは当たり前によく聞く言葉で、ユニクロやZARAなどはその代表格です。ファッション業界以外ではD2Cという言葉がよく利用されます。これも製造小売りを意味し、メーカー直販型ビジネスのことを指します。 出所:製造小売業(SPA)のビジネスモデルイメージ図 店舗販売を主→SPA、ネット販売を主→D2C、とその違いを表現するケースが多いですが、本記事ではその2つをまとめて製造小売業界とし記載を続けます。 製造小売業界の動向 現代は「モノが売れない時代」と称されることがよくあり、小売全体的に厳しい状況が続いています。しかし、実際にはモノが売れないというよりも簡単にモノが売れなくなっていると考えるべきでしょう。その要因はいくつか考えられます。 1.商品・ブランドのコモディティ化「品質の高い商品」「オシャレな商品」「機能性」「価格の安さ」など商品・ブランドの特徴・付加価値としている要素はことごとく真似されすぐに競合も追いついてきます。日本の技術開発力の賜物だと私は感じていますが、一方で消費者が商品を選択する理由を奪っている状況でもあります。機能、見た目、価格、品質、どれもがほとんど似ている商品ばかり。飛びぬけた付加価値を構築しずらくなった現代では消費者に与えるインパクトが大きくなく、結果飛ぶように売れる現象が発生しずらくなっています。 2.商品の品質の改善品質を良くするために改良を重ねた結果、現代の商品の品質はかなり高いレベルに至っています。結果、あまり頻繁にモノを買う必要がなくなっています。1度買うと長年愛用できてしまう品質にあるのです。消費財などでも”長持ち”などのキーワードはよく耳にすると思いますが、結果購入回数が減っていることも事実なのです。 3.情報のスピード高速化インターネット、SNSの定着によって、現代では消費者が収集できる情報量が急増しトレンドを肌で感じる世の中になっています。そのトレンド・流行は毎日のように移り変わります。かつての人気商品があっという間に廃れる現象も珍しくなくなりました。消費者は次から次へと新しいトレンドへと移行していきます。そのサイクルはますます加速するばかりです。モノが売れないのではなく、ひとつのモノを変わらずに売り続けるのが難しくなっているといえるでしょう。 なぜ製造小売業に戦略広報・PRが必要なのか? なぜ製造小売業に戦略広報が必要なのか、その理由をまとめました。 1.認知の重要性 商品の認知度は製造小売・DtoC事業をするうえでは避けられない課題です。商品名やブランド名をより多くの人に知ってもらいたい、それは売上にも直結する重要なファクターです。しかし課題の本質は認知数だけではないと考えます。”認知の質”も重要なのです。例えば、テレビCM。確かに多くの人に知ってもらう機会になりますが、しかし広告の信頼性が高くない現代においては消費者にとって無関心認知になるケースが多いです。では広告ではなく、自分の好きな専門誌で紹介されていたらどうでしょう。認知数はCMと比較すると格段に少ないかもしれませんが、自分が信頼性を高く感じている専門誌で広告枠ではないスペースで紹介されているとなると、それは関心ある認知になるでしょう。【メディアの広告枠で知ってもらう=質の低い認知になる傾向】【メディアの取材枠で知ってもらう=質の高い認知になる傾向】もちろん認知の数も重要ですが、それだけでは最終購買には繋がりません。質の高い認知を獲得していくためには、広告枠では買えない取材枠を獲得していく必要があります。それを実現させる活動がメディアPRです。商品・ブランドが見せるビジョン、社会貢献度、エコ、など社会優位性をメディアに対しアプローチします。そうすることで広告枠ではない質の高い認知となる取材枠が得られるのです。初めは小さなメディアへの出演だったとしても、その積み重ねがビックウェーブを呼ぶパーツとなるのです。広告ではない質の高い認知を獲得する為の活動を。取材が来る日をじっと待ってるのではなく、取材を獲得しにいくメディアPRも小売業界にとっては重要な活動の1つです。 2.広告パワーの衰退 製造小売・DtoC事業は絶対的な広告主義の考え方が台頭していました。しかしインターネット・SNSの広がりによって、消費者のネットリテラシーが高くなったことで広告を嫌う風習も広がってきています。特にZ世代と呼ばれる世代においてはネット広告をネガティブに感じる割合が約70%に上るというデータもでています。広告のチカラは未だ健在であるが、少し陰りを見せてきていることもまぎれもない事実なのです。その要因は消費者の購買行動モデルが変わっていることにも大きく起因します。AISASは、2004年大手広告代理店の電通によって提唱された比較的新しい購買行動モデルです。 A:Attention(注意・注目)→初めてのタッチポイント。広告で知るなど。I:Interest(興味・関心)→興味を持ち、関心を得る。S:Search(検索)→この商品、ブランドのことを調べる。A:Action(行動)→購入する。S:Share(共有)→SNSなどでレビューしたり、発信する。 そして現在、小売業で広告よりもPRに力を注ぐ企業が多い理由はこの行動パターンに大きく影響すると考えます。日本で昔からよく参考にされている消費者行動モデルケースAIDMAとは異なる点が多く、特にInterest、Searchの部分をPRで補填するケースが多いと考えられます。Interest→以前は機能、価格などの付加価値を直接的に訴求するケースが多かったが、現在ではその先のビジョンを訴求し、消費者に関心を与えるケースも増えてきています。例:前・虫歯菌がなくなる歯ブラシ。 今:綺麗な歯できらめく笑顔に。Search→AIDMAには存在しなかった要素。現在は情報過多の時代で、消費者が知りたい情報を自ら検索できます。関心を持った商品・ブランドがあると何かしらで情報収集を行います。その情報収集の結果を以て購入アクションで移動します。戦略PRは愛してもらう為、ファンになってもらう為の行動・実行です。その行動の軌跡が消費者に関心を与え、その行動の軌跡を消費者が知ることで好意を持つ。 広告はあくまでもAttentionを成し遂げる為のツールでありその後の役割はPRが担っていると考えます。 3.LTVの重要性 LTVとはLife Time Valueの略で「顧客生涯価値」を意味し、1人の顧客がサービス利用開始~終了までの間に企業・ブランドにもたらす価値(総合計金額)のことを指します。上記までに述べた理由より新規顧客の獲得が困難になってきており、一度獲得した顧客をできるだけ長く維持することが最重要課題となってきています。既存顧客とのエンゲージメントを高め、購入頻度や購入単価を高める施策が求められています。この施策こそが戦略PRだと考えています。LTVは広告では成し得ない指標で、より愛してもらうことでLTV指標は高まっていくのです。 目標の設定(KPI,KGI) 目標を売上に直結させたい気持ちは理解できますが、広報活動を売上数字に直接結びつけることは危険です。商品価値を高める活動である広報は売上と直接紐づかないからです。ここを間違えて広報活動を辞めてしまう事業者もたくさんありますが、やめた途端に価値の向上は見込めません。数年先を見据えてジワジワと効いてくることを待ちましょう。しかし折角の活動を数値化できず、活動自体に疑問を抱くケースもよく見受けられます。活動担当者のモチベーションにも結び付く為、定量的な数値をKPIを置くことをおススメします。 この際、前述したように売上数値をKPIとすることは辞めましょう。売上に間接的に貢献しているであろう数値をKPIとしましょう。例えばWEB分析ツールを用いたブランドの指名検索数をKPIに設定するなど。※様々な広報活動の結果、消費者ニーズが顕在化したときに商品名・ブランド名指名で行動してもらえる。結果、売上(CV)確立が高くなる、という仮説です。「〇〇といえば、XX」と想起させたことにも結び付きます。 製造小売業の戦略広報・PRで気を付けなければいけないこと 製造小売業界はすぐ結果に結びつく世界でビジネスをしています。○○という施策をしたら今日売上が●●円高くなった、というようなスピード感ある日常を送ってらっしゃいます。それとは逆に戦略広報は数年かけてジックリと、その商品価値・ブランド価値を高めていく仕事です。もちろんすぐに売上に繋がる訳ではありません。このマーケティングと異なるスピード感に注意しなければなりません。中長期的なスパンで物事を見て、細かいKPIを随時設定し、小さな達成感をチームで感じることが重要です。 製造小売業の戦略広報チームの在り方 製造小売業界にはたくさんの職種の人が在籍しているケースが多いです。私が約6年間在籍していた服飾製造小売会社を例に挙げても、デザイナー・MD・パタンナー・店舗営業・販売・生産、の6職種がありました。当社の戦略広報支援では間接部門、直接部門の方々を巻き込みチームを組成します。そうすることで断片的一方的な情報に支配されず、包括的に情報を巻き取れます。それは広報活動を正しい在り方へ導く第一歩だと考えています。またこの包括的な広報組織があることで商品ブランディングや商品開発にも活かせるようになります。愛してもらう活動を通じて愛されるポイントを知り、愛される商品作りへと活かす。このサイクルを生み出せることが、製造小売業界で戦略広報に取り組む最大のメリットだと考えています。 最後に 製造小売の戦略広報のススメはいかがでしたか?業界ごと、会社ごと、事業ごとに戦略広報のあるべきカタチは変わっていきます。製造小売業界も変わっていかなければなりません。広告だけに頼らない、戦略広報の活動も新たに取り入れてみてはいかがでしょうか。
2024.4.01
TAKK CULTURE
TAKK株式会社 スタッフの江頭と申します。 早いもので、入社して1ヶ月が経ちました。先輩社員の仕事に同行させていただきながら、広報とは、プロジェクトマネジメントとは何かを学び、当社の企業理念に触れる日々を過ごしてきました。これまでを振り返りながら、当社の企業理念について感じたことをシェアしたいと思います。 当社のパーパスについてのコラムはこちらから。 https://takk.tech/news/corporate-philosophy モチベーションの起爆剤になる 当社のパーパスは、「広報活動を通して、感動と共感を広げる」です。あるプロジェクトでは広報活動の軸の明確化が、組織のモチベーションと直結していることに気付きました。目標の立て方や具体的な手段が不透明で、思ったような成果が出ない。そうお悩みの際に、似た事例や考え方のコツ、戦略の提案をお伝えすると、皆様「その視点はなかった」とぱっと表情が明るくなります。働く中で積み上げてきたアイディアや成果が広く社会に伝わり、それが人々の心に触れることで、感動と共感の輪が広がっていく。いきいきとこれからのアイディアを出していくクライアント様を拝見すると、潜在的な可能性を引き出すお手伝いこそが、私たちの企業が目指す姿勢の一部だと感じます。 未来への投資になる 最近参加した周年広報のプロジェクトでは、未来への貢献や抱負を式典や動画で伝えました。式典参加者へのアンケートではポジティブなフィードバックや会社への理解が深まったとのコメントが多く寄せられ、メインの広報担当者からも会社に活動を評価してもらえた、さらに頑張っていきたい、との声をいただいています。より愛される組織になるように目標を設定し、PDCAを回すことは、社内だけではなくステークホルダーの皆様にも重要な未来への投資となっています。私たちと共に広報活動をしていただいた方々から「やってよかった」と思っていただけることは、大きな励みとなっています。 最後に 私は「表面的な情報発信ではなく、経営の根幹から広報に携わり、人の可能性を広げたい」という思いから、TAKK株式会社に応募しました。新たな概念に戸惑うこともありますが、具体的なプロジェクトや広報活動を通して、パーパス経営の効果を実感しています。目指す未来に向けて全員が自律・自走しながら働く環境にいると、生来心配性の私でも驚くほど前向きに、新しいことに挑戦できています。 直近の私の課題が、アウトプットの割合を増やすことです。一環としてこちらの記事を担当させていただきました。 これからも私たちの活動が多くの人に感動と共感を届ける手助けになることを願い、精進していきます。
2024.2.07
NEWS
新年明けましておめでとうございます 旧年中のご愛顧を感謝いたしますとともに皆様のご繁栄とご多幸を心からお祈り申し上げます本年もよろしくお願いいたします 2020年6月に法人化してから、早いもので現在4期目の約3年半が経ちました。 お陰様で毎期増収増益を継続することができ、最近は2名が新たに入社し合計6名の組織になりました。6期の終わりまでに10人の規模を目指します。より質の高いサービスを提供するよう日々ブラッシュアップを努めて参ります。その為にも企業理念を再設計しましたので、是非ご覧いただけますと幸いです。 TAKKの企業理念 Purpose 広報活動を通して、感動と共感をひろげる Vision 高いモチベーションが溢れる世界にする Mission TAKKがひろがる仕事や仲間を増やす Value Goal Driven, Future Focused. 未来を見据えてアクションを取り(Future Focused)、そのアクション自体の原動力はゴール(Goal Driven)であるという理念のもとに事業を遂行する。 組織構造やリーダーシップは存在しない 優れたアイデアをだれも握りつぶせない だれでも協力者になれる だれでも先頭役を務められる だれも指図できない 目的や目標は自分で決める だれかの成果を簡単に生かせる ゴロツキや暴君に耐える必要はない 出る杭は打たれない 優れたものがたいていは勝つ(平凡ではそうはいかない) 情熱を削ぐような方針はくつがえされる 素晴らしい貢献は周囲から認められ、祝福される 「どうすれば全員が同等の権力を握れるか?」ではなく「どうすれば全員が強くなれるか?」である 本当にありのままでよい。お互いの人間性の深い所を見つめ直し、強さと弱さを尊重し合うという美しい関係をつくる
2024.1.01
TAKK CULTURE
当社のパーパスについてのコラムはこちらから。 https://takk.tech/news/corporate-philosophy パーパスの活用方法 様々な組織で重要視されるようになったパーパスですが、時間をかけて作ってみたはいいものの、「どうやって活用すればいいんだっけ?」となり結局燃え尽き症候群に陥っていませんでしょうか。そうならないための戦略が大切です!というお話は大前提ですので、本記事では私が個人的に活用して役に立ったシーンを大きく2点ご紹介させていただきます。 事業に対する熱量が伝わりやすくなった お客様や家族、または採用活動の際に自社サービス内容をお話する場合にパーパスを絡めて伝えることで「なぜ今の事業に取り組んでいるか」や「どんな姿勢で臨んでいるか」が伝わりやすくなりました。仮にパーパスがなかったとしても事業内容は語ることができます。(戦略広報の実施と、広報チームの組成)しかし、パーパス『広報活動を通して、感動と共感をひろげる』ことが弊社の存在意義だと加えることで、相手にとって“なぜその事業をやるのか”を理解していただけるようになる為、より具体的かつ高い熱量を持って語りかけることができます。 業務を行う上で考えがクリアになった 日々、プロジェクトを遂行していく中で様々な困難に直面し悩みを抱えるときもあります。そんなときでもパーパスは助けになります。自分は、なぜこの組織に在るのか。お客様にどのような対応をするべきか。を考える場合にもパーパスに触れることで明確に答えを導き出すことができるようになりました。 法人にとってだけでなく、個人にとっても指針となり得るのがパーパス経営のメリットだと感じます。 まとめ いかがでしたでしょうか? 企業を取り巻く環境がITの進化によって構造変化し、VUCA時代とも呼ばれ非常に不安定なものとなっています。 その中でパーパス経営を大切にして行きたいと言う経営者の方々も多いと思います。パーパスは組織の規模に関係なくメリットをもたらしますが、パーパスは組織が従業員に一方的に押し付けしまうと逆効果です。 組織の目標や部署ごとの目標を基に、個人の目標へ落とし込みお互い理解しあった上で策定することをお勧めいたします。設定して終わりにするのではなく、必ず実際の業務に落とし込みましょう。
2023.12.13
NEWS
年末年始休業日のお知らせ 拝啓 師走の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。 さて、TAKK株式会社では年末年始の休業日につきまして、下記のとおり休業日とさせていただきます。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。 敬具 記 ■年末年始休業日2023年12月30日(土)~2024年1月8日(月) ※2024年1月9日(火)より、通常営業を開始いたします。※お問い合わせにつきましては、2024年1月9日(火)以降ご連絡させて頂きます。
2023.11.29
TAKK CULTURE
先日新たに、TAKKのパーパスを定義しました。 広報活動を通して、感動と共感をひろげる 今回のコラムでは、パーパス経営のメリットについて八並が解説します。 パーパスの定義やその目的については、下記の高鶴が書いたコラムにて解説しています。 https://takk.tech/news/corporate-philosophy-vol-2 パーパス経営のメリット 2010年前後に生まれた「パーパス経営」という概念、その名の通りパーパスを軸とした経営を指すことです。利益を上げるだけではなく、自社の事業によってどのような社会貢献ができるか?といったことを軸として経営することが必要です。 また、企業がパーパス経営に取り組むことでのメリットは多岐にわたります。 従業員のエンゲージメントの向上 パーパスを浸透させることで、従業員が「自分たちの仕事が社会に役立っている」と明確に感じられるようになります。 「何のために働いているのか」「自分の仕事がどんな風に社会に役立っているのか」といった不明確だった目的意識がクリアになることで、会社だけではなく社会とのつながりを感じられるようになり、従業員のエンゲージメント向上が期待できます。 意思決定スピードの加速 TAKKで働いているわたし自身も日々実感しているのですが、TAKKはスタッフの意思決定スピードが早く、質の高い仕事をしていると感じています。 パーパスが浸透すると、「どのような決断であれば、自分たちが目指すゴールに近づくことができるか」といった軸で判断できるため、従業員全員が同じ方向を向いて、日々の業務を推し進めていくことができます。 ステークホルダーからの支持 パーパス経営は社内はもちろん、社外からの共感を得ることで、企業成長に好影響をもたらします。 ステークホルダーからの共感やポジティブな印象を得ることで、採用課題の解決にも繋がります。パーパスに共感した学生や求職者からの応募が増えることでマッチング率の高い採用が可能となります。 TAKKでも経営理念や行動指針を公開したことで、その内容に共感した求職者から多くの応募をいただいた実績があります。 「パーパス」の重要性 弊社は少人数の会社だからこそ、経営理念や行動指針が浸透していました。 また、セルフマネジメント組織だからこそ、パーパスを策定せずとも全員が同じ方向を向いて意思決定できる組織でもありました。 そんな中、今回改めて言語化できていなかった全員の想いを共有し言語化できたことで、わたし自身、身が引き締まる思いを感じています。 全員で考えたパーパスだからこそ改めて「それに恥じない行動をしなければ」とも感じています。 最後に 弊社のような小規模企業はもちろんですが、中小企業や大企業がさらに成長できる組織となるために、 パーパス策定は多くのメリットをもたらします。 弊社では、パーパス策定のためのノウハウや多くの事例がございますので、お気軽にご相談ください。
2023.11.10
TAKK CULTURE
先日TAKKのパーパスが新たに定義されました。 広報活動を通して、感動と共感をひろげる こちらについて、スタッフ高鶴視点での解説をさせて頂きます。 パーパスとは パーパスとは英語purpose(目的・意図)が直訳ですが、企業としての「存在意義」のこととして近年使用されてるようになってきています。「何のためにTAKKは存在するのか」という問いの答えが、パーパスです。私たちはクライアントの広報支援サービスを提供しています。この活動を行うことによって全てのステークホルダーの皆さんから愛される企業・ブランド・商品にクライアントが成長することを目標にしています。愛されるためには感動して頂くこと、共感して頂くこと、は重要な要素だと考えています。広報活動=LOVE ME活動を行い、ステークホルダーが感動や共感を生み、企業・ブランド・商品への愛情が積み重なる。そんな社会を実現するために私たちTAKKは存在しています。 パーパス定義の目的 現在パーパスという言葉が頻繁に企業で使われるようになっています。その理由は働く環境や時代背景にあるとされています。 変化の激しいビジネス環境 組織や人材の多様性(ダイバーシティ)への対応 社会的意義、社会貢献への重要性の増大 などがあげられ、それらに対応していく企業であることをパーパスを通じて定義しているのです。 またそれ以外にもパーパス導入には4つの側面、8つの切り口があるとされています。 参照:電通パーパスベネフィットチャート https://www.d-sol.jp/blog/purpose-design-4 TAKKは4期を迎えています。中途採用のお知らせにもある通り新たに人材も増やそうと考えています。そのタイミングで私たちの事業ドメインの再定義を行い、今よりも高いモチベーションで高品質なサービスを提供できるいいキッカケとなりました。 パーパス定義のその後 世の中にはカタチだけ定義し社内に浸透もせずに失敗と呼ばれるパーパス経営も数多くあるでしょう。私たちもまだこの定めたパーパスを世の中にアウトプットしているツールは数少ないですが、私個人としては新たにマインドセットされて清々しい気持ちです。新たな大義名分が形成された気分です。これは非常に重要だと考えていて、近年のビジネスシーンではマインドセットが重要視されるようになってきていると思います。マインドセットがポジティブであるかどうかによって、パフォーマンスや成長スピード、仕事の成果に影響があるとされているからです。この清々しい気持ちは確実に私のパフォーマンスを上げるでしょうし、私のパフォーマンスが上がることでクライアントの満足度も高まると信じています。そして最終的にはパーパスを体現するようなカタチへと結びつくはずです。 最後に TAKKのパーパスは全員で作りました。全員でアイデアを出して定義しました。誰1人取りこぼさずに全員が納得するように言語化することが1番重要事項だと感じました。だからこそパーパス定義は大変な活動ですが、その先にはきっと私の様にマインドセットされたスタッフがポジティブに活動している組織になるでしょう。パーパス経営のご支援もしておりますので、また実績として掲載させて頂きます。
2023.10.19
TAKK CULTURE
TAKKの企業理念 代表の湯浅です。今回改めて弊社の役割を見直し、TAKKの企業理念を策定しましたので解説いたします。こちらのページに掲載しています。https://takk.tech/company/ パーパス(Purpose) 「(Why)何のために存在するのか」存在意義「今」 広報活動を通して、感動と共感をひろげる 弊社のメイン事業は広報活動支援であり広報活動のゴールとは、「広報活動によって社会との良好な関係を日頃から構築し、企業・商品・サービスに対する信頼度を高める」ことです。それを達成するためには人の心に響くことが必要で、その響きが「感動や共感」になればゴールに到達すると考えています。 ビジョン(Vision) 「(Where)目指すべきところ、あるべき姿」「未来」 高いモチベーションが溢れる世界にする 「感動や共感」が広がるということは、何事に対しても高いモチベーションで取り組むことが可能です。家族や仕事に対しては勿論、趣味に対してもです。世界中の人々が、高いモチベーションでポジティブに何かをすることになれば、社会はもっと豊かになると思いませんか? ミッション(Mission) パーパスとビジョンを実現するために(What)やるべきこと TAKKがひろがる仕事や仲間を増やす 弊社の会社名であるTAKKとはアイスランド語で「ありがとう。」という意味です。感動と共感を広げたり、高いモチベーションが溢れる世界にするには、やはりコミュニケーションの原点である感謝の意を表することだと考えています。それは社内の仲間にも、お客様にも、仕事内容にも、「ありがとう」と言って頂けたり、言えたりすることが理想です。 バリュー(Value) ミッションを成し遂げるための行動指針 Goal Driven, Future Focused. この言葉には、未来を見据えてアクションを取り(Future Focused)、そのアクション自体の原動力はゴール(Goal Driven)であるという理念のもとに事業を遂行する。という意味が込められています。 人には常に目的や目標等のゴールがあるからこそ、行動できると思っています。ただこれは一人の場合は比較的簡単だと思いますが、会社のように人が複数人集まり組織になると難しい面があります。それを解消するために、下記のような12個の行動指針をTAKKは策定しています。 •組織構造やリーダーシップは存在しない •優れたアイデアをだれも握りつぶせない •だれでも協力者になれる •だれでも先頭役を務められる •だれも指図できない •目的や目標は自分で決める •だれかの成果を簡単に生かせる •ゴロツキや暴君に耐える必要はない •出る杭は打たれない •優れたものがたいていは勝つ(平凡ではそうはいかない) •情熱を削ぐような方針はくつがえされる •素晴らしい貢献は周囲から認められ、祝福される
2023.9.28
コラム
事業戦略に沿った人材育成とリスキリング リスキリングと聞けば、ノウハウを身につけて異なる職務に就いたり、職場で求められる必要なスキルを習得することを想像していませんでしょうか。また、DX教育の一環としてのみ捉えている方もいらっしゃるかも知れません。個人単位で捉える際にはどちらの考えも当てはまりますが、企業や組織単位で捉える場合は「事業戦略」に注視する必要があります。特に人材育成とリスキリングは密接な関係ですし、事業を育てていく為にも人の成長は欠くことができません。企業や組織が投資するべきは人材育成のためのリスキリングです。 どんなことを習得すればいいのか では、具体的にどのような内容を身につけることが求められているのでしょうか。 株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」が、ビズリーチ会員と、企業の経営層・採用担当者を対象に、リスキリングに関する調査を実施しました。(有効回答数:ビズリーチ会員629件、企業の経営層・採用担当者308件)参照 https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2023/0404.html 「企業が社員に身につけてほしいITスキル」という調査項目で最も票が多かったのがプロジェクトマネジメントでした。この調査ではDXやデジタル化を推進するためのITスキルとされていましたが、プロジェクトを円滑に進めるために必要なスキルという意味ではITもDXも分け隔てなくプロジェクトを成功に導けるスキルと言えます。 プロジェクトマネジメントを学ぶには、研修に参加したりPMBOK関連の書籍で学ぶことができます。しかし、それらで基礎を学ぶことができますが現場で役に立つプロジェクトマネジメントを学ぶには、とにかく実践するしかありません。思い通りに行かないことの方が多い予測不可の現場で実際にプロジェクトやチームをマネジメントする。こういった経験をたくさん積むことの方が圧倒的に刺激があり座学だけよりも早く習得が可能です。 チーム組成して共に成長する 広報チームをゼロから組成し育てていくことはプロジェクトマネジメントそのものです。とはいえ、急に自社内で専門チームを立ち上げることは困難を極めます。チームが軌道に乗って自走可能な体制が整うまで弊社がサポート致します。ある程度の基盤が整えば自社内でチームマネジメントが必要になりますので、そこで実践して経験を積み学んでいくことができます。まずは、チーム組成を我々と一緒に行っていきましょう。 広報活動を通してこれまで身につけることがなかった、広報スキルを習得し企業の事業戦略をより一歩先に進めていくことができるはずです。
2023.9.19
NEWS
中途採用募集中 エン転職にて中途採用募集中です。詳しくはこちらをご覧ください。https://employment.en-japan.com/desc_1243092/
2023.8.29
TAKK CULTURE
現代の転職市場において、求職者が勤務先を決定する際に重要視するポイントは多様化しています。 給与や職務内容はもちろんですが、企業の教育・研修制度やリスキリングの取り組みの有無も重要視されています。 長期的なキャリアパスを考えて、自身のスキル向上や新たな価値観を得るためのサポート環境「リスキリングの取り組み」が求職者から注目されています。 今回のコラムではTAKKがどのようにリスクリングを導入し、どんな価値を得られているかご紹介します。 弊社のリスキリング事例は下記でもご紹介しているので、是非ご一読ください。 https://takk.tech/news/reskilling リスキリングの導入 弊社では「セルフ・マネジメント組織(自主経営)」を経営理念にしており、メンバー全員が「自身にとって、TAKKにとって良い影響を与えられるかどうか」を軸に自ら考え、意思決定をしていく風土があります。 また、メンバーの成長と発展を積極的にサポートできる組織であるため、リスキリングの導入が自然と行われています。「自身と組織にとってベストかどうか」の判断をメンバーに委ねており、わざわざ制度やルールとして細かく規定しているわけではありません。 自律性が求められるからこそ、それぞれのメンバーの成長を促進し、同時に組織としても大きく成長していけると考えています。 人脈の広がりと新たな価値観の獲得 私自身、大阪にある一般社団法人に所属し、ボランティア活動を行っています。この活動にかかる時間と資金の捻出が可能になっているのは、TAKKという組織のメンバーだからこそです。 ボランティア活動では、自らのスキルや専門知識を活かし、地域社会に貢献する機会を持つことができています。昨年度は大阪市内6箇所で献血運動に参加し、今年度は親子向けのeスポーツ大会の運営に参加しています。これらの活動を通して地域とのつながりを強化し、単に社会貢献だけでなく私自身の新たな強みを発掘し、リーダーシップの向上にも繋がっていると感じています。 また、この2年間の中で、共にボランティア活動を行う企業の経営者や様々な人たちとの出会いがあり、TAKKでの仕事だけでは出会えないような新たな人脈を築くこともできました。 新たな人たちと出会い、共に活動することで、異なる業界や専門分野の情報や、新たな価値観や考え方を知ることができ、ビジネス上のアイデアや提案にも新たな視点を取り入れることもできるようになったと感じています。 また、多様性の尊重や共同作業の難しさと大切さ、日本における組織の在り方など、深く考える機会を得られたことで、自社に還元したいという気持ちも一層強まりました。 まとめ ボランティア活動を通じたリスキリング以外にも、様々な選択肢があるのがTAKKの特徴です。私たちは個々の成長を支援するために、積極的にリスキリングの機会を提供しています。 スキルアップ・キャリアアップしたい方、今よりももっとチャレンジしたいことがある方、一緒に会社と自身を成長させませんか? 弊社の中途採用情報は下記からご確認ください。 https://takk.tech/recruit/
2023.8.17
コラム
非財務の企業価値とは、財務諸表には出てこない企業の価値のことを指しています。例えば、財務諸表上では人材に関する項目は人件費などの損益としてしか記載されていません。しかし、実際のところ企業が事業活動を行い利益が出せるのは人材の能力などによる目に見えない、これまで数値化することが難しかった部分が大きく影響しています。非財務の企業価値をしっかりと数字で表現して反映することが求められる時代に突入しています。 2022年5月23日の金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」報告の中で、有価証券報告書にサステナビリティ情報記載欄が新設され、人的資本や多様性といった非財務情報の開示の充実を求めることが確認されました。このように今後の企業経営においては、財務情報以外の非財務情報、換言すれば非財務資本(見えない資本:インビジブル・キャピタル)の重要性が非常に高まっていると言えます。 非財務資本の種類 非財務資本には、自然資本、社会・関係資本、人的資本、知的資本、製造資本の5種類があります。その中でも日本では人的資本経営が重要視され、リスキリングが注目を集めています。しかしビジネスパーソンはこれまでも学ぶことが求め続けられおり、一体今までと何がどう違うのかと混乱している方もいるのではないでしょうか。リスキリングについては詳しくこちらでご紹介していますので併せてお読みください。 リスキリングとは? PBRで日本企業が海外企業に及ばない理由 引用:フィデリティ投信 PBRとは、時価総額が会計上の純資産(株主資本)の何倍であるかを表す指標です。最近日本でもこのPBRがよく使われ「日本企業のPBR1倍割れ」の文字をメディアでもよく目にします。PBRは倍率が高いほど「非財務資本」が大きいことを表すが、日本企業のPBRは1倍付近でここ20年以上停滞しています。これは日本が財務資本主義で非財務資本への投資や対応を疎かにし続けている結果だと捉えられます。アメリカの上場企業平均が約3倍なのに対し、明確に低い水準です。東証1部でも1000社以上がPBR1倍を下回る、すなわち時価総額が純資産より少ない状態にあります。これは簡単にいうと、”稼いでいる金額以上の価値はない”とみることもでき、社内の人材資本やSDGs貢献は評価されていないことになります。 財務資本+非財務資本=企業価値 今までの稼ぎ至上主義の時代は終焉を迎えようとしています。企業価値を計るモノサシの種類が変わっていることに気付きましょう。儲けと直接的にイコールで結ばれない非財務資本ではありますが、企業価値に必ず結びつきます。そして、新しいモノサシで計測されても価値が出るような経営をしていきましょう。
2023.8.04
戦略広報実績周年広報実績
80周年における周年広報 GMB株式会社 GMB株式会社は日本をはじめ、アメリカ、韓国、中国、タイに拠点をおき、高性能かつ高品質な自動車部品を生産・販売している上場企業です。 この度、80周年を迎えるにあたりTAKK株式会社と広報チームを組成し、社内・社外向けに周年広報プロジェクトをスタートしました。 広報チーム組成についてはこちらをご覧ください。 https://takk.tech/news/gmb コンセプト これは企業スローガンの"Your success is our Future"の"Your success"つまり、"あなたの成功"の"あなた"は「誰を指しているのか」、という疑問を、この80周年の機会に考え直し、あなたは地球にするという事としました。なぜかというと、大きな企業規模になり、関わるステークホルダーもグローバル含め相当数いることから、CSRやSDGsの考え方と同じく、地球環境と密接に関わる事業規模だからです。 メッセージ コンセプトに沿った、メッセージも策定しました。 地球の成功が、私たちの未来。GMBグループは、今年で80周年をむかえます。 この80年で世界は大きくかわりました。それにともない、自動車を取り巻く環境もまたいまだかつてないほど大きく変容しようとしています。 この変革期にわたしたちGMBグループに求められているのは時代の一歩先を見据え、成⻑し続けることです。 しかし、創業以来大切にしてきた“和”の思いは変わりません。 一人ひとりの社員が起点となり、社員の幸せは企業の幸せに企業の幸せはお客さまの幸せにつながっていきます。こうしてさらに大きな“和”が広がれば、やがては地球規模で豊かさを循環させることができるようになるはずです。 すべての先人たちの想いの結晶で作られてきた80年を100年、そして200年につなげたい。確かな価値を生み出し、愛され続ける企業であるために私たちはこれからも歩き続けます。 キービジュアル 地球の万物とGMB製品が共存する地球は、「企業は人なり」という原点に立ち、従業員の皆さまの手、製造ロボットの手で支えているイメージでデザインしています。策定したスローガンを達成するのは、GMBという企業であり、その企業を支えている皆さま。という思いが込められています。 80周年ロゴ 80周年ロゴマークには、創業以来大切にしてきた社訓"和"の思いを「GMBと地球との和」というコンセプトにし、地球の万物とGMB製品が共存し続けられ、地球規模で豊かさを循環させるGMBの使命を表現しました。 周年広報を広める広報ツール 周年広報を社内外に周知させる為、様々な広報ツールを制作しました。 周年特設Webサイト https://www.gmb.jp/anniversary/ 周年動画 https://youtu.be/EUpBrsK8htg https://youtu.be/EUpBrsK8htg デスクトップ背景 ポスター 社内に周年ポスターを貼り、その横には従業員向けに周年企画内容を説明する白いポスターを準備しました。 作っただけでは終わらず、浸透活動も需要 従業員向けに周年企画の説明会を、全4拠点 計6回に分け弊社が行いました。作っただけでは「会社が勝手にやっているだけ」になってしまいますので、しっかりと理解して頂き、行動に移せるよう浸透活動が重要になってきます。 今後、取引先向けや従業員向けに式典を予定しており、GMB株式会社の広報チームと一緒に企画を進行中です。 このような周年広報は、既にある経営戦略や企業カルチャーにフィットさせた広報(PR)活動やデザインからのアプローチで、顧客や従業員のエンゲージメントを高めます。広報(PR)活動の効果は漢方薬のように即効性はありませんが、効き出すとジワジワと長く効き、持続性があるのが特徴です。人の心を動かす本質的な戦略的広報(PR)メソッドを提供し、エンゲージメントが高まると、モチベーションが上がり様々な効果を発揮します。 〜 様々な効果 〜 企業理念や経営戦略・計画の浸透とコミットメント 競合との差別化・独自化がされ、売上拡大 コーポレートや商品・サービスのブランド構築ができ、認知拡大 採用力強化・離職率低下 営業部、総務部、人事部、マーケティング部、経理部、研究開発部と同じく広報(PR)活動を行う事業部は、今の時代必ず必要になるため、TAKKは広報事業部の組成から自走まで伴走いたします。※チームや委員会からスタートでも可能
2023.7.28
コラム
今このリスキリングが大きな話題を呼んでいます。そもそものリスキリングの言葉の意味や注目される理由、そしてTAKKでリスキリングをどのように導入しているか、導入事例をご紹介します。 リスキリングとは? リスキリングとは英語で表すと『Reskilling』となります。その文字の通りRe:再び、skilling:技術、の言葉の組み合わせでスキルの再習得を意味します。リスキリングとは働き方の変化や世の中の変化によって今後新たに発生すると思われる業務で役立つスキルや知識の習得を目的に勉強してもらう取り組みのことです。 ※現在担っている仕事を果たすために必要なスキルを高めることではありません。『upskilling』と呼ばれます。※大学に再入学して学び直すことと混同されがちですが、こちらはリカレント『recurrent』と呼ばれます。 またリスキリングは企業主導で取り組む戦略です。環境変化に合わせて企業が変革を進めるために従業員に新たなスキルを獲得してもらう取り組みです。従業員の自主性に任せているだけでは変革もなかなか進みません。企業が実施責任を持ち推進していく必要があります。 リスキリングが注目される理由 リスキリングが注目される大きなキッカケが2018年の世界経済フォーラム、通称ダボス会議です。その年のダボス会議では「リスキル革命」に関するセッションが開かれ、第4次産業革命によって数年で8,000万件の仕事が消滅する一方で9,700万件の新たな仕事が生まれる、との予測が報告されました。さらに2020年に開催されたダボス会議では「2030年までに地球人口のうち10億人をリスキリングする」と発表され、経団連でも2020年11月に発表された「新成長戦略」の中でリスキリングの必要性について触れられています。日本では2022年10月、岸田首相が今後5年間で1兆円をリスキリングに投じると発表して一気に注目を集め国内でのリスキリングの認知が一気に広まりました。 また実態としてもリスキリングを必要するビジネスシーンが見られるようになりました。例えば、社内のDX化に伴うITスキルの習得やコンピュータ・AIなどのデジタルを活用し生産性を向上するノウハウ。ChatGPTに代表されるAIの驚異的なアウトプット能力を持ったジェネレーティブAIの出現により脅威を回避する為。新型コロナウイルス流行による働き方の変化で既存の働き方を上回るオンライン活動方法など。色々な実態があらゆるシーンで見られるようになり、それに伴い新たなスキルを身につけなければならない状況になっていることもリスキリングが注目されている理由です。 戦略広報はリスキリングの一環でもある TAKKの戦略広報サービスもクライアントにとっては1種のリスキリングと捉えることもできます。私たちのサービスは広報部署はないが法人の将来の為に広報チームを作り広報活動を行っていくところから始まります。戦略広報チームは弊社とクライアントで組成しますがそのメンバーは広報専任ではなく、製造現場の主任や、人事、営業、など様々な職種から集い作り上げます。その職種がバラバラなメンバーが我々とともにPRを学びながら今まで持ちあわせていなかった視点や考え方を共有し、学び、自分のスキルとしていきます。この活動はまさにリスキリングの概念に一致すると考えています。 リスキリングの効果 社内に新しいアイデアが生まれる 新しいスキルを習得できるため視野や考え方が広がり、社内に新しいアイデアが生まれやすくなります。リスキリングを上手く活用できれば、社内に新しい風を吹き込み事業の陳腐化や時代の移り変わりによる経営悪化を防ぐことができます。 業務の効率化が期待できる リスキリングでITやデジタルスキルを習得した場合には業務の効率化が期待できます。新しい業務や事業への時間の投資、残業代の削減、良質なワークライフバランスの取得など、会社と従業員の双方の満足度を高める為に有効です。 TAKKでのリスキリング導入事例 自分自身、PRの手法の1つであるメディアPRを学ぶためオンラインスクールに通っています。PR支援を行う上で今後必要になってくるスキルだと判断し会社に投資してもらっています。学んだことをアウトプットする場もビジネスシーンで多く、学んだことを積極的に活用し自分のモノにできるスピードも速いと感じています。1年間の限定スクールに入学。予め定められたカリキュラムに沿って受講していきます。数百ページにわたるパンフレット教材とオンライン授業で学んでいきます。仕事のスケジュールを調整して日中のオンライン授業にも積極的に参加しています。こうして身につけたスキルはPR支援の中で必ず役に立つと考えていますし、私自身の視野や考え方の幅も広がっています。 まとめ これから人的投資、特にリスキリングは多くの人が経験していくことになるでしょう。そして、経営者の方はリスキリングを取り入れていくことになるでしょう。PRはこれから法人経営の必要不可欠要素となります。リスキリングの一環として戦略広報を取り入れてみませんか。
2023.7.28
コラム
広報(PR)の重要性と、広報組織の内製化の方法 売上げや顧客を増やし、企業価値を高める取り組みにはさまざまなものがありますが、その中の一つに「広報(PR)」があります。 「広報(PR)は直接売上の向上に結びつくわけではない」という認識が広まっており、広報(PR)に予算を割く企業は多くはありません。しかし、本当にそうなのでしょうか? 私たちは、広報活動は営業の土台であり、あらゆる方向から企業価値を高められる「最強の武器」であると考えています。 広報(PR)とは「イメージ作り」である そもそも、「広報」とは何を指すのでしょうか? 広報を定義するならば、「日頃から社会との良好な関係を構築し、企業・商品・サービスに対する信頼度を高めるための活動」といえます。 私たちが商品やサービスを購入するとき、単に機能面だけで選ぶことはほとんどありません。品質以外にも、「この会社の理念が好き」とか、「センスがいい」など、企業そのものに何らかのイメージを抱いていて、それが購買につながっていることはとても多いものです。 このイメージを意図的に操作するものが「広報」です。 広告で網を張り、販促で囲い込む 広報と混同されやすいものに「販促(販売促進)」や「広告」などがあります。広報と販促の違いを聞かれたときに、明確に答えられる人は少ないのではないでしょうか。 スポーツシューズのメーカーを例に挙げ、これらの違いについて見てみます。 新商品を発売するとき、アプローチとして必要なことは、認知を広めて購買意向を高めることですね。そのために、メーカーはSNS上で広告を打ったり、テレビでCMを流したりします。これが広告です。 広告の効果で認知が広まれば、商品を実際に手に取ってみたい、購入したいというニーズが生まれます。試着をしてもらったり、商品に詳しい人に相談してもらったりできる場所を整えておけば、商品が売れるチャンスを増やすことができます。その際には、実店舗を持つ、スポーツ用品店に働きかけて商品を置いてもらうなど、いろいろ方法があるでしょう。 このように、販売のチャンスを増やすための環境を整える作業が「販売促進」です。 つまり、広告によって間口を広げて多くの人に知ってもらい、販売促進によって確度の高い顧客に向けて深くアプローチすることができるようになるのです。 土台がなければ、広告も販促も効果が半減する とはいえ、そもそも「その会社が作るシューズは良い製品である」という前提が消費者になければ、広告や販売促をしたとしても十分な効果は期待できません。 「この会社が作ったシューズなら機能面は問題ないはずだ」「商品に外れがない」「アスリートがよく使っている」など、メーカーに対する好意的なイメージが、新商品に対する関心や購買の土台にあるのです。 もうお分かりですよね。この土台を作るものが「広報(PR)」なのです。広報は、企業と社会との良好な関係を日頃から構築し、企業・商品・サービスに対する信頼度を高めます。 広告と広報の違いを表にまとめると、このようになります。 広告広報概念マーケティングPR対象ターゲットステークホルダ(対象)意図された消費者・顧客市民・公衆・社会意図宣伝情報発信立ち位置広告主法人情報形式有料広告媒体記事・番組・SNS等 広告と広報では、対象や情報形式などが全く異なっていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。 SNSの普及によって、多くの企業がTwitterやインスタグラムなどのSNSを広告媒体として活用していますが、SNSは、「情報を発信することで企業やサービスをPRする」ことに適しているため、SNS上で常に自社の宣伝をアピールしても、ユーザーにはあまり受け入れてもらえません。 また、広報には即効性はなく、とにかく露出機会を増やして1人でも多くの人の目に触れ、商品やサービスを記憶してもらうことが目的ですから、有料の広告媒体を使うとコストがかかって仕方ありません。 このように、広報と広告の区別が曖昧になってしまうと、狙った効果と逆の効果が出てしまうおそれがあるのです。 広報(PR)の効果 広告や販売促進では、ターゲットは顧客に限定されます。一方、広報のターゲットは「ステークホルダー」です。ステークホルダーには、顧客や取引先、投資家、就職活動中の人など、企業に関わるさまざまな立場の人を含みます。 このように、広報はあらゆる方面に向けて良好な関係を構築し、企業・商品・サービスに対する信頼度を高めるものなので、得られる効果も非常に多岐にわたります。 例えば消費者に対する広報では、売上増加やブランディング、新規顧客の開拓などが期待できますし、株主・投資家に対する広報なら資金調達が期待できます。 また、従業員に対しても広報を行う(インナー・ブランディング)ことができます。インナー・ブランディングには、従業員に企業理念が浸透する、モチベーションが向上するなどの効果が期待できます。 このほか、実はリスク管理も広報によって得られる効果の一つです。 同じ言動でも、その言動をした人に対して好意を持っているかどうかで、こちらが抱く感情は大きく変わります。 例えば、相手が待ち合わせの時間に30分遅刻してきたとしましょう。その相手が今日初めて会う人だったとしたら、あなたはどう感じるでしょうか? 相手が何年も一緒に働いてきた同僚だったとしたら、どうでしょうか。 おそらく、抱く感情には大きな差があるのではないでしょうか? 広報によって消費者や見込み客と日頃から良好な関係を構築することができていれば、仮に企業に不手際があったときでも、企業イメージの悪化を最小限にとどめることができるのです。 中小企業こそ、広報活動を始めよう 広報活動は非常に多様な効果が期待できることがお分かりいただけたと思います。そのため、リソースが確保できる大企業では、独立した広報部署を置いて力を入れているのです。 中小企業が専門の広報部署を作ることは難しいかもしれませんが、できることから広報活動を始めてみてはいかがでしょうか。広報チームを組成するときに重要なポイントが、次の3つです。 1 広報チームの構成メンバーには多様性を持たせる 広報活動において重要となるのが、「構成メンバーの多様性」です。 広報チームを構成するメンバーは、できるだけ多くの部署、立場、年代が分散するようにしましょう。ありがちなのが、総務課や企画課などの社員だけで広報チームを組成するケースです。 しかしこれでは、知見やアイデアが偏ってしまいます。できるだけ、総務や人事、営業、企画など、多くの部署からメンバーを集めましょう。さらには、年齢層やポジション、性別などもできるだけ多様にします。 イメージとしては、縦割りではなく「横串」のチームを作るイメージです。トップダウンで広報物を作るのではなく、チームメンバーが対等に発言することができ、わいわいガヤガヤ言いたいことを言いながら、楽しく面白く広報に関われる。そのようなイメージでチームを組成していきましょう。 このように多様なメンバーでチームを構成することにより、多部署からさまざまな「生の声」が広報チームに集まり、情報を的確に把握することができるようになります。部署を横断して企業理念が浸透したり、集合知で経営戦略を精査できたりと、さまざまな副次的効果も期待できます。 多様な方がいいとはいえ、営業と人事はチームに絶対に入れる必要があります。なぜなら、営業も人事も広く人と人をつなぐ「窓口」であり、広報物を利用する頻度が高い部署だからです。この点は意識してください。 2 風通しがよく、否定されない環境が大切 横串のチーム編成ができたとしても、それだけでは広報チームはうまく機能しません。重要なことは、チームの風通しが良いことです。 若手が意見を出しにくい風潮があったり、社長がワンマンだったりする会社では、広報チームはうまく機能しません。 どのような立場のメンバーであっても、自分の意見が通りやすい環境を整えましょう。このような環境では、たとえ意見が採用されなかったとしても「受け入れてもらえている」という安心感を持つことができます。 安心して発言できる場があれば、積極的に発言できるようになります。そうすると、メンバーがより自分事として会社のことを考えてくれるようになるのです。 経営者やチームリーダーの多くが、「社員のモチベーションが上がれば、会社にコミットしてくれるはずだ」と考えているのではないでしょうか。しかし、実は社員一人一人のモチベーションが上がるからこそ、社員が会社にコミットしてくれます。 モチベーションが高いからこそ、会社の改善点が思いついたり、もっと事業を拡大する方法を思いついたりするのです。 これは広報活動も同様で、メンバー一人ひとりが楽しみながら仕事に関われる環境を用意することによって、広報の生産性が非常に上がります。 広報の仕事を引き受けることによって負担が増えたとしても、やりがいや充実感を得ることができる。そのような環境を整えることが、広報チームを活性化させるためにはとても大切です。 3 成果を可視化する 営業やマーケティングは、成果が販売数や問い合わせ件数などに直接現れやすいものです。しかし、広報は対象者が広い分、成果が可視化しにくい特徴があります。これが、企業が広報活動に積極的に乗り出せない要因の一つです。 対策として、定期的に可視化できるようにサーベイ(実地調査)をとるといいでしょう。従業員にアンケートをとって満足度を調査する、商品やサービスを利用している顧客に対して商品の使用感などを調査するなど、サーベイによってさまざまなことを可視化することができます。 企業にとってさまざまな恩恵をもたらす「広報活動」。重要性を理解した企業は、専門部署を作って広報に注力しています。 広報活動や広報組織の組成などに課題を持っている企業様がいらしゃいましたら、ぜひお問い合わせください。https://takk.tech/contact/ 戦略広報の事業案内はこちらhttps://takk.tech/service/
2023.7.11
TAKK CULTURE
コロナ禍によって定着した「ニューノーマル」という言葉。 特定の場所に出勤し、特定の時間に働くことが求められていた従来の働き方から大きく変化し、多様的な働き方が定着したことで、多くのビジネスパーソンの生活の質が向上したのではないでしょうか。 今回はそんな「ニューノーマルな働き方」をテーマにしたコラム3弾目。TAKK女性メンバーの八並が担当します。 ワークライフバランスを追求したTAKKでの多様な働き方に関しては、高鶴・草苅のコラム「ニューノーマルな働き方」をぜひご覧ください。 https://takk.tech/news/newnormal_01 https://takk.tech/news/newnormal2 働き方の変化 独身・女性・ひとり暮らしの私にとって、TAKKでの働き方の変化は大きなものでした。 毎日の出社を義務付けられない柔軟性、仕事と生活のバランス調整を自ら決められる、といった特徴を最大限活かせるTAKKでの働き方は、私にとってメリットしかありません。 私自身、TAKKの他メンバーのように個人事業主はしていませんが、一般社団法人の会員としてボランティア活動を行っています。 ボランティア活動で拘束される時間自体は多くはありませんが、一般的な企業で会社員をしながらこの活動と仕事を両立することは難しかった、と痛感しています。 仕事に集中する時間、ボランティア活動に取り組む時間、心身を休める時間をうまく使い分け、無理なく毎日を過ごせています。 以前の私であれば、寝食の時間を削ってでもやるべきことはやらねば・・・と無茶をしていましたが、そういった無意味で自己犠牲的な生き方から卒業することができました。 柔軟な働き方だからこそ求められるスキル TAKKでの働き方は「通勤時間や労働時間が短縮できる」という単純な話ではなく、多くの選択肢の中から自己責任のもと判断・行動していかなければならない環境です。 働き方に柔軟性をもたせることができるからこそ、自らが高い目標を設定し自己管理を行う必要があります。毎日出社しない私を暖かく見守ってくれている会社のメンバーに感謝しつつ、それに甘えることなく、私自身、今以上に時間管理スキルや問題解決能力を身につける必要があると感じています。 またそういった環境だからこそ、仕事・ボランティア・健康的な生活を両立しながら、以前よりもさらに生産性やモチベーションが向上しています。 「生理」とうまく付き合い健康的に働く TAKKでの働き方で大きく変化を実感している部分に、心身ともに健やかに働けるようになったという点があります。 特に、多くの女性が抱える生理の悩みに関しても、上手に付き合いながら働けるようになりました。 ご存知ない方も多くいらっしゃるかと思いますが、生理で仕事を休む「生理休暇」は法律で認められています。企業規模によっては生理休暇制度の導入に格差があるようですし、生理休暇制度のある会社でも実際に制度を利用されている女性は数少ないと聞きます。 また生理休暇をなかなか利用できない・しない方の理由として「男性上司に申請しにくい」といった理由が一番多いそうです。 サイバーエージェントさんでは生理休暇の名称を変え「エフ休」という制度を導入されているそうです。周囲に休暇の用途がわからないよう配慮し、女性が休みやすい環境を整えている取り組みとして、素晴らしい制度だなと感じました。また、福利厚生として婦人科受診や低用量ピルを提供している企業もあるようです。 こういった女性社員の生理や健康に対する配慮や制度を取り入れ、実施されている企業も多くある中、まだまだ働く女性にとって生きにくい世の中であるのは間違いないと感じています。 TAKKではわざわざ「今日は生理休暇にします」「今日は生理なので早退します」といった申告や相談をせずとも、自分のペースで生理と向き合い、うまく時間配分・調整しながら働くことができます。 生理を例にあげましたが、妊娠・出産などの、女性が直面する体調と仕事を両立させるための様々な問題もあるかと思います。また、女性に関わらず男女ともに、子育て・介護などの家族に関わる変化に合わせて働き方を変えていく必要もあります。 ライフステージの変化に応じて、心身ともに健康的に働くための選択肢があるのが、TAKKならではの「ニューノーマル」な働き方かと思います。 最後に 働く女性として、心身ともに健やかに働くことを実現できる環境に身を置けていることはとても幸せだと感じています。 決して甘い環境でもありませんし、TAKKの経営理念であるセルフ・マネジメント組織にあるように、高い自己管理能力が求められます。とはいえ、大きく成長できる環境であることは間違いありません。 今回のコラムを読んで弊社に興味を持った方、自身を大きく成長させたい方、様々な企業様の成長を支援したい方は下記、採用情報をご覧ください。 https://takk.tech/recruit/
2023.7.03
TAKK CULTURE
ニューノーマルとは人それぞれで異なると考えています。その人にとって今までと違う新しいカタチ=ニューノーマルであると。私もTAKKの一員として活動する中で、働くことも含めた”日常”がニューノーマルになっていると感じています。本コラムでも私、高鶴なりのニューノーマルを記載します。 働くこと コロナ禍でリモートワークが飛躍的に活躍しましたが、まだまだ毎日会社に通勤して業務をこなしている方も多いのではないでしょうか。TAKKは通勤義務は特にありません。個々のベストを個々で管理・行動することを求めています。その日をベストに過ごす為に自らでスケジュールを決め、働く場所を決めて行動していきます。会社に毎日通勤することがベストな選択であればそうすればいいと思いますが、きっと日によってベストな行動は異なってきます。私は今まで満員電車に揺られながら通勤し夜まで会社にいるようなよくある会社員でしたが、そんな私がTAKKに入社し、ベストな活動の為に全てを自らで決め行動する日々はニューノーマルだと感じています。 個人事業主の活動 TAKKに入る前から個人事業主として活動していました。主に広告ツール制作業務を行っています。それはTAKKに入った今も継続しています。この「個人事業主との両立」も私の中ではニューノーマルなコンテンツの1つです。この詳しいお話は「個人事業主との両立」のテーマでも触れていますので、よろしければこちらもチェックしてみてください。 https://takk.tech/news/culture6 家庭のこと TAKKに入社してまもなく子供が生まれ心境や環境も大きく変わりました。私の家庭はダブルワークですので妻と共に協力しながら家事・育児をしています。仕事だけをしていればいいという毎日の終わりを告げるとともに、家事・育児も十分にしていかねばならないという毎日が始まりました。この日常になり仕事をする時間も大きく変化しました。夕方の17時前には仕事を終えて子供を迎えに行き、家事・育児をこなす毎日です。短い労働時間の中で如何に効率よく集中力をもって仕事できるかというニューノーマルな様式に切り替わりました。 まとめ このように”働き方”と”家庭”の両方が合わさりニューノーマルな日常を過ごしています。自分の周りを取り巻くステークホルダー全てがハッピーになれるようなあなたにとってのニューノーマルをTAKKで実現してみませんか?興味がある方は下記採用情報をご覧くださいませ。 https://en-gage.net/takk_recruit/
2023.6.19
TAKK CULTURE
「新型コロナウイルス感染症が世界中へ拡大したことにより、ニューノーマル時代が・・・」などから始まるネット記事やコラムはこの2〜3年で嫌というほど目にされてきたのではないでしょうか。今回のTAKK cultureはあえてこのタイミングで「ニューノーマルな働き方」をテーマにしました。このテーマに限らず毎度のことながら、それぞれのメンバーが持つスタイルがあります。弊社のコラムを読んでいたいだき4者4様の個性を感じていただけましたら幸いです。 それぞれのニューノーマル 調べてみると「ニューノーマル」という言葉自体は浸透すらしていなかったですがコロナ禍以前から存在していた言葉だそうです。日本語に置き換えれば「新しい常態」や「新しい生活様式」です。コロナ禍を経験したからなのか、別の要因なのか本当のところは分かりませんが確実に私の生活様式は変わりました。 私は以前勤めていた企業を退職後、個人事業主として独立し、同じ時期にTAKKに参加しました。生活様式を変えるための労力や費やす時間はそれぞれ異なりますが、個人的には生活様式なんて変えようと思えば変えられると考えています。まずは、変えようと行動を起こせるかどうかが大事ですよね。 日々の生活の中で各々のペースで少しずつニューノーマルを取り入れることだってできるはずです。9:00~18:00で出社して働くことが当たり前だった時代から、出社という概念がなくなり家庭や業務時間を効率よく使える様になったり、クライアントとの打ち合わせもTPOに合わせて対面またはオンラインで行うなどコミュニケーションの選択肢が広がりました。物理的に時間に余裕が出ただけなく、精神的にも豊かになったと感じています。この辺りのお話は「個人事業主との両立」のテーマでも触れていますので、よろしければこちらもチェックしてみてください。 https://takk.tech/news/culture7 新たな挑戦 私はさらに人生を豊かにするために、2023年の春に飲食店経営をスタートさせました。これまでのBtoBビジネスではなく直接、提供サービスのリアクションを受けることができるBtoCのビジネスをやってみたかったからです。飲食店は特にリアクションが分かりやすく、よりフラットなコミュニケーションが取れる環境が自分に合っている点も新しい取り組みを始めた理由の1つです。個人事業主としてデザイン事業を行いつつTAKKでも働き3足目のワラジにチャレンジしますが、実はこれまでやってきたことが繋がって今があります。なぜならば、集客するには広報を行なって社会と良好な信頼関係作りが必要ですし、ブランドイメージを確立するためにがデザインが必要だからです。今までの経験やノウハウを活かして、実践経験を積むことでリアルな提案がクライアントにできると確信しています。 飲食店のご紹介 少しだけお店の紹介をさせていただきます!店名は「トレイズキッチン」と言います。メキシコ・アメリカから仕入れた本場のスパイスやホットソースを使ったタコスのお店です。店舗はガレージを改装して作りました。ちなみに、トレイは私の義理の弟です。 本場から仕入れた調味料で味付けしたミンチ、自家製サルサをトッピング。トウモロコシ粉から作ったトルティーヤに巻いて召し上がれ。 不定期営業なので詳しくはInstagramやLINEをフォローしてください。 Instagram LINE アクセス
2023.5.15
NEWS
大阪産業創造館が開催する『Web販促&デジタル活用展2023』に出展することが決定しました。参加費用は無料ですのでお時間ございましたらぜひ、ご来場ください。 展示会情報 【開催日時】2023年6月23日(金) 10:30-16:30 【開催場所】大阪産業創造館〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5 【WEBサイト】 https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=40187
2023.5.10
TAKK CULTURE
私のキャリアビジョン こんにちは、TAKK株式会社の代表をさせて頂いている湯浅です。弊社スタッフのキャリアビジョンをそれぞれ執筆して頂きましたので、是非ご覧ください。 私のキャリアビジョンはこちらの記事に掲載しております。お時間ある際にご覧ください。 https://thekeyperson.biz/interview/takuyuasa/ thekeyperson.biz 弊社スタッフのキャリアビジョン https://takk.tech/news/careervision1 https://takk.tech/news/careervision2 https://takk.tech/news/careervision3
2023.4.27
コラム
前回の記事では、広報とマーケティングの役割や活動内容、2つの業務を連携させる重要性についてご紹介しました。 https://takk.tech/news/prmarketing この記事の中では、広報とマーケティングの連携についても触れていましたが、今回は広報とマーケティングをうまく連携させるための方法やポイントについて詳しくご紹介していきます。 共通の目標を設定する 広報とマーケティングが連携するためには、両者が協力して計画を立て、共通の目標を達成するために実行することが重要です。 具体的に設定する目標として、下記に例を上げています。 売上増加や市場シェア拡大のための広報戦略を立てる 新製品やサービスの導入に関するPR戦略を立てる ブランドイメージの向上に向けた活動を広報・マーケティングの側面から考え、展開する ユーザーや消費者の満足度向上のための目標を立てる CSR(企業の社会的責任)を果たすための取り組みを広く発信する これらの目標は、広報とマーケティングが連携してこそ達成できるものです。両者が協力して戦略を立案し、その戦略に沿った計画を策定・実行することが重要です。 コミュニケーションの工夫 共通の目標を設定し、達成するためには各チームで計画通り実行していくことはもちろんですが、両者間の円滑なコミュニケーションも大切になります。 定期的なミーティングの設定広報とマーケティングの担当者が定期的にミーティングを行うことで、両者の情報を共有し、プロジェクトの進行状況の確認などを行うことができます。また、新たなアイデアの発掘や、両者が抱えている課題を解決するための改善方法なども発見できます。 共通のコミュニケーションツールの利用 広報とマーケティングが共通のコミュニケーションツールを利用することで、相互の情報共有やコミュニケーションを円滑に行うことができます。 例えば、ChatWorkやSlack、Googleワークスペースなどのチャットツールを活用することで、複数人との情報共有がスムーズになります。また、各メンバーのタスクを明確化し、チームで管理できるようなツールを活用すると、さらに良いでしょう。 プロジェクト管理ツールの活用上記にあげた、共通のコミュニケーションツールの活用と似ていますが、プロジェクト管理ツールを利用することも重要です。広報とマーケティングの複数のメンバーが共通でプロジェクトを進めるために、WBSによってタスクを細分化し、ガントチャートでグラフ化します。スプレットシートを利用し管理することもできますが、Asana(アサナ)やJooto(ジョートー)などのWBSツールを活用することもできます。 成果を共有する 共通の目標を設定し、広報とマーケティングがゴールに向かって実行した上で得られた成果は、定期的に共有することも重要です。 成果を共有する方法として、下記を例としてご紹介します。 会議やプレゼンテーションの場での共有 定期的な会議やプレゼンテーションの場で、例えば月次毎やクオーター毎に活動の成果を共有します。両者の活動の実施内容や成果をまとめた報告書などを作成すると尚良いでしょう。また、成果を共有するだけでなく、現在抱えている課題も共有することで、解決策を共同で検討し、計画をブラッシュアップすることができます。 KPIの共有共通の目標を設定した際に、KPIも設定していることが前提ですが、定めた目標に対してどのような成果が出ているのか、両者がどのような貢献をしたのかを把握することができ、次のアクションのヒントとなります。 社内報での共有広報とマーケティングの活動の成果を社内に向けて報告するために、社内報を活用することができます。社内報を通して、活動に関わっていない社内の人たちに対して、両者の活動の成果を把握・理解してもらうことができます。 以上のように、成果を共有する方法としては、具体的なKPIや報告書、社内報の活用が有効です。両者が活動の成果を共有することも大切ですが、活動に関わっていない社内の人たちからの理解を得ることで、社内でのコミュニケーションを活性化させ、社内意識の統一を図ることも可能です。 まとめ 広報とマーケティングはそれぞれの役割がありますが、両者が協力し連携することで、自社の企業価値を高めるスピードが上がるのは間違いありません。 今回は基本的な連携の方法とポイントの一部をご紹介しましたが、企業ごとに抱える課題は様々かと思います。現在抱えている課題に対する解決方法や、マッチした連携方法や戦略の立て方に関して悩まれた際は、是非TAKKにご相談ください。
2023.4.27
コラム
はじめに 広報とマーケティング。この2つは混同してしまいがちです。しかしながら、役割や活動内容が異なり、それぞれ会社において大切な役割を担っています。中にはその違いを理解できていないことで、自社が何をどのように取り組むべきか悩んでいる方も少なくないはずです。本記事では広報とマーケティングについてのそれぞれの違いを明らかにし理解を深めて頂きたいと思います。 広報とは 広報の役割や活動内容についてご紹介します。広報とはPRです。PRとはPublicRelationsの略語であり、組織とその組織を取り巻くステークホルダーとの良好な関係を創り出すための考え方及び行動のことを指します。 広報の役割 広報の主な役割は、ステークホルダーと良好な関係を築き、企業価値の向上を目指すことです。上図にあるように企業はたくさんのステークホルダーと関係性を持っています。広報活動ではそのスタークホルダーと良好な関係を築きあげることを目的にあらゆる活動を行います。 広報の活動内容 広報活動内容は、どのステークホルダーに向けた活動かで大きく異なります。社外(消費者、取引先など)に向けた関係づくりを主とする「社外広報」、従業員に向けた関係づくりを主とする「社内広報」などがあります。例えば社外広報の活動内容の場合、以下のような活動を行うことが多いです。 ・プレスリリースの作成・SNSやブログの配信・メディアアプローチ・イベントの企画・WEBサイトなど広報ツールの制作 これらの活動は無計画で行うべきではありません。目的や対象とするステークホルダーを明確にし、戦略を企て実行するからこそ意味があります。また戦略を含めた上記のような活動を組織化して行うことで広報PR活動の幅が広がり、より効果的な広報活動を行うことが可能になります。 いい広報部を組成するメリットなどは下記の記事で触れています。ぜひ、こちらもご覧ください。 マーケティングとは 次にマーケティングの役割や活動内容についてご紹介します。ビジネスの世界でよく耳にするマーケティングですが、その意味は「リサーチ」や「広告宣伝」、「データ分析」など人によって様々です。市場で取引するという意味の「マーケット(market)」から派生した言葉です。marketを意識し売上を高めるあらゆる活動のことを指します。 マーケティングの役割 マーケティングの主な役割は、顧客に価値を提供し、売上・利益を増やすことです。企業の営利活動をより効果的に図るための戦略を企て実行していきます。 マーケティングの活動内容 前述したようにマーケット(市場)を意識した活動をメインで行うことが多いです。 ・市場調査・フレームワークを用いた戦略設計・広告宣伝活動・効果検証 中でも重要視されるのが戦略設計です。市場にどのようにアプローチしていくかを様々なフレームワークを駆使して作り上げます。 現状分析フレームワーク戦略固めフレームワーク実行フレームワーク•3C分析•4C分析•4P分析•SWOT分析•TOWS分析•PEST分析•5F分析•STP分析•イノベーター理論•AISAS•SMART•5W1H•PDCA 広報とマーケティングの連携の重要性 効果的に企業に貢献するためにこの2つの活動が連携し合うことは企業にとって重要だといえます。それには私たちを取り巻く現代の環境が大きく関係しています。 SNSの進化による情報化社会 ITの発展により日々傍受する情報量が大量にあり情報取得も容易です。また情報の良し悪しに対しても敏感な時代です。SNSで多くのユーザーが自社の製品・サービスについて言及してくれれば、情報がさらに拡散していきます。そのためWebを通した広報活動の存在意義が大きくなり、マーケティングにおいて重要視されるようになったのです。 商品やサービスのコモディティ化 コモディティ化とは、独自性やブランド力、付加価値によって差別化されていた商品が、多数の類似商品の出現によって、一般的な商品になることです。コモディティ化が起こると、同じような商品が潤沢に流通するため、顧客は価格が安い方を選択するようになります。先進国である日本では、多くの市場で特徴の類似した商品やサービスが並び、機能的価値による差別化は困難です。 現在この2つの背景があることにより、本当に届けたい情報が届きづらい世の中になっています。企業の信頼や価値を以てして市場で戦っていく、というPR発想の戦略はこれからの企業活動にとって重要な考え方だと感じます。 広報とマーケティングの連携のポイント これらをどのように連携していくのか。いくつかの連携ポイントを記載します。両者を組み合わせることで、企業や団体の広告効果を最大限に引き出すことができます。 共通の目標を設定する 広報とマーケティングは、それぞれ異なる目的を持っていますが、共通の目標を設定することで、連携を強化することができます。共通の目標を達成するために、両方のチームは役割を分担し、協力して戦略を実行する必要があります。 一貫性を保つ 広報とマーケティングの戦略は、企業や団体のブランドやイメージを形成するために密接に関連しています。そのため、両方の戦略は一貫性を持つ必要があります。一貫性のあるメッセージングとデザインを維持することで、企業や団体のブランドイメージを強化することができます。 イベントを共有する 企業や団体が主催するイベントは、広報とマーケティングの両方にとって有益な機会です。広報は、イベントの宣伝や報道を担当し、マーケティングは、イベントでの製品やサービスの展示や販売を担当します。両方のチームが協力して、イベントを成功させることが重要です。 データを共有する 広報とマーケティングは、それぞれ異なるデータを集めることがありますが、データを共有することで、より効果的な戦略を実行することができます。両方のチームがデータを共有し、相互に学び合うことで、より強力な戦略を構築することができます。 相互にフィードバックを行う 広報とマーケティングの両方のチームは、実行した戦略やキャンペーンの成果を定期的に評価し、相互にフィードバックを行うことが重要です。相互に意見を交換し、改善点を見つけ、戦略を改善することで、より良い企業成長へと導きます。 最後に 自社の企業価値を高めていく、成長させていくという点で共通しているこの2つの職種が協力し合えれば、より良い形で戦略を立てていくことができるでしょう。きっと成果も最大化できるはずです。今回ご紹介した連携が必要な理由や、連携のコツを参考にして広報とマーケティングが連携できる環境を築いていただければと思います。また、自分の力だけでは連携が難しいと思った場合にはわたしたちに相談してください。
2023.4.13
戦略広報実績周年広報実績
コーポレートPR(企業広報) 南海部品様は1951年に中嶋商店として創業、1953年(昭和28年)に南海部品株式会社として法人化。2023年で70周年を迎えました。この70周年をリブランディングの絶好のタイミングと捉え、コーポレートPRに当たるロゴマークやスローガンをブラッシュアップし、関連する広報ツールのリニューアルや、マーケティングPRに対しても新しいオリジナル商品「STARシリーズ」を開発いたしました。弊社はこれらのプロジェクトマネジメントを担当させて頂きました。 お客さまに向けたメッセージを制作 まずは、「これまで」と「これから」を整理しステークホルダーへ向けたメッセージを制作しました。 1951年(昭和26年)に中嶋商店として創業、1953年(昭和28年)に南海部品株式会社として法人化し、2023年で70周年を迎えました。 私たちは「オートバイ用品といえば南海部品」と言っていただける企業であり続けるために常にトップレベルを目指し、誇りを持って活動しています。 この70周年の節目は、皆様への感謝の心をもって、当社の役割を見直し実践していくための貴重な機会だと考えております。 私たちにとってのオートバイの存在意義。 それは、単なる移動手段ではなく、たくさんの出会いや感動を与えてくれるということ。 仲間や恋人、そしてさまざまな風景との接点であり、こだわりのカスタムや、ボディに刻まれた傷までもが思い出のアルバムとして残り続けるのです。 人は年齢を重ねていくうちに「若い頃はよかった」「歳をとった」と感じてしまうものです。 しかしオートバイに乗っていると、そんな気持ちも吹き飛んでしまうことでしょう。 オートバイはいつもあなたの相棒であり、刺激的で前向きな道を見せてくれるもの。 過去に後悔はありません。 オートバイのある人生。 それは丁寧にメンテナンスをしたり、情熱を込めてカスタマイズすることに向き合うことであり、その人自身が成⻑していくことに繋がっていると私たちは信じています。 あなたの人生が成功や失敗を繰り返して成⻑するように、オートバイにもさまざまな経験をさせ、成⻑させて欲しい。 南海部品はあなたのオートバイへの想いに応え、お役に立てる存在になることを願っています。 メッセージに合わせた企業スローガンを新たに策定 いつまでも、そして何があったとしても私たちのハートはライダーである。私たちのアイデンティティーは飽くまでもライダー。 ロゴマークをブラッシュアップ 長年親しまれてきた旧ロゴのイメージを踏襲しつつ、「これまで」のファンと「これから」のファンをさらに大切にしていきたいという想いから生まれたロゴマーク(ロゴデザイナー 株式会社スイッチ 楠 剛氏) CIコンセプト動画 メッセージを映像にて表現(撮影・動画制作 Live Film 代表 小谷 勝彦氏) https://youtu.be/nscqyDKoRtM https://youtu.be/nscqyDKoRtM 70th特設サイト 創業からの沿革や契約ライダーの歴史、代表からのメッセージなどを掲載 https://nankaibuhin.co.jp/70th-anniversary/ コーポレートサイトの全面リニューアル 導線を1から全て見直し、膨大にあるコンテンツへ効率良くアクセスできるようリニューアル https://nankaibuhin.co.jp/ 名刺や封筒、会社パンフレットをリニューアル 新VIに合わせ名刺や封筒、会社パンフレットをリニューアル(デザイナー 株式会社スイッチ 楠 剛氏) マーケティングPR STARシリーズのロゴは南海部品株式会社が展開する、オリジナル商品シリーズを象徴する図案として誕生しました。シリーズごとに、ニーズにあった機能・特徴をNANKAIが培った技術でフィードバック。共通する複数の分野をユーザーがより効率的に選択することが可能になります。また、シリーズごとの思いを重ね「 S 」「 T 」「 A 」「 R 」STAR(星)=バイク業界の一番星を目指すという思いを込め、新たにNANKAIがプロデュースいたします。 (デザイナー 株式会社スイッチ 楠 剛氏, カメラマン スタジオワーキン 和木 常行氏) スポーツシリーズ サーキット走行からストリートまで、ハイスペック化が進むマシンを操るための機能性・安全性を両立 ツーリングシリーズ さまざまなツーリングシーンでライダーと共に進化し続けるNANKAIのライディングギア様変わりする環境に対応できる品質・性能を自信をもって提供 オールラウンドシリーズ ジャンルを超え、あらゆるライディングシーンに馴染むスタンダードライン「誰にでも」安心して使用できる信頼と機能を提供 レーシングシリーズ 国内外問わず名だたるレーシングライダーをサポートしてきたNANKAIだからこそできる安心と信頼プロライダーからフィードバックされた技術をここに STARコンセプト動画 STARシリーズを映像にて表現(撮影・動画制作 Live Film 代表 小谷 勝彦氏) https://youtu.be/LYn5iF3G6-Q https://youtu.be/LYn5iF3G6-Q STARシリーズ専用サイトオープン https://nankaibuhin.co.jp/star-series/ 展示会にて初お披露目 2023/3/17〜19で行われたモーターサイクルショーにて初お披露目しました プロジェクト担当者コメント TAKK株式会社 代表取締役 湯浅卓 私自身、小学生の頃から南海部品を知っていました。高校生の頃に初めてバイクを所有した際も、南海部品にバイク用品を購入するため、頻繁に通っていました。それほど、自分自身にとって思い入れのある大きなプロジェクトでした。先輩バイカーやこれからバイカーになる皆様に、決して期待を裏切らない南海部品様を新たに知って頂く機会になれば幸いです。 広報戦略および広報コンセプト立案や集客戦略立案をし、当プロジェクトの企画・進行等のプロジェクトマネジメントを実施しました。
2023.3.30
コラム
戦略広報についての解説記事を執筆 日本生命保険相互会社発行の顧客向け情報誌『経営インサイト』にて戦略広報についての解説記事を執筆いたしました。『経営インサイト』は、中小・中堅企業の管理部門担当者向けに、注目のテーマについて発信している月刊情報誌です。日本生命保険相互会社の営業担当の方より顧客の方々へ配布されるほか、法人向けサイト「ニッセイビジネスインサイト」で閲覧可能です。(記事の閲覧には会員登録が必要です。) ニッセイビジネスインサイト | NISSAY Business INSIGHThttps://www.nissay-biz-site.com/
2023.3.13
コラム
周年事業の意義 周年事業の意義は、企業にとっての“節目”となる年に、普段何気なく関わっているステークホルダにこれまで事業を継続してこられたことに感謝し、社員や関係者と共に祝い記念として形に残すことにあると考えます。同時に企業や事業の創業・設立からの“節目”を祝い、今後の発展を願って周年を記念した行事や事業が行われることもあります。最近では周年事業のタイミングで、新商品のお披露目や自社のCI(コーポレートアイデンティティ)リニューアルを行ったり、社内外に対してのコミュニケーション活動を推進する企業も増えました。 周年事業はチャンス 自社の歴史を振って、これからどのような企業価値を生み出していくのか、企業の社会責任を果たしていくのかを社内共有するための行事として盛り上げることで、普段はなかなか意識することが少ない経営理念やビジョンなどといった目に見えにくいものをステークホルダへ改めて共有することができます。すなわち、エンゲージメント(親密度や信頼関係など)を高める機会となるので、広報担当者にとって周年記念は社会と良好な関係を築くために活用できる大きなチャンスと言えます。 周年の広報はいつから着手する? 周年事業は、規模にもよりますが準備期間に莫大な時間と労力を要します。イベントを催すのであれば開催日のトラブルを最小限に抑えるためや、周年記念を記憶に残るものにするためにも十分な事前準備が必要です。具体的にいつから準備をスタートさせるのが好ましいのか、弊社の実績をもとにご紹介いたします。 最低でも10か月前からの準備を! 周年記念の準備は、1年以上前からスタートすることがほとんどです。運営チームの組成や運営に必要な「決定しておくべき項目」なども多々、存在します。周年の目的は何か、誰に、何を、どのように伝えて、何を持って成功とするのかなど指針を立ててゴールを目指すことが重要です。これらが明確に定まらなければ、どのように準備を進めるのか、誰がどの作業を行うのか、予算はどのくらいなのか、など動きが鈍くなりスケジュールの遅延にも繋がります。 会場やレクリエーションの手配はもちろん、周年コンセプトの策定、コンセプトの浸透活動、浸透ツールの制作まで行うことを逆算して早め早めのスタートが肝心です。 広報のフェーズ 周年広報は充実したイベント・式典を実施するだけの活動ではありません。周年というお祝いの良きタイミングを利用して、前もって理念の浸透やコミュニケーションを活性化させ、イベント・式典実施以降も継続して活動していくことで効果が最大化します。 目的1年前イベント・式典当日当日以降フェーズ準備と浸透活動完成継続活動周年企画の制作と拡散イベント・式典を実行浸透活動を継続機能・狙い1年後に行われるイベント・式典に向けて、企業理念や経営計画を反映した周年コンセプト等を策定します。それらを浸透させる広報ツールを作成・共有し社内コミュニケーションを活性化します。その結果、企業価値の向上に繋げます。1年前からの活動内容を報告し、結果の共有を行う。そして、次なる自社の計画発表をして一致団結を狙う。一過性の盛り上がりだけに留めず、引き続き、広報チームにて経営理念や周年コンセプトを社内外に発信し続ける。 まとめ こんなことでお悩みの企業担当者、経営者の皆さまは是非TAKKまでご相談ください。経営状況を踏まえ特別な思いや、イメージが明確ではない施策は逆効果を招きます。貴社らしい周年事業を実施するとともに一緒に広報していきましょう。 周年事業をやりたいが何から始めていいか分からない 何をコンセプトにしていいか分からない 社内で協力者が集まらない 一過性のもので終わらせたくない 公式サイトもご覧ください。https://takk.tech/service/anniversary-pr.php
2023.3.10
フリーランサー応援隊
この度、フリーランサー応援隊のモニター募集の為、今まで有料だったものを1年間限定で無料会員募集をさせて頂きます。https://oentai.takk.tech/ これまでは有料でウェビナーをメインで行っていましたが、マスク規制もなくなりコロナも落ち着いてきましたので、オンラインだけはなく、オフラインのコミュニケーションも増やしていこうと思います。 こちらのコンテンツをご用意しております。・テーマ別講義動画見放題・ビジネスメソッド講義ワークショップ・ビジネスメソッドメルマガ配信・朝活フリーランサー交流会・夜会フリーランサー交流会・勉強会・お仕事相談コミュニティ掲示板 是非ご興味あれば、下記サイトよりお申込みください。1年間無料となっております。https://oentai.takk.tech/ PS)今回無料モニターを募集させて頂いた理由は、皆さまのご意見を頂き、より良いサービスに近づけていきたいからです。ですので、会員サイトや当コンテンツはまだまだ成長段階であり、実証実験レベルとご認識ください。あくまでも無料でうけるサービスとしてご利用頂きつつ、今後の為にも皆様の忌憚のない意見をお聞かせください。
2023.3.06
コラム
【無料】オンラインセミナー開催のお知らせ TAKK株式会社・株式会社FM802・株式会社アッシュ共催の無料オンラインセミナーについてのお知らせです。 周年タイミングを利用したPR施策・広報戦略が分かる ・広報戦略やPR、催事のやり方に悩んでいる・理念浸透、モチベーションアップにつなげたい・企業ブランド向上や組織のロイヤリティーを高めたい・周年の計画があるが、何が必要かわからない・周年動画の制作は決まっているが、どんなものが良いかわからない・他の企業がどんなクリエイティブ制作をしているか知りたい こんな方は必見です。 これまで業界・業態を問わず多くの企業の周年事業に携わってきた3社が、広報戦略や周年チームマネジメント、効果のあるクリエイティブ制作を事例を交えながら解説していきます。 無料オンラインセミナーですので、お気軽にご参加ください。 詳細はこちら
2023.1.26
NEWS
中途採用はじめました この度、事業拡大に伴い中途採用を募集致します。 広報が好き。戦略を立てるのが好き。誰かを育てることが好き。もっとスキルアップ、キャリアアップがしたい。などの成長過程で弊社を選んで頂けると幸いです。 詳細はこちらからご確認ください。 https://takk.tech/recruit/
2023.1.24
NEWS
謹んで新春のお慶びを申し上げます旧年中はひとかたならぬご高配にあずかりまして誠にありがとうございました本年もより一層のご支援を賜りますよう従業員一同心よりお願い申し上げます2023年のTAKK株式会社にご期待ください
2023.1.01
フリーランサー応援隊
大阪デザイン振興プラザ(ODP)にてセミナーを開催致します。ぜひ、ご参加ください。https://www.osaka-design.co.jp/event/biz-skill
2022.12.28
コラム
大手企業では広報部を社内に設置している企業が多く存在します。特に一般消費者を顧客としている企業はプロモーションを継続的に行うことが売上やサービス認知に繋がるため、重要なポジションとなります。昨今では中小企業、スタートアップ企業にも広報部を設置する企業も少なくはありません。ただ、経費や人材不足により専任で配属することが難しかったり、キャリア採用をしても管理が難しくせっかくの人材を持て余してしまうといったケースも少なくありません。 本記事では弊社サービスの中でメインの1つでもある『広報チーム組成』について投稿いたします。 広報部のメリット 広報を組織化することでどのようなメリットがあるのでしょうか。大きく3つのポイントをご紹介します。 1.戦略的な広報PR活動ができる2.広報PR活動の幅が広がる3.属人化しない広報活動ができる 広報を組織として立ち上げるメリットは、組織化することでリソースに余裕が生まれ、またメンバーそれぞれの強みやナレッジを共有することでより効果的に広報PR活動を実施できます。 いい広報部を組成するコツ 1. 経営陣直轄の組織に置くこと 経営トップが広報PRを経営戦略と捉えている企業に多いのが、経営陣直轄の広報組織です。広報活動の領域はとても広く「ブランディング」「企業価値の向上」「資金調達」「人材獲得」「理念の定着」「モチベーションアップ」といった経営課題の解決とリンクしています。経営トップと広報が直結していることで、取り組むべき経営課題にスムーズに連携できるメリットがあります。また、取り巻く環境や経営方針が日々変化するようなスピード感がある企業もありますので、それに合わせて広報活動も変えていく必要があるため、経営陣と近い組織にすることがポイントです。 2.広報組織のビジョン・ミッションを決める 広報スタッフの姿勢や広報指針を固めるために、自分達はどんな組織なのかを可視化しましょう。リーダーだけが一方的に決めるのではなく、可能であればスタッフ内でディスカッションして全員で決める方が個々の理解が進み、当事者意識を生み出しやすいです。 3.スタッフそれぞれにあわせた目標と役割を決める 新設部署にはさまざまな特技やバックグラウンドをもったメンバーが集まります。人によって強みや弱みは異なるため、それぞれに合わせた目標設定をしましょう。また、担当したい業務をすり合わせるとメンバーのモチベーションアップにもなります。例えば、社内での連携が重要視されるコーポレートPRチームには間接部門系の方を配属したり、逆に社外の情報や市場動向の見極めが必要なマーケティングPRチームには直接部門系の方を配属します。 広報部の立ち上げ5ステップ STEP1.目的の明確化する まずは、何のために広報活動に行うのか目的を明確化することです。当たり前ですが、ゴールがブレてしまうとせっかく取り決めたた広報プランが意味をなさなず、筋の通った活動や貢献度が低いと社内から評価されます。しっかり経営陣とすり合わせ、社内の合意を得ていくようにしましょう。 STEP2.マイルストーンの策定をする 目的が明確化されたら、次に行うべきことはマイルストーンの策定です。「誰」に、「何」を、「どのように」伝えれば達成できるのかを策定します。企業の置かれる成長段階によって表現するべき内容が変わってくるため、経営戦略と紐づいた発信を行いましょう。 STEP3.広報プランの策定をする 前工程で策定したメッセージを伝えるため、広報活動プランを策定します。マイルストーンを年間や半年のスケジュールでタスクに落とし込むと管理がしやすいです。 STEP4.広報プランにあわせた人員プランの策定をする 広報プランを策定したら、プランにあわせた人員プランを策定します。「社外から広報経験者を採用すべきか」、「社内の広報未経験者をアサインすべきか」などを決めていきます。社内に経験者がいない場合、外部から採用したとしても管理ができるか判断しにくい場合があります。そのため、外部で広報のプロと一緒にプロジェクトに取り組むと良いでしょう。最初はザックリと「社内広報担当」「社外広報担当」にグループを割り当てて、徐々にプロジェクトやスタッフを増やし、部署を拡大します。 STEP5.広報ツールを作成する 企業メッセージをステークホルダーに浸透させるための広報ツールを作成します。広報ツールはさまざまで、コーポレートサイトや企業ブログといった社外に公開するWEBメディアや、自社の概要や強みをまとめた企業パンフレット、取り扱い商品・サービスの紹介動画などメディアリレーションに特化したツールがあります。また、社内広報の観点では社員向けに社内報や部署紹介の動画などを作成することもあります。 これらの過程で起こる相互作用については下記の記事で触れています。ぜひ、こちらもご覧ください。 https://takk.tech/news/pr2 まとめ 企業規模・業界に関係なく社名や商品またはサービスを認知をステークホルダーに促し、企業ブランドを高めたいのはどこも同じ思いのはずです。広報活動の重要性を感じながらも、どのように広報部の組成に踏み込んで良いか手を拱いている経営者や広報活動を円滑に運営するために組織化を考える経営者も増えているのではないでしょうか。 ぜひ、広報部の組成でお悩みの方は、ぜひ弊社にご相談ください。
2022.12.27
NEWS
メディア出演のお知らせ|THE KEYPERSONに掲載されました 未来への鍵を手にする人物に光を当てた珠玉のインタビューメディア「The Keyperson」に、 弊社代表 湯浅のインタビュー記事が掲載されました。 https://thekeyperson.biz/interview/takuyuasa/ 弊社が提供しているサービス「戦略広報」と「フリーランサー応援隊」のこれからについて、 組織としての在り方や今後の展望について熱く語っています。 お時間がございましたら是非ご覧ください。
2022.12.21
NEWS
年末年始のお知らせ 拝啓 師走の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。 さて、TAKK株式会社では年末年始の休業日につきまして、下記のとおり休業日とさせていただきます。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。 敬具 記 ■年末年始休業日2022年12月29日(木)~2023年1月4日(水) ※2023年1月5日(木)より、通常営業を開始いたします。
2022.12.21
コラム
企業における様々な課題の中で、優秀な人材の定着率における課題は大きなテーマです。 昨今、社会全体で人材が不足しており、労働人口も減少しています。 それに伴い、新卒採用や中途採用における採用課題に対しても、向き合うべきテーマになってくるのではないでしょうか。 今回の記事では、そういった採用課題や定着率向上のための取り組みについて、戦略広報の側面から企業での取り組み方や大切なポイントについてご紹介します。 社員と企業の信頼関係を強化するインナーブランディング 求める人材からの応募が集まらない…といった採用課題や、採用後のミスマッチで期待通りの活躍が見込めない、早期に離職してしまう…といった課題には、インナーブランディングによる内部浸透活動が効果的だと、私達は考えています。 インナーブランディングとはブランディングの中の一つで、自社の従業員に向けて企業の経営理念やビジョン、パーパスを発信する手法のことです。 従業員に自社の目指す方向を理解してもらうことはもちろん、同じゴールに向かって活動し企業価値を高めてもらう目的もあります。 顧客や取引先に対してのブランディングやマーケティング活動はできているが、自社の従業員向けには具体的な取り組みができていない、といった企業様もいらっしゃるのではないでしょうか。 社外に向けたブランディング=アウターブランディングももちろん大切ですが、採用課題や人材定着率における課題解決のためには、今回ご紹介するインナーブランディングが有効です。 求める人材を採用し、早期離職を防ぎ、長期間活躍してもらい企業価値を高めるためにはアウターブランディングの取り組みだけでは足りないと考えています。自社の課題に合わせた、正しい取り組みが必要です。 インナーブランディングの必要性 ではなぜ、インナーブランディングによって採用課題や人材定着率の向上に効果が期待できるのか解説いたします。 インナーブランディングに取り組むことで、こういった様々な効果が期待できます。 自社が掲げるビジョンや中長期の経営方針、こういった自社が目指すゴールや方向を社員に理解してもらう取り組みや、「自社らしさ」を定義し、発信することで共感を促すなどの内部浸透活動を通し、社員のロイヤルティが向上します。 ※ロイヤルティとは…忠義や忠誠、誠実などの意味です。社員のロイルティの向上=自社に対する愛社精神や忠誠心。 また、こういった取り組みを行い継続することで、採用面ではニーズにマッチした人材の採用が期待できます。 アンマッチした人材の採用が減ることで、おのずと早期離職率なども減ることが想定できます。 インナーブランディングの取り組み例として、下記が例としてあげられます。 社内提示用ポスター 社内報 社内広報動画 クレドカードやカルチャーブック 社内イベント(ワークショップや周年記念イベントなど) 表彰制度やサンクスカード 社内専用サイト 例にあげた具体的な施策を従業員全員で取り組むことで、社員同士の連帯感が強化され、積極的な情報発信も期待できます。 また、数年継続することで、ロイヤルティの向上ももちろん、社員のモチベーションが向上し、自然と理念が浸透することも期待できます。 インナーブランディングの取り組みによる成功事例として、下記の記事をご紹介いたします。 https://takk.tech/news/pr2 この記事にある通り、内部浸透活動により、モチベーションアップにも繋がります。 継続することが重要なインナーブランディング活動を支援 今回お伝えした、インナーブランディングの取り組みで十分な効果を発揮させるためには、継続することが一番重要だと考えています。 ダイエットや筋力トレーニングと同じで、短期間やっただけで効果が得られるものではありません。 活動を継続することで、徐々にその効果やメリットを実感できると考えています。 TAKKでは、インナーブランディングももちろん、企業PRや商品PR等の広報活動や、組織構築、プロジェクトマネジメントの側面から企業様を支援させていただくプロフェッショナルです。 自社の課題を整理したい、何から手をつけたら良いかわからないといった疑問点や、 リソースが足りず自社のみで取り組みをスタートすることが難しい、といった運用面の不安など、お気軽にご相談ください。 公式サイトに掲載している戦略広報のご案内もご覧ください。https://takk.tech/service/strategic-pr.php
2022.12.19
TAKK CULTURE
TAKKカルチャー、今回のテーマは”キャリアビジョン”です。稚拙ながら草苅なりのキャリアビションについて執筆いたします。他にもTAKKメンバーが記事を投稿しているので、こちらも是非ご覧ください。 https://takk.tech/news/careervision1 https://takk.tech/news/careervision2 キャリアビジョンを考える 以前のTAKKカルチャーでも投稿しましたが弊社はティール組織であり、個人事業主との両立を目指す組織でもあります。 私個人のキャリアに対する活力(モチベーション)は大きく2つあります。 信頼のおける人の為に尽くしたい 自分の楽しめることをやりたい この2軸で自身のキャリアビジョンをイメージしてみました。 自分自身が楽しむために、得意なことを活かしていきたいと考えています。例えば個人事業ではデザインが好きなのでデザイン事業をやっていますし、人と直接対話して楽しい場を作るのが好きなので飲食事業をやってみたり試行錯誤しています。飲食事業とは言っても食べ物を提供するだけではなく、これまで培ってきたデザインやPRの経験も絡めることで相乗効果が出ると考えています。 TAKKで戦略広報のプロジェクトマネージャーを提供させていただくのも、クライアントの事業発展や小組織の地盤強化を図るお手伝いをさせていただく為です。 人の夢 信頼のおける人の為に尽くすと言えば、偉そうに聞こえるかも知れません。私にとって信頼とは、自己犠牲の上に成り立つものです。キャリアビジョンの2030年と2040年は私が年齢的に40代と50代の年です。弊社ではフリーランサー応援隊という自社サービスを展開しています。これは、代表の湯浅がTAKK設立以前から強く思い描いていた“夢”であり理想の社会を創る事業の1つです。この社会を実現するのは1人では成し遂げることが大変(もしかしたら1人でもやるって言いそうですが)なことです。私はサービス内容もさる事ながら、湯浅が実現したい社会を本気で応援したいです。フリーランサーの市場価値を高める一環として全国展開でフリーランサーたちが集まれる場所やコミュニティが必要だと考えています。前述したように、私は人と対話して楽しい場を作るのが好きなので「自分が楽しめること」と「人の為に尽力すること」が重なり合ったポジションが”コミュニティ統括”です。各地で様々なフリーランサーと関わるとともに、各土地の自治体や企業にもフリーランサーのニーズを開拓し人材紹介事業にまで発展できればさらに、フリーランサーの価値向上に繋がるはずです。今はオンライン開催のウェビナーや動画カリキュラムとなっていますが将来的には、オフライン環境でフリーランサー応援隊を強化していきたいです。 夢を繋げる 近くに夢を実現しようとしている人がいると自分も何かできるんじゃないかと、気持ちが昂ることが多くあります。自分には何ができるかと無我夢中になることでその姿を他の誰かが見てくれて、また私のように誰かの為に尽力したり、自分で事業を起こしたりすることで人生が豊かになってくれたら、こんなに喜ばしいことはありません。もしかしたら、そうやって昔から繋がれた見えない連鎖を絶やさないことが人の生きる意味なのかも知れません。
2022.12.15
制作実績
コーポレートPR YouTubeチャンネル開設 GMB株式会社様がコーポレートPR活動を行う為、YouTubeチャンネルを開設致しました。まず初めの動画コンテンツは、各言語に対応した会社紹介インフォグラフィック動画です。今後も、様々な動画コンテンツを公開予定です。ご期待ください。 https://youtu.be/CfCcodaOM4c https://youtu.be/CfCcodaOM4c 公式チャンネルhttps://www.youtube.com/@GMB_JP インタビューコンテンツはこちらhttps://takk.tech/wp/gmb/
2022.12.12
コラム
TAKKの戦略広報コラムー メディア露出による認知度向上について よく企業様から「会社やブランドの認知度が少ない」という悩みや課題を伺います。この課題の解決策は明確で、メディアPR活動をしていないからです。 会社やブランドの認知度が少ない 企業様 解決策はメディアPR活動 直近の売上の為の広告活動や販促活動は行っていても、もっと世間に広く知ってもらう為にはメディアPR活動が欠かせないのです。認知度の高まりは幅広い分野に良い影響をもたらします。売上の増加、新規顧客の獲得、信用関係の向上、従業員満足度の向上、求人応募数の増加、ブランドの確立などが考えられます※ここで述べるメディアとはTV、新聞、雑誌、WEBメディアなどを指します。 なぜ広告じゃダメなのか? そもそも広告とPRでは役割が異なることを理解しておきましょう。広告=BUY ME活動です。買ってください、試してくださいをターゲットと選定した人限定で伝えることです。一方で、広報=LOVE ME活動です。こんな素敵な○○なので○○に貢献できますをターゲットを絞らず幅広く伝えることです。 広告広報概念マーケティングPR対象ターゲットステークホルダ(対象)意図された消費者・顧客市民・公衆・社会意図宣伝情報発信立ち位置広告主法人情報形式有料広告媒体記事・番組・SNS等 幅広く認知させるには広報(PR)活動が必要なのです。例えば全国CMなど広告活動のターゲットを幅広くし認知度を高める手法もありますが、費用が莫大にかかります。また広告と広報は受け取られ方も大きく異なります。 広告=売り込み→いい印象を受けない PR=社会の為の情報→新聞に取材記事が掲載→好印象を受ける 現代マーケティングの第一人者アル・ライズの人気著書にもこのような一文があります。 ブランドはPRによってつくられる。 アル・ライズ (著), ローラ・ライズ (著) こういった理由より、PR活動は広告活動とは違い、それでしか得られない効果を発揮します。 メディアPR活動で目指すこと KPIの1つは、取材を受けメディアに掲載されることです。メディアPR活動を行いメディアに掲載されることで企業・商品・サービスに対する信頼度を高めます。それは全てステークホルダーに対してですが、その発端が対メディアであると考えています。ステークホルダーの1つであるメディアから始まる関係性の渦を作り上げることがKGIだと考えています。 メディアPR活動について では、どのようにTAKK式メディアPR活動を行っていくのかを記載します。 順番タスク内容①PR設計PRする為の土台作りをします。どんなサービスでどんな会社か、VRIO分析、PEST分析、実績、辿り着いたストーリーなどを明らかにしていきます。②プレスリリースの作成メディア向けのプレスリリースを作成します。報道関係者向けのリリースをゼロから作成します。必要に応じて写真撮影も行います。③メディアリスト作成アプローチするメディアを選定していきます。1リリースにつき約20メディアを目安に選定していきます。④メディアアプローチ選定したリストに対して適切なアプローチを実施していきます。 最後に TAKKではクライアントのメディアPR活動をご支援いたします。メディアPRは地道で長い活動になりますが、企業にとって必ず大きな武器となります。メディアPRをやりたいけど、何をどうやっていいかわからない。メディアPRやってるけど人が不足していて。など、様々なお困りごとがあると思います。お気軽に弊社までお問い合わせくださいませ。
2022.11.30
TAKK CULTURE
TAKKの企業カルチャー発信、今回のテーマは「それぞれのキャリアビジョン」です。 各メンバーが考える将来の理想像、本コラムでは八並が描くキャリアビジョンについて、お伝えします。少し長文になってしまいますが、お時間のある方は最後までお付き合い下さい。 高鶴が担当したVol,1の記事は下記からご覧ください。 https://takk.tech/news/careervision1 自身と向き合うきっかけとなった「キャリアビジョン」というテーマ 「キャリアビジョンとは?」とGoogle検索すると、 仕事やプライベートを含めた将来の理想を指す言葉とのこと。 仕事だけではなく、自分の人生やプライベートも含む将来像についても考える、ことだそうです。 キャリアビジョンについて考える為に、まず「今って自分らしい働き方ができてる?」という問いを自分の心に投げかけました。 無論、答えは「YES」なわけですが、今よりももっと、さらに自分らしく働ける環境・生き方ってどんなだろう?と新たな問いが生まれてくるわけです。 自分らしく生きるための今と未来を見直すきっかけになる今回のコラムテーマ。 誰もが、いくつになってもぶつかって、乗り越えていかなきゃいけないテーマだと感じます。 キャリアビジョンを描くために、 自分はどう生きたいのか、誰と生きていきたいのか、何が強みで、どんなことをやり甲斐に感じるのか、見つめ直すきっかけとなりました。 等身大の自分を理解せず、将来像は描けないと考えたからです。 自分らしさの最大化、それを実現できる組織 TAKKの経営理念はセルフマネジメント組織(自主経営)です。 弊社の理念の中にありのままを尊重するというキーワードがあります。 誰もが自分らしくありのままに生きて良い=他者に抑圧されなくていい(要するにそれくらい強い人であれ)という意味だと私は解釈しています。 弊社では古いルールを押し付けたり、メンバーの強みを打ち消すような悪しき習慣を強制をされることはありません。 全員の強みを活かし、柔軟に新しいことにチャレンジし、成果や成功を組織に還元し、変化し成長していける組織だと思っています。 その企業文化を活用し、私が描く将来像は図の通りです。 TAKKに入社するまでに培った経験を活かし、現在は広報のプロとして企業様の広報支援を行っています。 ”広報”に対する知見を深め、高い専門性を磨くのはもちろん、クライアント組織内での人材育成に貢献できる人間力やマネジメントスキルもさらに磨く必要があると考えています。 この先10年は自身のスキルや人間力を高め、クライアントの企業価値向上に貢献したい。 そして、それを実現できるTAKKの環境を最大限、活用したい。そう考えています。 自身の特性を活かし、社会に還元する 約10年後、スキルを磨ききった40代半ばの自分、密かに抱いている「営業軍隊を作りたい」という夢の第一歩が踏み出せるのではないかなと。 ”AI(人工知能)に人の仕事が奪われる”と言われ続けていますが、顕在化している課題を潜在化し、解決策を提示する、こういったコンサルタントとしての役割を持つ営業という仕事は、人にしか出来ない仕事だと考えています。 クライアントに寄り添い、コミュニケーションを大切にしながら当事者意識を忘れない、強い営業を育て、社会に輩出できるようなTAKK式営業塾をスタートしたい。 1つ目のキャリアビジョンは自身の営業としてのポリシーを活かし、「営業マン育成」に携わることです。 2つ目のキャリアビジョンは単身女性やLGBTQの方のためのシェアハウスを作ることです。 私自身、数年前に離婚を経験してから、結婚をしない・子を持たない生き方を選んでいます。私のように、自ら選択し、一人で生きていくことを選ぶ女性は今後さらに増えていくと考えています。 今はマイノリティである、一人で生きることを選んだ女性が安心して老後を過ごし、終の棲家にできるような共同住居を運営したい、という目標です。 また、LGBTQの方が自分らしさを失うことなく、生き生きと暮らせる共同住居も運営したいと考えています。 日本ならではの「みんな一緒」文化の中で生きづらさを感じている人たち、私のような単身女性やLGBTQの人たちが、自分を抑制せずありのままで生きられる、そんな場所を提供したい。 こう確信できたのも、現在の環境で様々な気付きがあったからだと感じています。 個々が持つ特性・強みを最大限活かせる環境(組織や住まい・生き方)づくりを通して、社会に還元できるような人生にしたい。これが私のキャリアビジョンです。
2022.11.21
コラム
TAKKの戦略広報コラムー 企業理念浸透とモチベーションアップについて どの企業も「永遠の経営課題」である、企業理念を浸透や従業員のモチベーションアップについて常に試行錯誤をされているのではないでしょうか。理念浸透やモチベーションアップすると、離職防止や生産性向上が期待されます。 永遠の経営課題 企業理念の浸透 従業員のモチベーションアップこれらを解決すると離職防止や生産性向上が期待される 人はどのように理念が浸透し、モチベーションが上がるのか? 企業理念が浸透すればモチベーションアップするのではなく、その逆でモチベーションアップすれば企業理念が浸透すると考えます。もっと簡単にいうと、業務内容が楽しければテンション上がるし、楽しくてテンションが上がれば自身の業務や会社が好きになり、その会社自体への愛やモチベーションも深まり、企業理念が浸透するという、単純明快な事ではないでしょうか。 どんな事でも良く言われる、「まずは好きになる事・楽しむ事が大切」という事ですね。 ではどういう事で楽しさを感じられるのでしょうか。 これには世の中で言われているフレームワークに沿って考えるとかなり難しく、誰にでも伝わるとは思いません。それもやはり単純明快で、目に見える分かりやすい喜びの感情が大切です。 若者に至っては、カッコ良い!オシャレ!可愛い!面白い!嬉しい!等の、分かりやすい喜び等の感情の結果や成果を残せる活動だったりします。 そのような喜ぶ感情を生み、モチベーションアップさせ理念を浸透させる活動をご説明いたします。 TAKK式 企業理念浸透と、モチベーションアップの解決策 喜ぶ感情を生むには、カッコ良い!オシャレ!可愛い!面白い!楽しい!と思える物を作ります。この「物」は「広報ツール」に置き換えます。 理念浸透には、経営層や中間管理職等の方々から伝えて頂く必要がありますので、広報ツールを作るチームに参加して頂きます。 これがTAKK式の解決策です。事例を踏まえながら詳しく説明いたします。 どのような広報チームを作るのか? 他部署から人を集め、縦割りの広報組織ではなく横ぐしの広報組織を作り、組織の全体最適を行います。その為、複数部門からメンバーを選出し、戦略広報チームを立ち上げます。会社の様々な情報を正確に把握することができ、他部署間の連携も強まりインナーブランディング組織にも成り得ます。そして、戦略広報活動の第一歩となる、広報活動の目標を設定します。経営戦略に基づき“ありたい姿”を描く、すなわち、「1.どのステークホルダーに?」「2.どのように思われたいのか?」をしっかりと描き、その目指すべき姿の共有化(価値観の統合)を行うことが重要になります。 なぜ広報なのか? そもそも広報とはプレスリリースを打つ事だけを指していません。広報活動によって社会との良好な関係を日頃から構築し、企業・商品・サービスに対する信頼度を高めることです。広報を通じたコミュニケーションによって、社内外全てのステークホルダーから「企業に対する好意」や「社会との良好な関係づくり」を達成することが、企業の価値と捉えられる時代になっており、これを達成する広報活動は非常に重要な役割を果たすコア機関となり得ます。 広報チームでどんな会社の為になるものを作るのか? 自社の企業ロゴをカッコよくデフォルメしてNEW ERAとコラボしてキャップを作ったり カッコいい自社Webサイトを作ったり https://www.shiraishi.co.jp/100th/ https://www.youtube.com/watch?v=6rxK7LGPCj4 お洒落な会社紹介動画を作ったり https://www.youtube.com/watch?v=xO98-KvrLbk お洒落な企業スローガンを説明する動画を作ったり 可愛いグリーティングカードを作ったり 経営理念に沿った広報コンセプトを作ったり 経営理念に沿った企業スローガンを作ったり このような広報物(PRツール)を広報チームでワイワイガヤガヤ言いながら作るのは楽しいと思いませんか? それを若手は勿論の事、中間管理職や経営層も入ったチームで運営するとこのような効果が出てきます。 広報チームメンバーのテンションが上がり、それを見た他従業員にも良い効果が発生する。 広報チームは各部署から参加するので、部署間のインナーコミュニケーション活性化に繋がる その結果や成果は、大切な会社の広報物(PR活動)になる 広報チームは常に企業理念に沿った広報物を考える事が必要なので、企業理念浸透に繋がる 結果、社外や社内に向けた企業ブランディング活動になる 更に、今の若者はYoutubeやInstagram、TikTok等を日頃から利用しているデジタルネイティブ世代です。若手を入れる事で、デジタルネイティブ世代、つまりこれからの求職者(学生)へのアピールにつなげる事も可能です。 楽しい事をすればモチベーションは上がります。その楽しい事を企業理念に沿って進行すれば理念浸透に繋がります。若手から経営層で広報チームを作ればインナーコミュニケーション活性化にもなります。そのような簡単な発想ですが、運用は難しいです。TAKKがチーム運用の支援をさせて頂きますので、少しでもご興味あればお気軽に弊社までご相談ください。 公式サイトに掲載している戦略広報のご案内もご覧ください。https://takk.tech/service/strategic-pr.php
2022.11.14
TAKK CULTURE
「TAKKの企業カルチャーの発信」のテーマ、今回は”キャリアビジョン”というテーマでスタッフそれぞれが執筆します。高鶴からスタートします。 キャリアビジョンとは 「キャリアビジョン」とは、仕事や仕事に関係するプライベートを含めた将来の理想像を指す言葉です。こういう風なビジネスパーソンになっていたい、こんな仕事していたい、などです。以前のブログでも書きましたが、TAKKは自主経営組織(セルフマネジメント)ですので会社の理想ビジョン=個々人の理想ビジョンであるともいえます。自分が将来どうなっていたいか、どんな道筋を歩みたいか。私はそのビジョンに向かって行く中に、TAKKという組織が深く関わっていければいいと考えています。 わたしのキャリアビジョン 私が考えるキャリアビジョンを図にしました。 現在、戦略PR事業をより強固な事業にする為にメディアPRを学んでいます。この学びをクライアントへアウトプットし、より多くの実績を積みたいと考えています。戦略PRは、経営戦略に基づく広報組織をマネジメントし持続可能な母集団へと成長さることを最大の目的としています。この要素にプラスアルファでメディア戦略PRの要素を含ませ、事業をさらに加速化させます。そして、2025年にはTAKKの事業を大きく3分化させるくらいの規模になってると想像しています。例えば、経営組織に大きく関与する組織マネジメント会社・メディア戦略を主とするPR会社・PRツールのあらゆる制作物を担う会社、です。TAKK groupの誕生年になるのではないでしょうか。さらに、この3本の矢をフル活用し様々な事業を展開します。事業を展開・成功させる上で3本の矢の精度がかなり重要となります。逆にいうと、この3本の矢が確固たるサービスになっていればあらゆる事業は成功すると信じています。個人的にも身近なBtoC事業を行いたい意欲があり、TAKKはコングロマリット型多角化企業へと躍進します。 個人的にあまりも遠い未来を描くことができないのでこれより先のビジョンはまだ考えていません。ただ、この2030年に向かって現在何をするべきか、何を学ぶべきかが明確に見えています。一歩一歩確実にここに向かって日々精進していきたいと、この記事を書きながら感じました。 スタッフそれぞれに思い描くビジョンがあります。それが一緒じゃなくていいんです。それぞれのビジョンに向かって行く為の船がTAKKだと思っています。ご拝読頂きありがとうございました。
2022.11.07
TAKK CULTURE
今回は、草苅の視点でコラムを更新いたします。弊社は本年6月1日付けで資本金の増資を行いました。3期目の法人がなぜ、大幅な増資に踏み込んだのか。湯浅、八並、高鶴の記事についてはこちらをご覧ください。 https://takk.tech/news/culture9 https://takk.tech/news/culture10 https://takk.tech/news/culture11 人生初の自社への投資 私は個人的に少額を定期的に積み立てるような方法、で海外企業にいくつか投資信託を行なってはいましたが、まさか自社に投資をして株主になるなんて想像もしていませんでした。灯台下暗しというか、自社の株主になる発想が抜け落ちていたというのが正直な感想です。投資は簡単に言うと企業を応援して、企業の成果が上がれば対価として株主配当として受け取る仕組み。私にとって一番、身近で応援したいと思えるのはTAKKであることに改めて気付かされました。6月1日に自分の手で振込をするとき、いろんな意味でちょっと震えました(笑)自分が初めて自社の株主になることや、もっとTAKKを成長企業にするために他の従業員(株主)たちと色々な戦略を立てて実施したら、どんな結果が出せるだろうかと考えたら・・・。もちろん、武者震いです!だって最も応援し甲斐があるし、自身の貢献や社員同士の働きが目に見えて分かるのもシンプルで分かりやすいですからね。こうゆう経験を少しずつ重ねていくことで、1人のビジネスパーソンとしても株主としても企業を見る目線が変わり、今まで以上に自社のことを考えたり見つめ直せるようになりました。また、世の中に在る様々な企業に対しても「どんな経営をしていているのか」「提供価値は何なのか」と今までと違った視点で興味を持つようになって世界の見え方が面白くなりました。 これからどうするかが重要 言わずもがな、自社に投資をして株主になったとてシャカリキ頑張るのは自分(たち)です。ここが他社への投資と決定的に違うところですね。笑資本を増やして寝て待っているだけで配当がもらえる訳がないので、株主になったことに満足するのではなく、応援する側の責任を果たすために売上のみならずブランド力や人的資源、知的財産などTAKKの企業価値を株主総出で向上させていきます。今後のTAKKにご期待ください!
2022.10.14
TAKK CULTURE
弊社は本年6月1日付けで資本金を3,000,000円から10,000,000円へ増資致しました。そこには単純な増資ではなく、”戦略”が存在します。vol1,vol2でも語っています。 https://takk.tech/news/culture9 https://takk.tech/news/culture10 今回は私、高鶴の視点よりその戦略をお伝えしたいと思います。 真の全員経営にむけて 私たちは全員経営の方針で、裁量労働制・オープンブックマネジメントを行っています。代表のみならずスタッフ全員が経営意識を持ち、TAKK株式会社をどのように運営していくかを全員で考え、行動しています。しかしながらそれは思考や行動といったソフトな部分のお話。スタッフはいち従業員であることには変わりないのです。そこで私たちはスタッフ自らもオーナー(株主)となり、思考や行動だけではなく、株式を保有するというハードな側面も実行し、経営責任を持ち、真の全員経営へとなることにしました。今までも経営的思考や意識はもちろんあったつもりでしたが、いざ書面を交わし株式を保有すると、よりその意識が濃くなったのが実感としてあります。きっと今まで以上にTAKK株式会社という組織に対しての責務・想い・展望に心熱くなれそうな予感です。 IR視点の強化 TAKK株式会社は法人さまの戦略広報を支援する事業を行っています。広報は大きく3つの方向へと分類されると考えています。社内広報、社外広報、IR広報です。いずれも重要な広報カテゴリーです。その中のIR広報は株主や投資家との間に良好な関係を構築する役割を担っています。また最近では投資という言葉が身近に感じられる時代にもなっています。私たち自身もIRや投資というコンテンツに関心があり、また戦略広報事業に必ず役に立つ投資・IRの見識をどうにか身につけられないかと漠然と考えていました。であれば、実践するしかありません。まずは自分たちが信頼できる会社、好きな会社、応援したい会社の株主になるのがいいと考え、そのどれもを兼ね備える自社の株式を保有することにしました。株主(オーナー)の視点を持つことで、今後お客様のIR視点の広報のご支援もきっとできると考えています。 最後に 投資して株主になって配当金で儲ける、などといった思考は全くありませんでした。今もそれは変わりません。全員経営を今以上のモノにすること、IR経験をし事業推進の糧とすること。私はこの2つの理由から株主となりました。ですので一般的な株主の目的とは毛色が異なるかもしれませんね。ただ、株主となることで今まで以上に会社に対して責務をもって仕事に取り組めることはビジネスパーソンとしては幸せなことじゃないかと、僕は思います。
2022.10.03
コラム
アライアンスパートナー募集中 コンサルタント・PR・制作会社の方向けにアライアンスパートナーを現在募集しております。詳しくは下記サイトをご覧ください。https://takk.tech/partner/ ご質問等ありましたら、お気軽にこちらのフォームまでご連絡ください。https://takk.tech/contact/
2022.9.27
TAKK CULTURE
約2週間毎でお届けしている「TAKKの企業カルチャーの発信」のテーマ、前回までは”企業文化”について、全員で様々な考え方を発信していました。今回は少し異なる角度から”増資戦略”というテーマについて、八並からスタートさせていただきます。 弊社代表の記事「増資戦略Vol.1」は下記をご覧ください。 https://takk.tech/news/culture9 増資の主な理由は弊社代表の湯浅がお伝えした通りなので、私からは割愛させていただきますが、 個人的な想いや理由を発信できればと思います。 全員が株主になりスタートした3期目 2期の終わりから3期目を迎えるまでの短期間で、ごくごく自然な流れで全員が株主になる話し合いが進められました。 全員が株主になることを社員同士で強制し合ったり、「そうあるべきだ」と促すこともなく、 今後さらにTAKKという組織を成長させたいという全員一致の想いで増資を決定しました。 私達はそれがあたかも普通で、当たり前のことのように感じていますが、おそらく世の中の一般企業(大企業・中小企業)で働いている方々からすると「社員全員が株主になる」と自分たちで考え、意思決定し、短時間で実際に行動することは、不思議で違和感のある行為かと思います。 「少人数だから実現できてるんでしょ?」と解釈される方もいらっしゃるかもしれません。私自身は、この組織にいる全員に企業理念が浸透しているからこそ、だと感じています。 株主になると決めた理由 私自身が株主になろうと決めた理由は、いくつかあります。 株主になる=投資してメリットを得たい=値上がり益を得たい・配当金や株主優待目的、という方が大半かと思います。 私自身、今年に入ってから、株を買うなら「応援したい・好きな会社に投資したい」と考えるようになり、 普段から愛用している製品・サービス(AppleやAmazon)や、応援したい企業(Tesla)の株を購入してみたいと考えているタイミングだった為、自社の株主になれるという選択肢を与えてもらった、というところが大きな理由です。 社員でありながら自社の株主になることで、生じるメリットやデメリットは様々あるかと思います。 とはいえ、メリット・デメリットよりも何より、 「この組織とともに成長するために何ができるのか・どんな役割を担えるのか」という私自身が組織に対して日々意識していることや、普段の仕事やミッションに対するモチベーションが、株主になるという形で意思表示できたり、決意表明・宣言できることに意義があると感じたことも理由の一つです。 どんなに会社に対して愛があっても、組織のために貢献したいと想いがあって行動していても、極端な話かもしれませんが、会社と雇用契約を結んでいるだけの社員という立場だと、どうしても無責任なのでは?と感じていました。(代表と違い、辞めたくなればいつでも辞めれるのが社員だから) 今回、自身が株主になることで、改めて会社に対して責任を担うという覚悟を持てました。株主になることで得られる権利、生じるメリット・デメリットより何より、モチベーションが上がりそれを保てる手段を得たことが、何よりも価値があると考えています。
2022.9.26
TAKK CULTURE
弊社は本年6月1日付けで資本金を3,000,000円から10,000,000円へ増資致しました。今回はその理由をお伝えできればと思います。 増資時の記事はこちらをご覧ください。 https://takk.tech/news/%e8%b3%87%e6%9c%ac%e9%87%91%e5%a2%97%e8%b3%87%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b なぜ増資したのか 今回の増資は対外的理由ではなく、社内の理由からです。今年6月は3期目のスタートになるのですが、2期のお疲れ様会を5月に行った時に従業員全員と共に2期の結果の事や、今後の事を話し合いました。その時に、今の事業内容や社内運用方法でいくとまだまだ成長できるという自信を皆が持っていました。 弊社の社内運用は裁量労働制・オープンブックマネジメント・ティール組織等の云わば自主性かつ情報フルオープンを最優先したもので、個人個人の「考える力」「動く力」の成長に重きをおいています。 その為か、弊社の経営戦略を考える際は常にスタッフ全員が発言しますし、全員の意見が反映される事が多いのです。そうなってくると、代表取締役だけの会社ではなく実質的に私含めたスタッフ全員の会社になりますから、「気持ち」だけではなく、法律にもキチンと沿った株主としてオーナーとして経営に参画してもらった方が筋が通っているのではないか?と考えた次第です。決して、会社を大きく見せる為や、事業資金調達の為ではなく、将来のTAKKの成長を見据え、オーナー(株主)としても正社員全員が経営に携わっていく事が重要と考えた戦略であります。 続く 代表取締役 湯浅卓
2022.9.12
TAKK CULTURE
TAKK Cultureの今回のテーマ「個人事業との両立」について、八並の考え方等をお伝えします。 代表・高鶴・草苅の過去の記事もご紹介いたしますので、ぜひ読んでみてくださいね。 https://takk.tech/news/culture6 https://takk.tech/news/culture7 個人事業との両立 TAKKに入社する前は、会社員と個人事業主の両立なんてハードルが高く、難しいことだと思っていました。 税金関連や諸々の手続きが自分にとっては難しいのではと考えたのはもちろん、「会社から認められないのでは」「許可してもらったとしても同僚や上司からネガティブに反応されるのでは」など、前職時代は兼業に対して後ろ向きなイメージしかありませんでした。 昨年の9月にTAKKへ入社し、高鶴・草苅が個人事業とTAKKの仕事を両立させている姿を見て、正直驚きました。しっかりと両立させている二人の姿と、兼業を認めている社内の雰囲気に、良い刺激をもらいました。 二人が個人事業によって得た知識や経験を、TAKKという組織に還元してくれているからこそ、自己の成長はもちろん、組織の成長にも繋がっていると感じます。 また、もし仮に私が個人事業主にチャレンジしたいと思った時には、彼らの存在が頼りになるとも感じています。 多様な働き方の実現 世の中的にも多様な働き方が認められつつありますが、本当の意味での「多様な働き方」を認め、推奨している前向きな組織に身を置けていると感じています。(他社のことを多く知っているわけではありませんが・・・) 以前と大きく異ることは、個人事業主ができない、挑戦することに対して気が進まない、のではなく、 「チャレンジできる環境だけど、しない」と考えはじめた、自分自身の心境の変化です。 働き方に対する選択肢が増え、視野が大きく広がったような感覚を得ています。 個人事業主になり兼業・両立にチャレンジするも良し、TAKKという組織の中で自己の成長をとことんまで極めても良し、はたまた、新たな選択肢が出てくるかもしれません。 個人や組織を強くするための選択肢であれば、前向きに柔軟に変化し、進化できるチームなのだと、 「個人事業との両立」という企業文化を通して感じています。 自己と組織と、深く向き合える 現状言えることは、個人事業主としてチャレンジせず、TAKKという組織の一員として、もっと自分自身や組織を強くしていきたいと思っています。 個人事業主がもうひとり増えることで組織が弱くなると考えているのではなく、自分自身の力量や器の大きさを考えた時に、今ではないと考えているからです。 TAKKという組織にいることで、自分は何者でどうなりたいのか、自分らしく働くには、といったことに向き合えるようになりました。また、どんな組織に醸成させていきたいのか、そして自分が担える役割は何なのか、と考えています。(なかなか答えが出るものでもありませんが・・・) 知人の経営者から「御社では何故、理念が浸透しているの?」「どうしてそんなに組織を愛せるの?」と質問をいただくことがあります。 おそらく、働いている全員が自分らしさを理解し、それを日々体現し、他者を理解し認め、強いチームになるための努力を惜しまないからだと思います。 そのたゆまぬ努力が生み出した企業文化の一つが「個人事業との両立」なのだと感じています。
2022.8.22
TAKK CULTURE
TAKKカルチャーVol,7ということで早くも2度目の登場となりました。草苅です。今回は「個人事業との両立」というテーマで書いていきます。 湯浅や高鶴も同じテーマでそれぞれの考えを書いていますので、ぜひ、ご一読いただけましたら幸いです。 https://takk.tech/news/culture6 https://takk.tech/news/culuture5 個人事業主のメリット 私も高鶴と同じくTAKKと並行して個人事業主として活動を行なっています。個人事業主との両立を語る上で、まず私が思う個人事業主のメリットを挙げます。(何をメリットと捉えるかは個人差ですが・・・) 自分の市場価値がダイレクトに分かる 全て自分の裁量で動くことができる 私が感じるのは上記の2点です。1は"市場価値"を"自身のレベル"と置き換えても成立します。例えばコンペ案件で受注することができず、他社に発注が決まった時に個人事業者は他人のせいにはできません。提示した金額が高いと判断されたり、提供したサービス内容で満足いただけなかったりする時もあります。もちろん外的要因もあるでしょうが、大抵は自身に理由があると私は思っています。 ネガティブなことだけではありません。逆に、お客様から大きく信頼していただき予算からプロジェクト進行、アサインなど全て任せていただくことや、やっと依頼できる仕事ができた!と笑顔で連絡をしてくれる方もいらっしゃいます。そんな時、お客様の反応そのものが自分は今、世の中から見てどのくらいの価値があるかを測る一つの指標になります。組織に属していると何らかの評価を受けることはあっても、会社の看板や評判などフィルターがかかり世間の本音を知ることが難しいので「自分を知る」という点ではメリットと捉えています。 2は想像に容易いですが、どんな事業をするか、どれくらい稼ぎたいか、どれくらい働きたいか、誰と仕事をしたいか、どんな仕事をしたいかなど全て自身に裁量があることが私にとってメリットです。とは言っても楽ができるとは思っていません。正直、嫌だな。しんどいな。と感じる時はあります(笑)でも、嫌なことに直面した時に自分が決めたことだから何としても、やり通す!という意志が自分の更なるスキルアップに繋がっています。自分のやりたいように事が進んでいれば、それは自分の価値が世の中に認められている証拠なのかも知れません。1と2はリンクしますね。 個人事業主との両立 個人で行っている事業をTAKKの売上にすればTAKKの利益向上に繋がるのに、どうして分けるのかとアドバイスをいただく事があります。私が個人事業で行っていることは主にデザイン制作のディレクターです(宣伝ではないです)。TAKKの事業領域は戦略広報ですので根本的に異なりますが不可能ではないですよね。しかし、TAKKではこれについて下記の通り明確な違いを示しています。 TAKK株式会社はみんなで作る組織や事業。個人事業は自身だけで作る事業。 Spirits of TAKK Corp. より 自分で決めた事業を遂行する楽しさ難しさと、みんなで作る組織の楽しさ難しさは全く違います。異なる働き方、異なる事業内容を同じタイムラインで進める事がシナジーとなり、仕事に置いてもプライベートにおいても良い循環を作る事ができます。まさに進研ゼミの案内付録マンガのような展開と言っても過言ではありません。上記で頂くようなアドバイス通りにしてしまうと恐らく、シナジーが失われて私から見たTAKKはもちろん、外部から見たTAKKも面白くない組織になるでしょう。 それぞれのワークバランス いろんな働き方があって当然なので、TAKKの従業員全員が個人事業主でなければいけないという決まりはありません。 個人事業主との両立は、個人事業主という1人の経営者としてTAKKの1人として、そして1人のビジネスパーソンとして色々な経験や知識を得る事ができていると思っています。私としてはこれからも、もっともっと高次の世界を見ていくために今のワークバランスを大切にしていきたいです。 最後までお読みいただきありがとうございました。
2022.8.01
TAKK CULTURE
今回語る企業文化は『個人事業との両立』です。代表からバトンを受けました、2回目の登場の高鶴でございます。実を言いますと私も個人事業主であります。TAKKと自身の事務所との両立をしています。自身の経験を踏まえて『TAKKが意図する個人事業との両立を図る文化とは?』を語らせて頂きます。 個人事業との両立 私はTAKKに入る前に、個人事業主として活動していました。具体的にはデザインを伴う制作物のビジネスをしていました。個人事業を始めて半年ほどでTAKKに入社したので個人事業のみの活動期間は短かったですが、ビジネスマンとして学ぶことは大変多かったです。特にお金や税金の事柄に対しての学びが非常に大きかったです。いち従業員をしているとお金に対して無頓着になってしまいがちです。額面と手取りくらいしか気にしない方が多いのではないでしょうか。私もそのうちの1人でした。しかし個人事業を開始し、それらを含むビジネスの基礎的な部分を実践的に学びました。 学んだ経験から言えることがあります。これらの経験は経営を行う時に非常に重要なスキルだということです。何故なら個人事業主=経営者だからです。法人とは屋台船は異なりますが、事業を営む人間という意味では同じです。個人事業を行う全ての人にそのスキルや学びがあるかは定かではありませんが、少なくとも私は生まれて初めて事業運営というモノに携わり、今では私のビジネスの筋肉となっています。 TAKKは自主経営組織(セルフマネジメント)です。 https://takk.tech/news/culuture1 先日のBLOGでそのカルチャーを語っています。 全員が経営について意識があり、理解があり、知識がある。そういう組織だとお伝えしました。個人事業の経験があることはそんな組織を作ることを可能にする要因の1つではないかと考えます。 副業との違い ここまでお話すると、『なるほど。副業がOKな会社なんだ。』と思われるかもしれませんが真意からは外れてます。副業とは、本業以外の仕事で収入を得ることを指します。本業ではないのです。TAKKが求める働き方は”副業”ではありません。副業との両立、って言葉的にもおかしいですよね。そもそも本業じゃないんだから両立しないでいいですものね。ここで意味するのは、最近の”複業”という言葉に最も近いかもしれません。個人は、TAKKのスタッフであると同時に個人事業主でもある。この複数の働き方を私たちは行っています。両方とも”本気”で行っています。そうすることで、経営的な意識はもちろん、学ぶことが多い為にお客様へのサービスのクオリティーも上がると信じています。 両立を通じて感じること 最近では企業活動以外の業務も認めている会社も少しづつ出てきていますが、まだまだ少ないのが現実です。しかもTAKKは、業務時間以外に限るなどの制限は行わず、常に両輪回っている状態を求めています。そんな会社は指折り数えるほどしかないでしょう。ですので、両立することに想像がつかないという多くの声も上がるかと思いメリット・デメリットとして私の実体験をお伝えできればと思います。 メリット 経営的視点が育まれる先ほども述べたように、個人事業主であるということは経営者であるということです。その”意識”が生まれることは何よりも重要だと感じています。特にTAKKは自主経営組織(セルフマネジメント)を運営しています。その中でこの意識はなくなてはならない存在です。私は個人事業主になって初めて自らで帳簿を付け、確定申告をし、納税しました。自分の事業が大丈夫か、うまく経営できているかも常々帳簿を確認しています。その行動や意識は法人活動にも活かされていると思います。また上場企業など一般公開されている決算書を閲覧し、自らの視点でその企業の評価を行い、課題を読み取ることができるようになりました。こういったことはTAKKの戦略広報ビジネスにも活きています。 仲間の大切さの再認識個人事業主と法人で大きく異なる点の1つが仲間の数です。パートナーやスタッフがいる個人事業主もいらっしゃいますが、私の場合は1人で個人事業を運営しています。お客様と自分が直接やり取りを行い、仕事を最後まで完結させるために、そこで生じたすべてのことに対し、自分一人で責任を引き受けなければなりません。かなりのプレッシャーですし、当然逃げ出したいこともあります。個人事業主であれば誰しもが経験することでしょう。今まで当たり前に感じていた会社の分業制度やチームワークによって、自分がとても助けられていたことに改めて気づくことができました。それに対し、会社はみんなで作る組織や事業です。みんなで助け合いながら、チームワークで乗り切れることもたくさんあります。共に叱咤激励し合う仲間の大切さを再認識できるのです。 お客様への提案幅の増加積極的に新しい学びを取り入れることは、お客様への新たな提案を生み出すことができる要因の1つです。わかっているのですが、私はどうしても多忙を理由に目の前の業務のみをこなすことを優先してしまい、新たな学びを取り入れる時間を作れないことが多くありました。それが理由でお客様に新たなアウトプットが出来ずに苦しみました。そんな中、個人事業との両立を行うことで互いに学びをアウトプットすることに成功しています。個人事業とTAKKで行っているビジネスには相関があり、それぞれで学んだことをお互いに活かせるチャンスとなっているのです。常にお互いで学んだことをそれぞれで活かし続けることで、お客様に新しいアウトプットを提案することができるようになりました。 デメリット 大きなデメリットは特にないと思います。ちょっとだけ・・忙しいくらいです(笑) 最後に 私の実体験を基に語りましたがご理解いただけたでしょうか。 最後にTAKKが個人事業主との両立を求めるその理由を私なりの解釈で示した文章を締めの言葉にしたいと思います。 TAKKが個人事業主との両立を求める理由 自主経営組織への意識を高め、お客様へのサービス強化に繋がり、チームワークの尊さを認識し、全員が高品質なビジネスパーソンへと成る為である。
2022.7.18
フリーランサー応援隊
本を出版しました。 フリーランサー応援隊のコース内容を書籍で学べるよう本を出版しました。難しい話は抜きにして初歩的かつ、予備知識無しでも理解してもらえるように書きました。ご興味ある方は是非ご覧頂ければ幸いです。 クリエイティブ系フリーランスで働く人のための教科書 こちらよりご購入可能です。https://www.amazon.co.jp/dp/4867280690 紹介動画はこちら https://youtu.be/0oj550IPki0
2022.7.04
戦略広報実績事例インタビュー
バンダイナムコインディア 取締役 兼 COO 八木健夫氏 バンダイナムコグループのインド現地法人Bandai Namco India Private Limitedは、2020年1月よりアミューズメント施設「NAMCO Seawoods Grand Central(ナムコ シーウッズ グランドセントラル店)」を、ナビ・ムンバイ地域にある商業施設「Seawoods Grand Central」内にオープンし、運営しています。http://www.bandainamcoindia.com/ 「戦略広報って何だろう?」新たな視点を持つことで顕在化した課題の本質 当社にとってインド国内唯一の施設でありながら、商業施設と同時にオープンしたということもあって、どのようにしてお客様に存在を認識してもらい、来店いただくかが最大の課題でした。 そこで、戦略広報プロジェクトマネジメントという視点からTAKK Corp.にご協力を依頼したことがきっかけです。そもそも戦略広報とは何か、を考えていくことから私たちの広報活動はスタートしました。 まずは現状の課題について、ご提案いただいたフレームワークを使って整理していきました。すると、施設がオープンしているにもかかわらずウェブサイトを開設していないことや、プロモーション計画ができていない、などの事実が浮き彫りになると同時に、施設・サービスへの理解が足りていないのではないか、という自分たちの課題意識へと繋がっていきました。 そこからはもう一度施設について理解するためのディスカッションを、TAKK Corp.を交えて丁寧に行いました。店の場所はここで、ショッピングモールはこういうもので、価格はこうです、というように。サービスの中身についてもプライズゲーム、アーケードゲームなど一つひとつ挙げて理解を深めていきました。 ディスカッションに利用したホワイトボード そうするうちに大きな気づきが生まれます。それは、私たちは自分たちの施設について「ゲームをコンテンツとした施設」と認識していただけに過ぎなかったということ。認知度を上げることから必要なインドでこの施設を成功させるには、単に「ゲームで遊ぶための場所」で完結させてはいけない。ゲームはあくまでコンテンツ(モノ)で、それによって得られる体験や感情などのあらゆる要素がお客様にとっての価値であり、その空間とサービスを提供できることが私たちの強みなのではないだろうか。この気づきが、私たちの広報活動におけるコンセプトになっていきました。 「とにかく今、できることをやる」方向性が定まり、よりチームの加速力は上がった コンセプトが定まり、次は具体的なアクションプランに落とし込んでいきます。「私たちだからできること」を軸に、アーケードゲーム大会の企画や、学生向けに社会科見学を実施してみないか、企業向けに研修の場として提供できないか、など施設のあらゆる可能性についてチームで出し合いました。そうして数々のアイデアの中で実際に実施することになったのが、ゲーム大会とバースデーパーティです。 ゲーム大会は、施設のオープンから2ヶ月後の3月半ばに数日間実施しようと決めて、順調に準備を進めていました。ところが、コロナウイルスの影響で商業施設が長期の休業を余儀なくされ、開催できたのは初日の1日だけ。こればかりは想定外で、施設を運営することが唯一の事業であり収益源だった私たちにとっては深刻な問題でした。営業が再開できない以上は収入が見込めないわけですから、支出をできるだけ食い止めようと考える一方で、閉店している間もビジネスになることがないか、メンバー同士で議論を重ねました。 ゲーム大会の現地広告 その時に出てきた企画の一つがオンラインバースデーパーティです。各家庭で開かれていたであろうバースデーパーティがコロナの影響によってできなくなってしまった子供たちへ希望を募り、私たちがオンラインパーティを演出するという企画です。 オンラインバースデーパーティの様子 当日はスケジュールを組んで司会進行を行い、ゲストのご家族やお友達同士がオンラインで繋がりながら、会話やゲームを楽しんでいただきました。 このように、直接会うことができない状況を活用したコミュニケーションの場を創り出せたのは、初めにコンセプトを決めていたからだと思います。 この企画のWEBシステムの開発とスキームにおいては、現地で採用したWEBデザイナーが貢献してくれました。実は広報のコンセプトを決めた時に、クリエイティブに精通した人材が社内に必要だという話にもなり、WEBとグラフィックのデザイナーをそれぞれ採用していたのです。この時にスキルチェックシートを用意してくれたのもTAKK Corp.です。扱えるソフトやポートフォリオなどの実務的なチェックポイントのアドバイスだけでなく、私たちの広報戦略を実現するために必要な視点も示していただけたので、チームビルディングもスムーズでした。 現地で採用したエンジニアが開発したメディア http://www.bandainamcoindia.com/VBP/ 約9ヶ月という長く苦しい休業期間でしたが、常に何かできることを見出し、動き続けたことが、現在も店舗が存続している事実に繋がっていると思います。営業再開日はちょうどクリスマスの日だったのですが、バースデーパーティのノウハウを活かして、取引先の方々をオンラインクリスマスパーティにお招きしました。 私たちはTAKK Corp.の支援を通して、目の前の課題に対して自分たちの力で考え、継続するということが難なくできるようになったと感じています。 広報として自走できる体制が整い、次のステージへ デザイナーを採用したことで最もプラスになったのは、何かを発信する際のスピードの速さではないでしょうか。広報活動は企画と発信の繰り返しですが、デザイナーが社内にいることで、思いつきの段階でもイメージが形になっていくプロセスを確認しながら進めることができるので、決定までが速いのです。 先日もメンバーズカードのデザインの改訂を行っていましたが、まず私からデザイナーに趣旨を説明し、鉛筆書きのラフの段階で見せてもらいます。細かいプロセスごとに確認を入れながらイメージをアップデートできたので、認識のずれがなく、スムーズにデザインを作成することができました。 メンバーズカードの改訂デザイン このやり方については、以前よりTAKK Corp.に議論をまとめていただいたり、ポイントをご指摘いただいたりした時の経験が活きています。どんな物を作る時にもケーススタディに基づいて考えられるので、活動全体の効率が上がったと感じています。 コロナ禍がピークを過ぎた今、施設が利益を生み出すための施策について本格的に考える時期を迎えています。バンダイナムコグループとしても、来年度から企業理念体系を新たに「パーパス」として制定し、ゲームコンテンツを提供する存在から、お客様と繋がり、共に創る存在になれるようさらに力を入れていきますので、チャレンジの多いフェーズに入っていくと思います。 もちろん、インドのお客様に向けても同じで、ゲームの枠を越えて、日本で親しまれているキャラクターやコンテンツをお楽しみいただけるよう活動を推進していきたいと思っています。今後は、その目的を踏まえた活動コンセプトをTAKK Corp.と一緒に考えていけたら嬉しいですね。 PAC-MAN™&©️BANDAI NAMCO Entertainment Inc. プロジェクト担当者コメント TAKK株式会社 代表取締役 湯浅卓 戦略広報の視点から戦略を練り、コンセプトを決め自走できる体制と組織作りをお手伝いさせて頂きました。 広報戦略および広報コンセプト立案 集客戦略立案 広報チームの人材採用とチームビルディング 戦略広報プロジェクトマネジメント業務の詳細はこちら https://takk.tech/news/prpm
2022.7.04
戦略広報実績事例インタビュー
南海部品株式会社 営業部WEB課 杉本幸一氏 南海部品株式会社は、オートバイなどのモーターサイクル関連用品専門店(直営店・フランチャイズ店・ECサイト「NANKAI BRAND SHOP」)の運営を行っており、オリジナル商品から海外ブランドまで広く取り扱っています。昭和26年の創業から二輪用品市場を牽引し、2023年には70周年を迎えます。http://www.nankaibuhin.co.jp/ 完成のその先を見据えたゴール設定がプロジェクト継続のカギ 私が所属するWEB課では、主に自社ホームページやECサイトの企画運営と、CRM・CSなど顧客体験向上のための取り組みを担当しています。 1年ほど前から、より多くのお客様に商品を知っていただくための情報発信力を強化する目的でECサイトを立ち上げようと考えており、TAKK Corp.に制作を依頼させていただきました。 https://takk.tech/news/%e5%8d%97%e6%b5%b7%e9%83%a8%e5%93%81%e5%88%9d%e3%81%ae%e3%82%aa%e3%83%aa%e3%82%b8%e3%83%8a%e3%83%ab%e5%95%86%e5%93%81%e3%82%84%e5%ba%97%e8%88%97%e5%95%86%e5%93%81%e3%82%92web%e4%b8%8a%e3%81%a7 実店舗をご利用いただいているお客様の年齢層は30代後半〜40代以上が中心で、常連になってくださる方も多くいらっしゃいます。老舗ブランドとして十分認知いただけているという実感はありましたが、オートバイを持たなくなってきている20〜30代のお客様に向けたアプローチがうまくできていないことも課題の一つでした。 当初、TAKK Corp.へは使いやすくてイメージの良いECサイトを作ってもらえるように依頼していたのですが、それに対してECサイトの設計だけでなく広報全体に対する課題についてもアドバイスをいただけたのです。このECサイトを完成させて「どのように」「なにのために」活用するとよいのか、SNSへの露出や連携はどうするか、20〜30代のお客様を掴んでいくための戦略について・・・など。課題の掘り起こしだけでなく、その実行計画まで具体的にご提案をいただきました。 自分たちで想像できなかった課題に気付かされただけでなく、今のリソースですぐに実践できることがこんなにあるのかと驚きました。TAKK Corp.からのご提案を受けてECサイトを「作る」プロジェクトから、ECサイトで「ブランディングする」プロジェクトにしていこうというふうに考えが変わっていき、他の課題についてもご相談させていただくようになりました。 向き合わなければならない課題は部署と部署の「隙間」にあった 結果としてTAKK Corp.にはECサイトの制作だけでなく、当社の広報メンバーとしてもお手伝いいただくことになりました。当社には、商品開発や売り場のデザインなどを行う企画課がありますが、I Tや広報に精通した人材はそこまでいなかったので、そこを補っていただきたかったのです。 https://takk.tech/news/%e6%b5%b7%e5%a4%96%e8%a3%bd%e5%93%81%e3%82%92%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b1%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%b8 イタリアのブーツブランド「ジャンニファルコ」の日本向けプロモーションをお手伝い また、課題ごとに立ち上げたプロジェクトの社内マネジメントにおいてもご支援をお願いしました。 まず、業務の役割分担とコミュニケーションの方法を整えていただくところから始まったのですが、身近な例ですと、業務連絡が回覧板からチャットツール(Slack)になって、非常に楽になりましたね。それ以前も社内のコミュニケーションは活発な環境でしたので不便さを感じたこともなかったのですが、導入してみると従業員同士の意思疎通が格段にスムーズになり、メリットを実感しています。中にはこのように新しい仕組みを導入する際、抵抗感がある人間もいると思うのですが、TAKK Corp.が社内向けにレクチャーをしてくれたおかげでスムーズに導入することができました。 チャットツールはプロジェクトを進行するのにも大いに活用しています。「ECサイトチーム」「〇〇ブランドチーム」のようにプロジェクト単位でチームが作られ、そこに仕入部、営業部といった様々な部署の人間が参加して進捗を共有しています。TAKK Corp.のメンバーには全てのチームに参加してもらい、進行管理やフィードバックをしていただいているのですが、「社内」「社外」「部署」といった垣根を取り払ったコミュニケーションが日常的に行われるようになり、効率が良いです。プロジェクトの進捗だけでなく、お互いが考えていることや熱量までわかるようになりました。その影響もあって、今までおのおのが部署単位で完結していた業務について、他部署への影響を関連づけて考え、発信できるようになってきたと感じます。 長年にわたって仕入部は作る、営業部は売るというわかりやすい構図で進んできた中で、少しだけ踏み込んだ「隙間」の業務、例えば仕入部から営業部へ商品が渡る際にどのような方針で売るのがよいか、店舗や什器のデザインの方向性は?など、双方の課題になりえるのにどちらも実行できていない、そんな「隙間」をコミュニケーションで埋めてくれたのがTAKK Corp.でした。 それが表れていると感じた理由の一つとして、社員同士が「ブランディング」について会話しているのをよく耳にするようになりました。私が入社してからTAKK Corp.と活動させていただくまでは一度もなかったことで、非常に嬉しかったです。決して上層部の声だけが大きいということではなく、現場の担当者がこれを考えられるようになったというのは大きな進歩ではないでしょうか。 TAKK Corp.のご協力によって、社内全体に広報の概念が根付いてきたと感じます。 「制作アドバイザー」から「新境地を開くパートナー」に TAKK Corp.には広報関係者とのやりとりだけでなく、上層部とのコミュニケーションにおいても尽力いただいています。 当社は来年70周年を控えており、まさに今が広報に力を入れていきたいタイミングでもありますが、社内で決済を取るための動きや工数の管理など、外注先の立場としてではなく南海部品の一員としてTAKK Corp.のメンバーに毎月定例会にご参加いただき、進捗の共有や課題解決のためのプレゼンテーションを経営層向けに実施いただいております。 先月はECサイトのアクセス数を上げるための施策がテーマでしたが、ITの領域が得意でない者や、直接業務に携わっていない者にも噛み砕いてご説明をいただけるので、質の良い議論の場になっていると感じます。実は、TAKK Corp.との体制ができる以前は、このような経営層とのミーティングはほとんどありませんでした。社内のマネージャークラスの人間にとっても、会社のことや経営について意見する場ができたことは全体のボトムアップにもつながりますし、非常によかったと思っています。 このような過程を通じて、TAKK Corp.に対する印象はECサイトの制作を依頼した当時とは違ったものになりました。初めはITにまつわる問題点を補填しながら進行してくれるアドバイザーのようなイメージを持っていたのですが、その時々の当社の課題に寄り添ってくださり、今では70周年に向けての新たなブランディングの領域を一緒に考えていく素晴らしいパートナーです。 今後は、南海部品のことを知らないお客様に向けても魅力をお届けできる発信がより増えることと思っておりますので、引き続き併走していただけると嬉しいです。 戦略広報プロジェクトマネジメント業務の詳細はこちら https://takk.tech/news/prpm プロジェクト担当者コメント TAKK株式会社 代表取締役 湯浅卓 戦略広報の視点から戦略を練り、皆様と一緒に広報チームの運営を行っています。今後の70周年に向け様々なプロジェクトを計画中です。 広報戦略立案 集客戦略立案 広報チームの運用・マネジメント
2022.7.04
戦略広報実績事例インタビュー
GMB株式会社代表取締役社長 松岡祐吉氏GMBグループは1943年の創業より、独立系自動車部品メーカーとして、駆動・伝達系やエンジン部品といった多様な機能部品を製造・販売しています。新車用と修理用部品の両市場に向けて、日本はもとより欧州・北米・東南アジアの自動車メーカー・部品メーカーに製品を提供し、技術革新と新製品開発を通じて国際社会に貢献しております。2004年に東証1部に上場しており、2023年に80周年を迎えます。https://www.gmb.jp/ 組織の成長によっていなくなった「GMBマン」 1943年に祖父がGMB株式会社の前身である松岡精工所を創業いたしました。組織の規模が小さかった頃はそれなりに苦労もあったようですが、社訓である「和」の精神のもとに従業員やお客様との関わりをとても大切にする会社だったそうで、人情味のある家族的なカルチャーが根付いていたように思います。 その後、組織が成長し2004年の上場を経て今に至りますが、それまで築いてきた家庭的な雰囲気もだんだん変わっていきました。世の中に求められる大企業のレベルに適応するために、内製でやってきたことを外部のパートナーにお願いすることも出てきましたし、キャリア採用も必要でした。責任や影響力が大きくなる分、人情や信頼を大切にする組織に留まっていては限界が出てきてしまうためです。 こうして上場という大きな局面を迎えるためにさまざまな組織改革を行っていったわけですが、事業が大きくなる一方で創業当時からのカルチャーであった対従業員、対お客様との「エンゲージメント」や一人ひとりの「プライド」については薄れてきたように感じておりました。 社訓 昔は自身のことを「GMBマン」と言っている従業員もいたものです。しかし、組織が成長すればするほど属人的なカルチャーは規格化され、「オンリーワン」と謳いながらも特徴はなくなっていく、そんな雰囲気を感じながら、なんとかできないものだろうかと常に考えておりました。 海の向こうで見つけた、組織を変える糸口 2003〜2009年の間はアメリカの子会社に勤めていました。組織の雰囲気に対する危機感は拭えないままでしたが、当時の先進企業が揃って注力していた「CSR活動」に触れる機会があり、これはヒントになるなと思いました。早速CSRプロジェクトを立ち上げて、貧しい子供たちへの寄付やボランティア活動などを取り入れてみたところ、従業員のモチベーションが目に見えて上がってきたのです。私が赴任して間もない頃は、社員自ら積極的に何かを進めるような雰囲気をあまり感じられなかったのですが、CSR活動によって全体のボトムアップに繋がりその空気が一新したのです。 そのような経験もあり、社員のやる気を引き出すことは組織が成長するための絶対条件だと考えています。企業活動を持続する上で大切なことの一つとして、変化する世の中に適応することが挙げられると思いますが、社員のモチベーションが低い組織だと従来のやり方を変えることに寛容でなく、結果生き残れなくなってしまいます。 私が日本に帰国した2010年当時のGMBにもそのような空気が蔓延していたものですから、アメリカでの経験を踏まえて試行錯誤しながら今に至っています。現在、TAKK Corp.と行っている、戦略広報の側面からのアプローチはその組織改革の中の一つであり、社員のやる気を高めることを目標にインナーブランディングを中心にご支援をいただいているところです。 https://takk.tech/news/prpm/ 戦略広報とは ステークホルダーと循環する組織を実現するための発信と狙い ありがたいことに自動車部品市場における当社の認知度は高い方だと思います。しかしながら「GMB=特定の主力製品」のイメージが強く、ソリューション営業の領域においてはまだまだ改善の余地があると感じています。企業のブランディングには2006年頃から取り組んでいますが、その中の一つに自社製でない製品の販売があります。既存製品以外のシェアを拡大すべく取り組んだのですが、最初はなかなか思うように売り上げを伸ばすことはできませんでした。すでに競合製品で溢れているマーケットに対して単に新製品だからという理由で勝負しようとしても、お客様には価値を見出していただけないことを痛感しましたね。決してこの製品が語れる開発ストーリーを持っていなかったわけではなく、GMBとして「なぜ」この商品を売っているのかうまく発信ができていなかったのです。 既存製品の広報に力を入れてこなかった当社の盲点でしたね。営業トークも「まとめ買いでディスカウントしますよ」というような、既存製品に頼ったスタイルになってしまっていて事業の見直しを余儀なくされました。その後なんとか売り上げを5倍にまで伸ばすことができましたが大幅に時間もかかってしまい、既存製品と比べるとまだまだ伸び悩んでいる状況です。 そこで現在は、製品力以外の武器で勝負する方針に舵を切るべく、TAKK Corp.とともに新アイテムの拡張とソリューション営業を強化するための広報戦略を本格的に進めています。 テーマはモノからコトへの変遷であり「Harmony with GMB(GMBの和)」の推進です。これはGMBの社訓である「和」をTAKK Corp.に再構築いただいたものです。これまでの「和」は社員同士やお客様と協調するという意味合いが強いものでしたが、GMBが「和」を作り、広げ、循環させるという、今の私たちがなすべきスコープを内包したものにリニューアルいたしました。 策定した広報コンセプト これからは製品の素晴らしさを伝えることだけでなく、お客様のプレファレンスを高めるサービスを追求していかなければいけないと考えています。 プレファンスを高める広報戦略を実行する為の販促ツールの一部 シーズンズグリーティングメール ステークホルダーへの販促品 GMBオリジナルキャップ TAKK Corp.と広報チームがともに活動を進める中で特に注力しているのは、インナーブランディングです。先日も社内向けに社内の部署を紹介する動画を制作いただきましたが、一人ひとりの仕事に対する思いが伝わってきて、他部署の人間の心も動かすものになっていたと思います。もの作りの工程は知っていても、作り手の思いまでは知らない者がほとんどです。動画を通してそれをみんなが知ることが新しいカルチャーの第一歩になっていると感じています。 インナーブランディングの為に動画を広報チームで企画し社内へ配信 社外のステークホルダーに対しても「Harmony with GMB(GMBの和)」を推進しています。これによって、従業員一人ひとりの意識が、GMBと関わりのあるステークホルダーに対していわゆる「利害関係者」「上流・下流」「下請け」ではなく、一つの目的を達成するための同じチームの一員と捉えられるように変わっていってほしいと考えています。 なぜならば、例えば私たちがお客様の希望されている量の80%しか製品をご用意できなかった場合でも「申し訳ありません」と終わらせるのではなく、お客様の先にいるエンドユーザーに対しても想像力を働かせて欲しいと思っているからです。私たちが製品を用意できないことは誰にどれだけの影響を及ぼし、どのような結果を生むのかを全ての従業員が考慮できるようになれば、そこには助け合いの精神や団結が生まれ、一人ひとりのパワーも最大限引き出されていくと思うのです。製造からエンドユーザーまでを一つの「Harmony with GMB(GMBの和)」で捉え、「やってみよう」の声が自然に増えていくような組織を私たちは目指しております。 コンセプト解説 Harmony with GMB「with」は二つの意味を持ちます。①は「によって」ですが解釈すると「GMBによって和を実現させる」という意味合いになります。②の意味は「と共に」です。こちらは「GMBと共に和を実現させる」と解釈できます。三つの単語で簡潔で、以前からGMBが使っていた英訳の「Harmony」はそのまま活かしています。 At GMB, we are committed to fostering and promoting cooperation, goodwill, and mutual understanding between individuals and organizations in our pursuit of greater social harmony.こちらの文章では「Harmony」は具体的にどういうことを指しているかを説明します。つまり、「Harmony」は「cooperation」(協力)、「good will」(親善)、「mutual understanding」(お互いへの理解)という三つの要素から出来ています。こういった「Harmony」を作って拡大させていくGMBの皆様は個人と個人で、そして組織の間で和を実現させてより豊かな社会を創出しています。 私たちの扱う製品は一般消費財ではないので、エンドユーザーからダイレクトに評価をいただけることはほとんどありません。売れている理由が見えにくい製品と言えるでしょう。とはいえ作っている人間は皆思い入れがありますので、他人からフィードバックをもらえるとやりがいにも繋がります。そういった意味でも、全社に公開される紹介動画やブランドサイトはみんなの財産になると思います。 作り手の思いを紹介する社内動画とブランドサイト 社内に発信する際ですが、多少砕けた表現もよしとしながら工夫して作っています。真面目な気質の人間が多い当社にとっては「お!広報チームが何か変わったことを始めたな」と思ってもらえるくらいがちょうどよいようで、ほとんどの者が動画を楽しみに見てくれています。 世の中でエンゲージメントが高いと言われる組織は、緊張感の中に楽しさがあります。今後ともみんなで和気あいあいとした雰囲気を大切にしながら活動を推進していければと思っております。 グループ全体として存在感を増す80周年に 社内でのエンゲージメントを整えられた後には、よりストーリー性のある広報活動へシフトしていきたいですね。ちょうど来年80周年を迎えるので、社外向けにも私たちの歩みと活動について発信していきたいと思っています。また海外のグループ会社や工場、販売会社との繋がりについても見直すきっかけにもなれば良いなと思っていて、会社ごとに掲げている異なるビジョンだけでなく共通の方向性も作っていきたいですね。 一同に集まれる場所やイベントを考えるのも良いかもしれません。TAKK Corp.にはぜひその構想もお手伝いいただけたらと思っております。 周年広報実績を公開しましたので、詳しくはこちら ※追記2023/7/28 https://takk.tech/news/gmb-80th プロジェクト担当者コメント TAKK株式会社 代表取締役 湯浅卓 GMB株式会社様のプロジェクトは現在も進行中で様々な部署の方々と広報チームを一緒に運営しています。現在はインナーコミュニケーション関連が多いですが、今後社外へ発信するコーポレートPRやマーケティングPRに力を入れていく予定です。
2022.7.04
戦略広報実績周年広報実績事例インタビュー
白石工業株式会社取締役常務執行役員 高梨 博武氏白石グループは、ゴムやプラスチック、塗料、紙、シーラント、農材そして食品分野など様々な素材の原料となる「炭酸カルシウム」を専門に取り扱っています。海外拠点を含む22社によって構成され、製造を中心とする白石工業株式会社、 化学品専門商社の白石カルシウム株式会社、研究開発の株式会社白石中央研究所をはじめ、各社が一丸となって多角的な事業展開を行っています。https://www.shiraishi.co.jp/ 「100周年」という大命題を形にし、従業員のエンゲージメントが向上 当社グループは100年以上の歴史がありますが、グループ単位で広報活動に取り組み始めたのはここ3年ほどでまだ立ち上げの段階にあります。活動の中核を担う広報委員会は、主要3社である白石工業株式会社、白石カルシウム株式会社、株式会社白石中央研究所から部署・役職の異なる様々なメンバーによって構成されており、本来の業務と兼任でプロジェクトを進めています。広報委員会を作ったきっかけは、100周年の節目にこれまでの歴史と今後の活動について正しく発信していこうという動きからですが、広報に知見のある人材が足りていないことはおろか、グループとしての活動指針やガイドラインについても各社で認識が曖昧になっていたため、TAKK Corp.に戦略広報という視点からご支援をお願いすることにしました。 https://takk.tech/news/prpm 戦略広報とは 実は3社が協力して「白石グループ」として発信を行ったのは100周年のプロジェクトが初めてです。当時は広報委員会もなかったので、Webサイトなどのツール制作や情報発信は会社ごとに行うのが通例でした。そのため各社が異なるやり方や考えを持っており、初めのうちはすり合わせに時間がかかりました。 例えば「白石グループ」の企業・従業員の範囲はどこからどこまでを指すのか、という単純なことを議論するだけでも認識に少しずつ差があり、これにはやや危機感を覚えました。なぜならば、発信する情報を統一しても受け手の認識が共通化されていなければ誤解が生まれ、グループ全体のコミュニケーションの質が下がってしまうからです。そのため、何げなく使っている言葉であってもその場で丁寧に定義していきました。しかしながら3社でのミーティングは月1回程度と時間も限られています。そこで業務の役割分担や進捗管理はTAKK Corp.にお任せし、日々のマネジメントを行っていただきました。プロジェクトメンバーに広報専任の者が一人もいないという状況でしたが、TAKK Corp.にはメンバーの業務状況や得意分野も鑑みたタスクの割り振り等を柔軟に行っていただけたので、全く不安はありませんでした。最終的にはきちんとした成果物にしていただけましたし、プロジェクト進行のノウハウを実践的に学ぶことができたと感じております。 成果物の一つである100周年のスローガン「UNITED ONE」は共同で策定し、記念式典の場で全社員と取引関係者に向けて公式に発表を行いました。 100周年記念ロゴ https://www.youtube.com/watch?v=6rxK7LGPCj4 100周年コンセプトムービー ここに至るまでにはたくさんの議論を重ねましたね。今まで独立で動いていた3社がグループという一つの屋根の下に入った時に各社の個性をどう出すかをテーマに、お互いの特長や役割を出し合いながら丁寧に進めていきました。これによってグループとしてこれまでになかった一体感を生み出すことができただけでなく、発信する者にとっては公式な情報を定義・浸透させることの難しさや重要性を理解する場にもなり、非常に有意義な機会だったと感じています。 白石グループ 設立100周年特設サイト https://www.shiraishi.co.jp/100th/ グループのこれからを紡ぐ”オフィシャル”な発信 100周年を機にグループとしての広報活動を進めてきましたが、その後も継続的に発信をしていこうということで正式に広報委員会をTAKK Corp.と共に発足しました。 100周年プロジェクトは終息しても、白石グループの広報という枠組みでは一定の成果物を出し続けなければいけません。ゆくゆくは専任の部門を作ることを視野に入れながら、よりステークホルダーを意識した活動へとシフトを考えています。 100周年プロジェクトの活動実績は、グループ単位で考える意識の浸透という点において、インターナルコミュニケーションに一定の効果を発揮したと言えます。しかし、社外からも相応の評価をいただけるレベルに引き上げなければ、今後専任でやっていきたいと思う人間は決して多くないでしょう。そのためにも、広報委員会の活動と発信媒体が公式であると周知することが課題解決への第一歩だと考えています。そこで、現在TAKK Corp.には100周年という大仕事を終えた後も、委員会メンバーのモチベーションが下がったり目的を見失ったりしないよう活動をリードしていただいております。 その一つとして、101年目以降のスローガン「“0(ゼロ)から1∞(ヒャク)へ。シロからイロへ”(From 0 to 1∞ - A Colorful World Awaits)」を策定、発信いたしました。ロゴデザインはTAKK Corp.にご提案いただいたもので、数字の100を「∞」で表し、会社がこれからも存続するようにという想いを込めています。また「シロからイロへ」の部分は、白い石灰石を元に彩り豊かな社会を創生することを表現しています。 このように継続的に方針を定めることによって、社内報やイントラネットの活用についての議論や、新しいアイデアが自然に生まれ、グループとしての「公式」が徐々に整ってきています。制作進行に関してはTAKK Corp.にもデザインやアイデアのチェックに入っていただき、ガイドラインに沿っているか、スローガンを打ち出せているかなどのポイントを現場の担当者と詰めたものを広報委員会にてプレゼンいただくスキームを組んでもらっているので、業務がスムーズになりました。このように日々のプロセスが最適化されたことで、業務全体の精度も上がったと感じます。 ロゴマニュアル ステークホルダーを意識した「攻め」の広報が広報活動の価値をさらに高める 継続的な広報活動の甲斐あって、OBや株主の方々からWebサイトが非常にわかりやすくなったというお声をいただいております。社内報についても「社内のことをもっと知りたいのでぜひ続けてください」と言ってもらえていて、励みになりますね。今回「白石グループ」としての情報を集約したことによって、炭酸カルシウムの商社、物流、加工以外の取り組みも知っていただけるようになり、社内外問わず会社の印象は大きく変わったなと思います。 そのことは採用活動においても非常に重要で、入職者がどの配属先になっても違和感が生まれないような発信を心がけています。 主要3社から部署・役職を横断し作成した、白石グループとして初の会社パンフレット(日・英・繁体・簡体・スペイン語対応) 今の私たちの広報活動は「公式情報」の基盤づくりと日々のニュース発信の積み重ねですが、何かしら形に残すことによってグループ間の共通言語が出来上がる影響は大きいです。しかしながら広報部門ができたばかりの当社ではこの活動を相対的に評価する基準がなく、どれだけの影響があったかを定量的に評価できる仕組みについても考える必要があるでしょうね。そこがはっきりと見えてくることで、周りから自分たちのニュースを広報で取り上げて欲しいと言ってもらえるようになると良いですね。そういった意味でもやはり外向けの発信には力を入れていきたいです。世の中全体の炭酸カルシウムに関連する事柄に対して、当社グループがどう絡んでいくのかという姿勢を広報として示していくことが、営業活動の後押しにも繋がっていくと思いますので、広報委員会としてそのようなスタンスを確立していきたいと考えています。 周りからはまだまだ委員会のメンバーに対する「仕事が増えて大変そうだ」という印象が強いことも事実です。しかしながらグループ、そしてステークホルダーを盛り上げるムーブメントを起こすカギはTAKK Corp.と進める戦略広報にあると信じており、今後も積極的に活動を続けていきたいと思っております。 プロジェクト担当者コメント TAKK株式会社 代表取締役 湯浅卓 白石工業株式会社様のプロジェクトは現在も進行中で、広報チームのプロジェクトマネージャーとしてご支援させて頂いております。今後は主に社外へ発信するPR活動に力を入れていく予定です。
2022.7.04
TAKK CULTURE
個人事業との両立 いつも弊社のカルチャーを読んで頂きありがとうございます。経営理念のご紹介は、私の意見含め弊社スタッフ3名で一周しました。今回は弊社の特徴の1つである、個人事業との両立をテーマにしていきたいと思います。 弊社スタッフはTAKK株式会社の正社員としてTAKKの業務を行う一方で、個人事業主としてTAKKと違う個人の事業も行っております。弊社ではどちらが本業・副業という考え方はなく、両方の両立を求めています。 社内ルールブックにもこのような記載があります。 ①TAKK株式会社の従業員は、個人事業主にチャレンジし営む事を認める。尚、TAKK株式会社はこの個人事業に助言はするが、一切関与せず本人の責任下で個人事業運営を行う。②TAKK株式会社と個人事業主で被る経費は、それぞれで利用割合を話し合い按分する。③TAKK株式会社はみんなで作る組織や事業。個人事業は自身だけで作る事業。社内ルールブックより なぜTAKKは個人事業主との両立を求めるのか? 副業を認める企業文化は、今でもあまり日本では浸透されていないかと思います。そもそも副業はなぜ認められないケースがあるのでしょうか? TAKK株式会社はみんなで作る組織や事業。個人事業は自身だけで作る事業。 として運営すれば、「法人企業とは本来、グループとチームワークによって成り立つもの。」への理解が深まりますし、逆に「個人事業主の取り回しやすさ。」も感じる事ができます。どちらが良い、悪いではなく、事業を行うビジネスパーソンであれば、両方のメリットデメリットを感じて理解する事により、ビジネスパーソンとしてのレベルが上がり、お客様へ提供するサービスも格段にアップすると弊社は考えています。 続く 代表取締役 湯浅卓
2022.7.04
TAKK CULTURE
TAKKの企業文化コラム「TAKK CULTURE」シリーズ第4弾。今回は私、高鶴(こうづる)が執筆させて頂きます。私なりの考え方でTAKK文化を紹介していきます。前回までのblogも併せて読んで頂ければ、それぞれのTAKKがわかる・・・かも!? https://takk.tech/news/culuture1 https://takk.tech/news/culuture2 https://takk.tech/news/culuture3 TAKK の経営理念 4回目になるので、ご覧の皆様はご唱和頂ける頃でしょうか?そんなことが目的ではないのもご理解頂ける頃でしょうか?さて、弊社の経営理念はセルフ・マネジメント組織(自主経営)でございます。例えば以下のような具体的内容です。 組織構造やリーダーシップは存在しない 優れたアイデアをだれも握りつぶせない だれでも協力者になれる だれでも先頭役を務められる だれも指図できない 目的や目標は自分で決める だれかの成果を簡単に生かせる ゴロツキや暴君に耐える必要はない 出る杭は打たれない 優れたものがたいていは勝つ(平凡ではそうはいかない) 情熱を削ぐような方針はくつがえされる 素晴らしい貢献は周囲から認められ、祝福される 社長もスタッフも関係なく、全員が経営について意識があり、理解があり、知識がある。そんな組織でございます。日本では、指示待ち・保守的人間が蔓延している日本の因習的な組織です。TAKKではそのような因習的組織ではなく、次世代型自主経営組織を目指し実行しています。 自主経営組織(セルフマネジメント) この言葉はよく社内でも利用する言葉です。私たちを表す重要な単語です。これまでの従来型の組織とは異なり、人々の可能性を最も引き出す組織であり、社員それぞれが自由に変化し続け、自分たち(チーム・会社)の使命を感じながら、個々人の意思決定によってありのままに動く次世代型の組織のことを指します。 次世代型なんていってますが、実は自主経営は1番自然なカタチだと考えています。自分の事、自分の所属する会社のことを真剣に皆が考え、それぞれ自発的に行動するというシンプルな考え。これからの企業の在り方として最も強く美しいと感じます。 The Simple is strong, The Strong is beautiful. TAKKと経営理念と私 ここまで述べたように、TAKKは自主経営で運営している組織です。それぞれがそれぞれの解釈で、考えて、動いて、共有する。お金、プロジェクト、人事、全てにおいてがそうであります。給与や賞与も自らで決定しています。私自身もこのような組織を体験するのは人生で初めてですが、3年目に入り、これが自然な組織であるという理由が感覚的に解釈でき始めました。ありのままの自分でいられる組織であることも特徴だと感じています。 そんな経営理念を持ち自主経営組織を運営するTAKKの中に所属する私は、自然体でいることができ、健やかに日々を過ごせるのだと思います。 ご拝読ありがとうございました。 高鶴 翔
2022.6.24
TAKK CULTURE
皆様、お気づきでしょうか。TAKKの企業文化コラム「TAKK CULTURE」はシリーズなのです。あまりこのような書き物は得意ではありませんが、今回は草苅が筆を執らせていただきます。どうか温かい目で御一読いただけましたら幸いです。まだVol,1とVol,2をご覧になられていない方はこちらからドウゾ! https://takk.tech/news/culuture1 湯浅 卓 https://takk.tech/news/culuture2 八並 彩 経営理念について考える 理念は大切。では、そもそも「経営理念」とはどうゆうものなのか。なぜ、大切なのかを理解するためにwikipediaを開いてみました。Wikipediaの1行目には、このように記されています。 経営理念(けいえいりねん)とは、企業の活動方針の基礎となる基本的な考え方である。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 そのまんまやないかい!というツッコミが各所から聞こえてきますがその続きに「経営者が変わったとしても、長期にわたって受け継がれる不変的・持続的なものである」とも記されているのです。これを聞いた経営者の方々、ちょっとピリッとしませんか? 世の中には安定など存在しません。特にビジネス環境においては自らは変えることができない外的要因と、己の力によって常に戦略を実行しなければならない間で、もがき続けなければなりません。もし!明日あなたが経営から離れることになってもあなたの組織で理念は不変的・持続的に受け継がれていくでしょうか?そうするためにはどうするべきなのでしょうか。 TAKK の経営理念について考える さて、偉そうなことを言っていますが我々TAKKはどうでしょう。経営者が変わっても受け継がれるような理念になっているのでしょうか。ちなみに、弊社の経営者が変わるわけでも、変えてほしいわけでもないです。 弊社の経営理念はこちらです。 組織構造やリーダーシップは存在しない 優れたアイデアをだれも握りつぶせない だれでも協力者になれる だれでも先頭役を務められる だれも指図できない 目的や目標は自分で決める だれかの成果を簡単に生かせる ゴロツキや暴君に耐える必要はない 出る杭は打たれない 優れたものがたいていは勝つ(平凡ではそうはいかない) 情熱を削ぐような方針はくつがえされる 素晴らしい貢献は周囲から認められ、祝福される 特に毎朝、全従業員で唱和しているわけでもありませんし、一言一句暗記を強制を強いられているわけでもありません。想像してみてほしいのですが、これを読んでTAKKの一員であるためにどんな行動が相応しいと感じますか。私は経営層から降りてきたただのメッセージとして聞くだけでは理念は活きないと考えます。 経営理念との向き合い方 弊社はセルフ・マネジメント組織(自主経営)です。 特定のリーダーも存在しないし、出る杭も打たない。素敵な行動と結果には全力で称賛したり祝福し合う。他人の為に知恵や時間を惜しまない。手柄を横取りしたり無理強いを図る人は以てのほか。それぞれが自律できることを大切にしています。 私は環境や雇用関係、習慣なども含めてTAKKに依存しない生き方をしたいと決めている一方で、TAKKの存在や仲間をリスペクトできる精神を持っていると自負しています。なぜならば、先述した経営理念に大きく共感していると共に、仮に私がTAKKの一員でなくなったとしても理念を貫くことで人生を豊かにできると想像できているからです。 理念に固く縛られるのではなく、その時々の判断軸として理念を据えて考え行動することが最善の結果に繋がると考えています。もし、判断を間違えたとしても私には同じ理念のもとで働く仲間がいます。だから、ある意味、安心して決断することができます。 私は経営理念に対してこのように向き合っています。 あなたの組織ではどんな経営理念がありますか? 続く 草苅 平
2022.6.10
NEWS
資本金増資のお知らせ 平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。弊社は本年6月1日をもちまして3期目を迎えました。また、当日付にて資本金の増資を行いましたのでここにお知らせ致します。 増資前の資本金:3,000,000円増資後の資本金:10,000,000円 今回の増資は正社員全員が株主となり、出資する事により実現しました。 正社員全員が株主となった理由は、「企業とは本来、グループとチームワークによって成り立つもの」と弊社は考えており、この実現を正社員としての現場活動だけではなく、将来のTAKKの成長を見据え、オーナー(株主)としても正社員全員が経営に携わっていく事が重要と考えた戦略であります。 今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い致します。
2022.6.01
TAKK CULTURE
「弊社の経営理念は、セルフ・マネジメント組織(自主経営)を推奨しています。」と前回のコラムでご紹介しました。今回はTAKKのメンバー、特に八並がこの理念をどう捉え、日々どのように業務と向き合っているのかお伝えしながら、わたしなりの経営理念とその浸透について感じていることを発信したいと思います。 TAKKの経営理念 組織構造やリーダーシップは存在しない優れたアイデアをだれも握りつぶせないだれでも協力者になれるだれでも先頭役を務められるだれも指図できない目的や目標は自分で決めるだれかの成果を簡単に生かせるゴロツキや暴君に耐える必要はない出る杭は打たれない優れたものがたいていは勝つ(平凡ではそうはいかない)情熱を削ぐような方針はくつがえされる素晴らしい貢献は周囲から認められ、祝福される TAKKの全員が、これらの事を実行できるよう、日々確認しあいながら業務を遂行しています。 また、2021年10月に全員で、この経営理念に対する捉え方や解釈を、共有し合ったことがありました。下記は私の回答です。 わたしなりの経営理念についての解釈 組織構造やリーダーシップは存在しない上下関係ではなく、対等でフラットな組織が良い。全員でお互いを尊重し、相手の長所を伸ばし、短所を補えるチームになりたい。 優れたアイデアをだれも握りつぶせないどんなアイデアでも前向きに受け止めて、実行・実現できる方法を模索したい。 だれでも協力者になれるいつでも、協力し合うことができる。そしてそれが当たり前になるような組織カルチャーを作りたい。だれでも先頭役を務められる命じられたからやる、ではなく、やりたい人がやれば良い。だれも指図できない指示しないといけないチームになった時は、みんなで話し合いたい。目的や目標は自分で決める他社から刺激や勇気をもらいながら、自分自身で決めるべき。だれかの成果を簡単に生かせる周りの人の成果は、自分にとっての原動力になる。わたしもがんばろうと勇気をもらえたり、苦手分野をサポートしてもらったり。また、自分の成果を周りに還元しようと思う。ゴロツキや暴君に耐える必要はない品のない人から「近づくのはやめておこう」と思われる人・チームになりたい。出る杭は打たれない打たれないくらい、出過ぎた杭になりたい。優れたものがたいていは勝つ(平凡ではそうはいかない)自分さえ「勝った」と思えば全戦全勝。情熱を削ぐような方針はくつがえされる情熱を削ぐような方針=愛のない方針やずるい方針。素晴らしい貢献は周囲から認められ、祝福される周囲から認められるし、自分で自分を褒める。承認欲求は他者からではなく、自分で満たしてあげるべき。 2021年10月にみんなで共有してから半年以上経ちましたが、基本的な解釈は変わらず、今もこの考え方を自分の土台として、日々仕事と向き合っています。 全員でわざわざ口に出して確認し合うことはありません。それは、同じゴールに向かってるからこそのそれぞれの行動だ、とみんなが感じているから。そして、信頼し合っているからだと考えています。 大切にしている理念浸透 日々、言葉にして確認し合うことはないですが、定期的に全員で経営理念と向き合う時間や、私たちが向かうゴールや目標をすり合わせるための時間を取っています。その時間があるからこそ信頼関係が確固たるものに変化し、進化していると実感しています。 トップダウンで「やらされている」と感じることもありませんし、決められたことを強制されることもありません。 私にとって、セルフマネジメント組織(自主経営)の中で生きるということは、自由でありながらも孤独でもあり、他者から勇気や刺激をもらいながらも常に自責の念に駆られる日々を過ごし、いかに結果に結びつける行動を取れるか。そして、TAKKの皆やクライアント、社会に何を還元できるか、というところを究極に追い求めていくことだと捉えています。 わたしのこの経営理念に対する解釈、そしてベースとなる考え方から取る行動や結果に対して、みんなから「信頼されている」という自信があります。その自信があるからこそ、挫けることも悩むこともなく、TAKKという組織のメンバーとして生きていける原動力になっています。これはTAKKの経営理念が浸透しているからこそ、だと感じています。 続く PM 八並 彩
2022.5.31
TAKK CULTURE
TAKKの企業文化 Vol,1 弊社の経営理念は、セルフ・マネジメント組織(自主経営)を推奨しています。例えばこのような内容です。 経営理念 組織構造やリーダーシップは存在しない優れたアイデアをだれも握りつぶせないだれでも協力者になれるだれでも先頭役を務められるだれも指図できない目的や目標は自分で決めるだれかの成果を簡単に生かせるゴロツキや暴君に耐える必要はない出る杭は打たれない優れたものがたいていは勝つ(平凡ではそうはいかない)情熱を削ぐような方針はくつがえされる素晴らしい貢献は周囲から認められ、祝福される 自らや皆が、これらの事を実行できるよう日々確認しあいながら業務を遂行しています。基本的に「全員が平等に」という考えではありますが、「どうすれば全員が同等の権力を握れるか?」ではなく、「どうすれば全員が強くなれるか?」を本質的な目的としています。 ではなぜこのような経営理念なのかというと、世の中の企業には上記経営理念の逆が通常ですが、それに合わず、うまく成長できないビジネスパーソンを多く見てきたからです。ただ「逆」を否定しているわけではありません。成長できる環境は人それぞれです。決まった作業、決まった時間、指示される環境等で業務をして成長する人もいれば、そうでない人も必ず存在します。正解か不正解かは、その人次第ですし、その企業の成績次第かと考えます。 そして、お互いの人間性の深い所を見つめ直し、強さと弱さを尊重し合うという美しい関係をつくれるTAKKになれば良いなと考えています。 続く 代表取締役 湯浅卓
2022.5.16
NEWS
この度、弊社のCIをリニューアル致しました。今後とも宜しくお願い致します。 ベーシックデザインシステム アプリケーション
2022.3.14
NEWS
TAKK株式会社は、2022年2月16日(水)10:00〜2月18日(金)18:00に合同会社DMM.comがオンラインで開催する『DMMオンライン展示会「戦略的アウトソーシング EXPO ONLINE」』に出展いたします。 https://exhibition.showbooth.dmm.com/events/outsourcing2202/ DMMオンライン展示会について 「DMMオンライン展示会」は2020年10月より新規事業として立ち上がったIT企業ならではのノウハウを活かしたオンラインイベント事業です。今回の展示会では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、従来のやり方から変革が急務とされている業界に焦点をあて、新たな時代のビジネスの種を持ち帰っていただくことをコンセプトとして開催いたします。 https://exhibition.showbooth.dmm.com/events/outsourcing2202/ 概要 ・名称:戦略的アウトソーシング EXPO ONLINE・会期:2022年2月16日(水)10:00〜2月18日(金)18:00・来場費用:無料・主催:合同会社DMM.com※出展企業、開催日時は変動する場合がございます。 無料来場のご登録はこちら https://exhibition.showbooth.dmm.com/events/outsourcing2202/venue/
2022.2.14
フリーランサー応援隊
3月9日 開催 大阪デザイン振興プラザ(ODP) 弊社代表が3月9日に大阪デザイン振興プラザ(ODP)にて、フリーランサー応援隊のカリキュラムの1部「独立クリエイターが習得したい 価値が伝わる提案書いらずの見積方法!」をテーマに講義を行います。ご興味がある方は是非下記詳細をご覧ください。 ODP公式サイト https://www.osaka-design.co.jp/event/mitsumori2022 ODP公式Facebook https://www.facebook.com/events/360952168894322 その後、無事開催できました。ご清聴ありがとうございました。
2022.2.08
NEWS
謹んで新春のお慶びを申し上げます旧年中はひとかたならぬご高配にあずかりまして誠にありがとうございました本年もより一層のご支援を賜りますよう従業員一同心よりお願い申し上げます2022年のTAKK株式会社にご期待ください
2022.1.01
NEWS
年末年始休暇のお知らせ 拝啓 師走の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。 さて、TAKK株式会社では年末年始の休業日につきまして、下記のとおり休業日とさせていただきます。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。 敬具 記 ■年末年始休業日2021年12月29日(水)~2022年1月4日(火) ※2022年1月5日(水)より、通常営業を開始いたします。
2021.12.06
制作実績
新卒採用ツールの一新 新たな採用ターゲットへ訴求する為、新採用コンセプトを策定しWEBコンテンツや映像ツールを一新させて頂きました。 採用コンセプトを策定 コーポレートメッセージである「暮らしは、せんいで進化する。」を求職者向けにアレンジ 採用コンセプトを訴求できるインタビュー記事のプロデュース https://recruit.teijin-frontier.com/projects/vol01/ https://recruit.teijin-frontier.com/people/ 展示会等で求職者へ魅せるコンセプト動画 https://www.youtube.com/watch?v=HjKkQCYkDpA https://www.youtube.com/watch?v=HjKkQCYkDpA
2021.12.06
フリーランサー応援隊
フリーランサー応援隊YouTubeチャンネル開設 フリーランサー応援隊のYouTubeチャンネルを開設しました。 無料カリキュラムの概要編をアップしていきますのでお楽しみください。https://www.youtube.com/channel/UCD0Mh4fXK276SBVvdtqpF8g 【解決します】お悩みTOP 10〜前半〜 https://www.youtube.com/watch?v=QgOUG5-9jiQ 【解決します】お悩みTOP 10~後半~ https://www.youtube.com/watch?v=W8lpdX2Flyc
2021.12.01
戦略広報実績
南海部品様がイタリアのブーツブランド「ジャンニファルコ」の取り扱いを開始! 公式 WEB サイトが11/12よりグランドオープン 南海部品様は、イタリアのブーツブランド「GIANNI FALCO(ジャンニファルコ)」の取扱いを開始した。国内では南海部品のみの独占販売となっており、公式 WEB サイトを2021年11月12日(金)よりグランドオープンしました。 ブランドサイト https://giannifalcojapan.jp/ プロモーションムービー https://www.youtube.com/watch?v=AXVsocerGmQ https://www.youtube.com/watch?v=AXVsocerGmQ プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000077591.html
2021.12.01
フリーランサー応援隊
フリーランサー応援隊を取り上げていただいたラジオ番組が公開となりましたのでご案内させて頂きます。下記リンクの「番組を聴く」ボタンからご聴取が可能ですhttps://honmaru-radio.com/raji-live0057/※30分間のラジオ番組です 番組内容 こちらの内容を実際に受講頂いた方からリアルな感想も交えてセッションさせて頂きました。 フリーランサー応援隊とは?どんなカリキュラムがあるのか?どんな人に合っているか?良かったところ、悪かったところ
2021.11.19
コラム
中小企業、大企業、業種に関係なくBusiness to Businessに必要な広報活動がある。 CSRやSDGs目線、販売促進や広告目線、採用目線、コーポレートコミュニケーション目線等、広報という言葉一つに様々な活動が含まれます。そのような広報活動を、弊社は戦略広報プロジェクトマネジメント業務という事業内容で企業様をご支援させて頂いております。 戦略広報プロジェクトマネジメント業務の詳細はこちらよりご覧ください。 戦略広報セミナー内容 当セミナーでは、広報とは?という基本的な部分から、広報戦略策定の方法、広報組織の構築や運用方法等をご紹介させて頂きます。 対象となる方 中小企業の経営者層、事業責任者の方向け。責任者の方とご一緒であれば現場ご担当の方でもご参加可能です。
2021.10.25
制作実績
コープのタブレットのプラン説明用アニメーション動画を制作させて頂きました。 https://www.youtube.com/watch?v=ZHwlJQv-9aw
2021.9.03
コラム
Business to Businessに必要な戦略広報 「広報する」とは「世の中に宣伝する」ではない 広報は企業に対する好意を中長期的に育成するため、「企業PR」として単独で展開されるケースがあります。この場合には、細く長く展開することで、ジワジワと効果が浸透することから、薬に例えると「漢方薬」のようなものです。「社会との良好な関係づくり」の観点から見れば、広報は広告・販売促進の上位概念と整理できます。「企業に対する好意」や「社会との良好な関係づくり」のターゲットは、社内からの好意や関係も含まれます。 「広報=広告=販促」ではない 広告と販売促進は、売り手(広告主)と買い手(生活者)とのコミュニケーションを図り、結果として「モノやサービスを売る」という目的では、車の両輪のように切っても切れない関係です。広告で「認知・理解・購買意向」を高めることで突破口を開き、その後に販売促進が連動して「購入を促進する」フォローを行うことで、生活者(消費者)を購買行動まで誘導します。また広告や販売促進は、例えば新商品が発売されたときに集中的に実施し、短期間でその効果を求める施策でもあるため、薬に例えると「抗生物質」のようなものです。 「BtoBだから宣伝は必要ない」ではなく、広報は広告・販売促進の上位概念であり、「企業に対する好意」や「社会との良好な関係づくり」のターゲットは、社内からの好意や関係も含まれます。 ただ、 「弊社は企業PRの為、WEBサイトを作ってる、会社パンフレットがある、名刺を綺麗にデザインしている、看板を出している、CMを使っている」 By お客様 それは社内外から「企業に対する好意」や「社会との良好な関係づくり」を達成できていますか? 「じゃ、広報について考えてみようか。」 By お客様 ただ!大事なのは広報戦略ではなく、戦略広報です。 「戦略広報」とは経営戦略に基づく広報 特徴は、広報を企画経営の中核にすえて、長期・短期の計画を明確かつ綿密に立案(PLAN)すること。そして広報スキルを段階的に身につけながら、立案した計画を着実に遂行(Do)。その結果を的確に評価(Check)して、計画や広報の手法にさらなる改善を加える(Act)という良く言うPDCAサイクルを繰り返します。 戦略広報の実施フロー フェーズ1 経営戦略の把握 自社の経営理念、目標、経営計画、事業計画などを把握する フェーズ2 経営戦略に沿った広報戦略を立案 広報の理念、方針、目的、目標を決める フェーズ3 広報計画の策定 中長期計画、年間計画を策定 フェーズ4 広報の年間計画に沿って広報活動を実施 フェーズ5 効果を測定し、分析・評価 戦略広報導入のメリット 企業、事業、商品等のブランドの長期的な構築が可能 情報受容度が高く、情報が広く深く浸透する 長期的・継続的な利益獲得につながる 競合との差別化、独自化、競争優位性の確保 社内の活性化、インナーコミュニケーションの円滑化 経営戦略、経営計画の社内への浸透とコミットメント 戦略広報チーム構築に向けてのご提案 「内容は分かったけど、社内のメンバーだけではできないよ!社内にはノウハウや管理スキルがないし、人材を採用しても管理もできない。外注するにもうまく仕様書が作れず納得のいく成果物ができない。戦略がバラバラになってしまい、有効な結果が得られない。プロジェクトがスケジュール通りに進まなかったりする。 」 By お客様 お任せください。プロジェクトマネジメント業務を通じたご支援で、戦略広報チーム構築をしていきます プロジェクトマネジメント業務 プロジェクトマネジメントってご存知ですか? 激化するビジネスシーンで活躍されている方であれば、聞き馴染みのある言葉かと思います。ウィキペディアにはこのように書いています。 プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理、英語: project management)とはプロジェクトを成功裏に完了させることを目指して行われる活動のことである。これにはプロジェクトを構成する各活動の計画立案、日程表の作成、および進捗管理が含まれる。 Wikipedia TAKKが独自に打ち出しているのは一般的なプロジェクトマネジメントではなく、より広報分野にフォーカスを当てた『広報のプロジェクトマネジメント』です。ちなみに弊社理念の Goal Driven, Future Focused. は、この考え方に深くリンクしています。 広報のプロジェクトマネジメントとは、プロジェクトの要求事項を満足させるために課題をプロジェクト化し長期的かつ持続可能な体制や知識、スキル、ツール、および技法を自社(御社)に根付かせ、プロジェクト活動(組織)へと適用します。 プロジェクトマネジメントを十分に行った場合、以下の様なことに効果が現れます。(一例) ビジネス目標を達成する ステークホルダーの期待に応える 予測精度を向上させる タイムリーにリスク対応する 失敗プロジェクトを特定し、回復、ときに中止する 組織の資源の使用を最適化する より優れた方法で変化をマネジメントする 逆に、不十分だった場合はこのような結果をもたらします。 納期遅延 コスト超過 品質不良 組織の評判の喪失 ステークホルダーの不満 プロジェクト目標の未達成 意外と出来ているようで出来ていないことで、御社でもこのような事態に直面したことはありませんでしょうか?広報のプロジェクトというのは、組織の価値やベネフィットを生み出す重要な方法のひとつです。今日のビジネス環境においては「より厳しい予算」「より短いスケジュール」「リソース不足」「急速に変化する技術のマネジメント」ができなければなりません。経済流通の中で競争力を維持するために、企業は事業価値を広報し続けるための我々のようなプロジェクトマネージャーが必要だと考えます。 戦略広報プロジェクトマネジメント業務 プロジェクトチームとして実施することによる人材育成・仕組みづくりの効果 事例インタビューはこちら https://takk.tech/news/bandainamcoindia
2021.8.27
NEWS
弊社で運用しているSNSをご紹介 FACEBOOK 戦略広報の知識をより多くの経営者やプロジェクトマネージャーに知って頂くためにケーススタディをクイズ形式で不定期発信しています。戦略広報やプロジェクトマネジメントに興味がある方はぜひ、フォローをしていただきお役立て頂けましたら幸いです。 https://www.facebook.com/TAKK-Corp-103688041684981 Instagram フリーランサー応援隊のカリキュラム概要をご紹介しています。 https://www.instagram.com/freelanceroentai/ サービスサイトはこちら https://oentai.takk.tech/
2021.8.24
戦略広報実績
三刀屋の山奥でのんびり自然養鶏をやっています。 田舎には大量生産・大量消費な現代とは真逆を走る、数が少なく質が良いものが沢山あります。そして、マーケットが狭く認知度も低く利便性も悪い。 ただ、数で戦うビジネスは大手さんに任せておいて、、、 数は少ないが質で戦っている事業者さんはいます。でも利益を出さないと持続性がない。持続してこそ、生産者も消費者も幸せになると思います。 弊社ではプロジェクトマネジメント業務にて、規模関係なく事業のお手伝いやプロモーション等のお手伝いも行っております。 今回は、島根の三刀屋という場所で、素晴らしく美味しい卵の生産をしている、さとうのんびり農園様のプロモーションプロジェクトを開始しました。 プロモーション・営業・販促・流通の支援や事業計画含め、今後深い関わりを持って活動していきます。 小規模だから出来ること。それは必ずあるはず。 WEBサイト https://nonbirinouen.com/
2021.8.11
NEWS
TAKK BUSINESS SCHEME TAKKビジネススキームをご紹介
2021.6.14
制作実績
LIKEUP UXエンジンを活用したスマフォサイトUI開発 NTTコムウェア様が開発しているLIKEUP UXエンジンを活用したスマフォサイトUI開発を担当させて頂きました。 ABOUT 「LIKEUP」について 「LIKEUP」は、ユーザー個人の属性・時間・位置等の情報をもとにニーズや行動を先読みし、観光/移動/宿泊/買い物/食事のあらゆる場面で最適な情報を提案するサービスです。個々のユーザーが多様な行動をすることで、混雑ではなくエリア全体の活性化、賑わいにつながります。https://www.nttcom.co.jp/likeup/ 画面デザイン ※デザイン時点のイメージで実際の画面とは異なります。 デザインコンセプト・ガイドライン策定 アイコンデザイン イラストデザイン
2021.6.01
戦略広報実績
「NANKAI BRAND SHOP」をグランドオープン 南海部品株式会社様(本社:大阪府大阪市、代表取締役:中嶋英雄)は、初のオリジナル商品や店舗商品がWEB上で購入が出来る自社ECサイト「NANKAI BRAND SHOP」を2021年6月1日(火)よりグランドオープンいたします。 WEBサイト https://www.nankai-brand-shop.jp/ NANKAI BRAND SHOPの3つの特徴 南海オリジナル商品や店舗でもお馴染みのブランドをWEB上でご購入可能!SHOEIヘルメットを、動画を閲覧しながら選んでご購入可能! 自社ECサイトオリジナルのキャンペーンを実施中!①Wキャンペーン(1ヶ月間送料無料・会員登録で500ポイント贈呈) ②オープン記念キャンペーン「今だけポイントが5倍」 NANKAI BRAND SHOP誕生の背景 コロナ禍の中、より安心に・より便利にご購入頂けるよう自社ECサイトをオープン致しました。南海部品が展開するプライベートブランドを中心に、これまでオンライン購入のハードルが高かったSHOEIヘルメットも取扱い方動画を閲覧しながら安全にご購入いただけるようにしております。各SNSともリンクした商品の告知、商品のラインナップは随時拡大していく予定です。 商品ページイメージ SHOEIヘルメットの商品ページイメージ
2021.6.01
コラム
戦略広報プロジェクトマネジメント業務 IT事業や広報事業部を立ち上げたいが、社内にノウハウ、管理スキルがない。人材を採用しても人材の管理ができない。外部委託するにも仕様書が作れず的確な依頼ができない。要望をうまくまとめられない。結果、納得のいく成果物ができなかったり、プロジェクトがスケジュール通りに進まなかったりする。当社では、そのようなお客様企業の課題やお悩みに対してITや広報の側面からロードマップを描き、推進します。また、グローバル戦略やデジタルトランスフォーメーション等、専門的な分野において解決へ導くプロジェクトマネジメントを行うことで、事業を支援いたします。
2021.5.24
NEWS
Goal Driven, Future Focused. 未来を見据えてアクションを取り(Future Focused)そのアクション自体の原動力はゴール(Goal Driven)であるという理念のもとに事業を遂行する。
2021.5.21
制作実績
広報ツール制作 大阪いずみ市民生協のグループ会社である株式会社コンシェルジュ様では、南大阪を中心とし、店舗運営・物流・配送・卸売・食品工場・テレマーケティング・エネルギー事業等いずみ市民生協として提供される多岐にわたるサービスの運営を行っておられます。この度、広報強化の為、各種ツール制作を担当させて頂きました。 WEBサイト コーポレートサイト https://www.co-concie.com/ LPガスサイト https://con-lpg.com/ 卸サイト https://con-wholesale.com/ 動画制作 https://www.youtube.com/watch?v=iZx8vehbIN0&t=1s LPガス事業説明 https://www.youtube.com/watch?v=oqjbqn8WnUE&t=188s 物流部事業紹介 https://www.youtube.com/watch?v=CuzZGUuIjnc 店舗部事業紹介 https://www.youtube.com/watch?v=DB-fO9vYpUg&t=3s コール部事業紹介 https://www.youtube.com/watch?v=l_GeEHmHp8I&t=3s 働く人 店舗 https://www.youtube.com/watch?v=6rVMIA_Rh1w 働く人 コール https://www.youtube.com/watch?v=92h7qhxGbxU 働く人 物流 https://www.youtube.com/watch?v=b12BPQOV2uI 働く人 運輸 パンフレット制作 商品カタログ
2021.5.13
NEWS
Web&デジタルマーケティング活用フェスタ2021 大阪産業創造館主催 Web&デジタルマーケティング活用フェスタに出展致します。 Webのはじめ方からデジタルの未来予想図まで 解決の糸口がここに 詳細はこちらhttps://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=32932&utm_source=sansokan.jp&utm_medium=banner&utm_campaign=banner_32932
2021.4.26
NEWS
Remote work -働く場所は関係ない 弊社はコロナ渦関係なくリモートワークを取り入れております。オフィスも世界3,000拠点を利用できるリージャスオフィスを利用しており本社はあべのハルカスにありますが、お客様のプロジェクトを円滑に遂行させる事や、スタッフの安全衛生管理を優先し、お客様の近くにあるリージャスもしくは、別の場所で業務を行っております。 ご連絡頂く際は、会社の電話よりもお問い合わせフォームもしくは各担当者へご連絡頂ければ幸いです。タイムラグなくご対応させて頂きます。 クリエイティビティの快感が、海岸に吹くそよ風と同じぐらい頻繁にその場所に吹き抜けるのだ。
2021.4.14
制作実績
光触媒応用歯ブラシ「ソラデー Soladey®」シリーズ 光触媒応用歯ブラシ「ソラデー Soladey®」シリーズが大好評のオーラルケア製品の開発メーカーのシケン様のカタログをデザイン。オンラインショップでご購入頂いたお客様に向けて同梱されるカタログです。国内外の大学との共同研究を重ねた機能美、こだわり抜いた造形美を持ち、その感動の磨き心地に2019年には、おもてなしセレクションを受賞。オーラルケアから生まれる、新しい自分との出会い。をコンセプトに、ブランドのファン化を加速させるツール(FAN BOOK)として登場です。 ソラデーオンラインショップhttps://www.soladey.jp/shop/default.aspx Creative director:高鶴 翔 sho kozuru
2021.4.14
NEWS
経済誌Anchor(アンカー)4月号に弊社が掲載 Anchor(アンカー)4月号に弊社が掲載されました。各書店にて販売されております。 元WBA世界チャンピオン 竹原慎二様もご来社されました。 アンカー4月号
2021.4.01
NEWS
クリエイティブシーズ発表会 2021年3月18日(木)よりMEBIC主催のクリエイティブシーズ発表会に参加させて頂きます。 クリエイティブシーズ発表会 詳細はこちら https://www.mebic.com/event/2021-03-18.html
2021.3.12
制作実績
社名リニューアルに合わせて広報ツールリニューアル 京都で和装の製造卸をされている、株式会社京都 豊匠様の社名リニューアルに合わせてWEBサイトデザイン制作とプロモーション動画の作成をさせて頂きました。 WEBサイト https://ho-shoh.co.jp/ アニメーション制作 TOPページで流れるアニメーションは、着物の柄を作成する際、もっとも初めに行われる骨描きという工程を模して制作させて頂きました。 プロモーション動画 サイト内で流れるプロモーション動画は、「伝統と革新」をコンセプトに最新機器の導入により最新のトレンドに対応することはもちろん。職人の確かな技術力により、細部にわたって質の高い製品が提供できることを表現しました。 https://www.youtube.com/watch?v=JQXVZyXrSeo ビジュアル制作・撮影 企画・コーディネート・撮影までをトータルで実施させていただきました。また掲載しておりませんが、和装の撮影とサイト内のページ制作も担当させていただきました。
2021.2.14
制作実績
ごった煮大須の推しダービーキャンペーンツール制作 大須商店街での実証実験で行ったキャンペーンに関する、プロモーションツール制作と運用業務をNTTコムウェア様より委託いただきました。こちらは、大須マップデジタル版実証サイト(Powered by FUN COMPASS™)を用いた名古屋市大須商店街でのSNSフォトキャンペーンで、専用サイトよりログイン後、お店を回遊して頂き、商店街の一面をSNSに投稿するイベントです。 若者や家族連れなど幅広い方がご利用されている大須商店街 大須マップデジタル版実証サイトを用いて、お気に入りのお店での瞬間を切り取り、SNSに投稿していただくフォトキャンペーンでのPRツールを制作。WEBサイトをはじめ、告知するチラシやカードなど、幅広いPRツールをデザインの統一感を持たせて展開・制作。多くの方に受け入れてもらえるようお祭りテイストを軸に、大須商店街カラーであるレッドをベースカラーとしています。またキャンペーン実施後の受賞者とのコミュニケーションや賞品郵送も弊社で行いました。 WEBサイト https://osu-sns.fun-compass.net/ チラシ ポストカード サンクスレター SNS運用 Creative director:高鶴 翔 sho kozuru
2021.2.01
NEWS
Happy new year! 本年もどうぞ宜しくお願い致します。2021年1月1日TAKK株式会社スタッフ一同
2021.1.01
NEWS
2020年 年末年始のお知らせ 拝啓 師走の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。 さて、TAKK株式会社では年末年始の休業日につきまして、下記のとおり休業日とさせていただきます。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。 敬具 記 年末年始休業日 2020年12月26日(土)~2021年1月3日(日)※2021年1月4日(月)より、通常営業を開始いたします。
2020.11.26
フリーランサー応援隊
成安造形大学 特別講師 滋賀県大津市の成安造形大学にて、TAKK株式会社のPM草苅 平が特別講師として登壇させていただきました。約25名の大学生向けに全3回のカリキュラムを設定。『事業立ち上げ時に必要なデザインツール開発』のワークショップを実施しました。 特別講義を通して、大学生の皆様にデザインの仕事をリアルに体験してもらいつつ、ディレクションやデザイン制作の基礎を学び取って頂くことができると思います。 クライアント:成安造形大学 https://www.seian.ac.jp/ 草苅 平 TAIRA KUSAKARI 1989年生まれ新卒で制作会社に入社し、約10年間営業とディレクションの両立を経験。企画提案型の新規顧客開拓から納品後のサポートまで自身がワンストップで対応。お客様に寄り添ったスタイルがモットーです。基幹システムやECサイトなどの大型案件の開発チームに所属しながら新入社員の教育マネジメント、研修も担当しておりました。提案領域はWEB、システム、グラフィック、映像、イベントなど総合的なプロデュースをお手伝いしております。2020年に前職を退職、フリーランスとして活動したのち、同年8月、TAKK株式会社に入社。お客様の課題やお悩みに対してIT・広報の側面からロードマップを描き、推進します。プロフィールページはこちら https://oentai.takk.tech/staff/ 教育機関さま向けにも講義を行っております。ぜひ、お問い合わせください。
2020.11.06
フリーランサー応援隊
本日(2020/10/19)フリーランサー応援隊事業を開始しました。 当サービスは、まだまだ成長段階ですがフリーランサー(個人事業主)のお役に立てるよう、日々ブラッシュアップに努めてまいります。 サービスサイト https://oentai.takk.tech/ フリーランサー応援隊とは 私たちのライフスタイルはニューノーマルな時代へ突入し、テレワーク、リモートワークの推奨や、副業が可能な企業が増えるなど、多くの人々の働き方は変容しています。 私たちのような、クリエイティブ関係の仕事もそのひとつ。 いま、最高のクリエイティブを提供できる働き方ってなんだろう。そもそも・・・毎日決まったオフィスに出社しなければならないのだろうか?今の就業規則や評価基準って最適なのかな?正社員になる事がベストな選択なの? 自分の幸福度を高めながら働くってどういう事なのだろうか? ワークスタイルの概念が大きく変わる時代の中で、私たちは日々、どうすればよりよくなるのかを考えています。 もっと、世の中のクリエイティブをレベルアップしたい。そのためには、高いスキルを持ったフリーランサー(個人事業主)が活動しやすく、評価される環境がもっと増えるべきだと、私たちは考えています。 私たちの経験してきたプロジェクトをみなさんにお伝えすることで、世の中のクリエイティブ全体の価値が上がることにつながればこんな幸せなことはありません。 そんな思いから、この「フリーランサー応援隊」プロジェクトを立ち上げました。 これってある意味、本やネットにも載っていない「リアル虎の巻」を伝授するわけで、ライバルを増やすことにもなるんですけどね(笑)。 ※ちなみにデザインや開発のスキルを提供するわけではありません。スキルが高い方だからこそフリーランサーで食べていけると思っているからです。 このプロジェクトを通してフリーランサー(個人事業主)の社会的価値を底上げし活躍の場を広げることで、クリエイティブはさらに広がり、企業、人、そして世の中へ素晴らしいものが提供できるはずだと考えています。 そんな私たちの夢と想いが詰まったサービスだからこそ一人でも多くのみなさんと共有することができれば幸いです。
2020.10.19
制作実績
シェアオフィス ネーミング開発 穴吹興産様が2020年11月にシェアオフィスを開設されるに辺り、ネーミングを開発させて頂きました。 「ひとりで」という日本語をアルファベットにしたネーミング。コンセントを見える化しており、訴求力を高めます。わかりやすくもあり、個性をもったネーミングです。 参考記事 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64797890Y0A001C2LA0000/
2020.10.12
制作実績
店舗プロデュース 京都WHAT’S様が大阪難波高島屋に、店舗を出店する際トータルプロデュースをさせて頂きました。 ロゴマーク・店名開発 コンセプトストーリー開発 店舗デザイン パッケージデザイン・商品企画 WEBサイト https://onikunoosushi.com/ PR活動サポート https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000060958.html
2020.9.14
制作実績
仕出し・弁当宅配かえで庵様WEBサイト 滋賀県の東近江エリアを中心に仕出し・弁当宅配専門サービスを展開されている「かえで庵」様のWEBサイト制作実績です。
2020.8.25
制作実績
駐車場活用デザイン What’s the life style 駐車場をデザイン表現の場として活用できるものを提案させて頂きました。
2020.8.05
制作実績
コロナ対策パネル What’s the life style コロナ対策パネルのデザインをさせて頂きました。
2020.8.02
制作実績
2021年新卒採用パンフレット 株式会社オキナ様 2021年新卒採用パンフレットの制作をさせて頂きました。
2020.7.09
制作実績
CI/VIツール制作 共心株式会社様 CI/VIツール制作の制作をさせて頂きました。 企業ロゴマーク 名刺 会社パンフレット Tシャツ
2020.6.02
制作実績
コープのタブレットサイト 大阪いずみ市民生活協同組合様の「コープのタブレット」サイトを公開致しました。キャリアタブレットサイトとは異なる打ち出し方法を狙い、高齢者や家族などターゲット層に適したコンテンツを用意する事で、あまり詳しくない方でも「コープのタブレット」について詳細が分かるよう、構成させて頂きました。 WEBサイト https://tablet.izumi.coop/
2020.4.01