戦略広報実績周年広報実績
80周年広報 みみはらグループ 社会医療法人 同仁会 同仁会は2030年に創立80周年を迎えます。これから10年~20年の地域社会の姿を見すえた事業の重点として“みみはら2030年の樹”と名付けた中期の事業構想にもとづき、戦略的広報活動の実施を弊社にて伴走しており、事例をご紹介します。 法人概要 https://www.mimihara.or.jp/dojinkai/ 広報チームの体制 広報事業部や広報チームは元々無かった為、今回目的別に3つの広報チームを作り、弊社がプロジェクトマネジメントをしています。 幹部チーム 経営戦略を把握している幹部層5名で集まり、経営戦略に基づいた広報戦略を立案しています。チームの目的は、“みみはら2030年の樹”と名付けた事業構想を、院外や院内へ分かりやすく伝えることや、協同基⾦を集め運営している「健康友の会みみはら」の若年層拡大を目指しています。 ■周年ロゴマーク幹部チームで約3ヶ月ほどかけ元々あった理念を再整理し、「自分らしく暮らせる社会へ」という80周年スローガンを策定し、コンセプトに沿った周年ロゴマーク(キービジュアル)を作成しました。 キービジュアルは院内にあるアートチームに協力してもらい、グラフィックではなく全て実物で作成しています。 作品のストーリー患者さんが持ってきてくれた紫陽花。こどもたちが毎年ひろってくれるどんぐり。みんなと一緒にお花見をした桜。そんな私たちの物語のかたわらにある多様ないのちと共に、あなたとわたしたちの未来のまちを描きました。素材には、社会医療法人 同仁会の病院や施設に、実際に咲いてる花々や木の実、木々を使用しています。 https://youtu.be/RmDs9TYiHlU?si=AO4rMg3VUvLuEJiW https://youtu.be/RmDs9TYiHlU?si=AO4rMg3VUvLuEJiW ■周年コンセプト動画“みみはら2030年の樹”と名付けた事業構想を説明する、周年コンセプト動画を公開しました。 https://youtu.be/ICjtnnWNZmo?si=HSU8GIbVHMfaf4nD https://youtu.be/ICjtnnWNZmo?si=HSU8GIbVHMfaf4nD ■周年特設Webサイト同じく事業構想を説明するWebサイトも公開しました。 https://www.mimihara.or.jp/2030/ ■インタビュー動画 2030年の樹という事業計画を院内の従業員や、院外の地域住民などステークホルダーへ伝える動画を作成 https://youtu.be/q9PqzI1xHq8 https://youtu.be/q9PqzI1xHq8 https://youtu.be/rbx9aMMiBTg https://youtu.be/rbx9aMMiBTg WEBチーム 同仁会には様々な施設があり、13個のWEBサイトをリニューアルし、ブランド統一・使い勝手のUI統一・更新フローや更新担当者の統一などを行いました。現在も定期的なMTGを実施し、更新漏れが無いかや、アクセス解析を行い日々ブラッシュしています。 同仁会事業所一覧 https://www.mimihara.or.jp/dojinkai/group/medical-facility/ 採用広報チーム 人材不足を解消するために、有料求人媒体や人材紹介以外に自社で採用エントリーを増加させる施策をチーム内で考え実施しています。ポイントは機密情報になるので記載できませんが、広報ツールとしてはこのようなものを公開して求職者へアピールし、エントリー数は順調に増加傾向にあります。 https://www.mimihara.or.jp/recruit/ 採用コンセプト動画も作成し、全13職種の連携や空気感が理解できるようなものにしています。 https://youtu.be/Pw5U-lERFPg?si=R4ZoOPZ0_zS8ZNAy https://youtu.be/Pw5U-lERFPg?si=R4ZoOPZ0_zS8ZNAy 広報ツール公開後 広報ツール公開後は、各ステークホルダーへ"2030年の樹"を説明する会の実施や、販促物の作成・配布、院内へポスターなどを掲示し浸透活動を継続的に実施しています。 幹部チーム、Webチーム、採用広報チームの定例会も毎月実施し、KGI・KPIの進捗度を確認・共有、ブラッシュアップを行っています。 2030年にみみはらが想う樹が生るよう、あと6年継続的に戦略的広報活動をお手伝いしていきます。
2024.9.07
戦略広報実績周年広報実績
80周年における周年広報 GMB株式会社 GMB株式会社は日本をはじめ、アメリカ、韓国、中国、タイに拠点をおき、高性能かつ高品質な自動車部品を生産・販売している上場企業です。 この度、80周年を迎えるにあたりTAKK株式会社と広報チームを組成し、社内・社外向けに周年広報プロジェクトをスタートしました。 広報チーム組成についてはこちらをご覧ください。 https://takk.tech/news/gmb コンセプト これは企業スローガンの"Your success is our Future"の"Your success"つまり、"あなたの成功"の"あなた"は「誰を指しているのか」、という疑問を、この80周年の機会に考え直し、あなたは地球にするという事としました。なぜかというと、大きな企業規模になり、関わるステークホルダーもグローバル含め相当数いることから、CSRやSDGsの考え方と同じく、地球環境と密接に関わる事業規模だからです。 メッセージ コンセプトに沿った、メッセージも策定しました。 地球の成功が、私たちの未来。GMBグループは、今年で80周年をむかえます。 この80年で世界は大きくかわりました。それにともない、自動車を取り巻く環境もまたいまだかつてないほど大きく変容しようとしています。 この変革期にわたしたちGMBグループに求められているのは時代の一歩先を見据え、成⻑し続けることです。 しかし、創業以来大切にしてきた“和”の思いは変わりません。 一人ひとりの社員が起点となり、社員の幸せは企業の幸せに企業の幸せはお客さまの幸せにつながっていきます。こうしてさらに大きな“和”が広がれば、やがては地球規模で豊かさを循環させることができるようになるはずです。 すべての先人たちの想いの結晶で作られてきた80年を100年、そして200年につなげたい。確かな価値を生み出し、愛され続ける企業であるために私たちはこれからも歩き続けます。 キービジュアル 地球の万物とGMB製品が共存する地球は、「企業は人なり」という原点に立ち、従業員の皆さまの手、製造ロボットの手で支えているイメージでデザインしています。策定したスローガンを達成するのは、GMBという企業であり、その企業を支えている皆さま。という思いが込められています。 80周年ロゴ 80周年ロゴマークには、創業以来大切にしてきた社訓"和"の思いを「GMBと地球との和」というコンセプトにし、地球の万物とGMB製品が共存し続けられ、地球規模で豊かさを循環させるGMBの使命を表現しました。 周年広報を広める広報ツール 周年広報を社内外に周知させる為、様々な広報ツールを制作しました。 周年特設Webサイト https://www.gmb.jp/anniversary/ 周年動画 https://youtu.be/EUpBrsK8htg https://youtu.be/EUpBrsK8htg デスクトップ背景 ポスター 社内に周年ポスターを貼り、その横には従業員向けに周年企画内容を説明する白いポスターを準備しました。 作っただけでは終わらず、浸透活動も需要 従業員向けに周年企画の説明会を、全4拠点 計6回に分け弊社が行いました。作っただけでは「会社が勝手にやっているだけ」になってしまいますので、しっかりと理解して頂き、行動に移せるよう浸透活動が重要になってきます。 今後、取引先向けや従業員向けに式典を予定しており、GMB株式会社の広報チームと一緒に企画を進行中です。 このような周年広報は、既にある経営戦略や企業カルチャーにフィットさせた広報(PR)活動やデザインからのアプローチで、顧客や従業員のエンゲージメントを高めます。広報(PR)活動の効果は漢方薬のように即効性はありませんが、効き出すとジワジワと長く効き、持続性があるのが特徴です。人の心を動かす本質的な戦略的広報(PR)メソッドを提供し、エンゲージメントが高まると、モチベーションが上がり様々な効果を発揮します。 〜 様々な効果 〜 企業理念や経営戦略・計画の浸透とコミットメント 競合との差別化・独自化がされ、売上拡大 コーポレートや商品・サービスのブランド構築ができ、認知拡大 採用力強化・離職率低下 営業部、総務部、人事部、マーケティング部、経理部、研究開発部と同じく広報(PR)活動を行う事業部は、今の時代必ず必要になるため、TAKKは広報事業部の組成から自走まで伴走いたします。※チームや委員会からスタートでも可能
2023.7.28
戦略広報実績周年広報実績
コーポレートPR(企業広報) 南海部品様は1951年に中嶋商店として創業、1953年(昭和28年)に南海部品株式会社として法人化。2023年で70周年を迎えました。この70周年をリブランディングの絶好のタイミングと捉え、コーポレートPRに当たるロゴマークやスローガンをブラッシュアップし、関連する広報ツールのリニューアルや、マーケティングPRに対しても新しいオリジナル商品「STARシリーズ」を開発いたしました。弊社はこれらのプロジェクトマネジメントを担当させて頂きました。 お客さまに向けたメッセージを制作 まずは、「これまで」と「これから」を整理しステークホルダーへ向けたメッセージを制作しました。 1951年(昭和26年)に中嶋商店として創業、1953年(昭和28年)に南海部品株式会社として法人化し、2023年で70周年を迎えました。 私たちは「オートバイ用品といえば南海部品」と言っていただける企業であり続けるために常にトップレベルを目指し、誇りを持って活動しています。 この70周年の節目は、皆様への感謝の心をもって、当社の役割を見直し実践していくための貴重な機会だと考えております。 私たちにとってのオートバイの存在意義。 それは、単なる移動手段ではなく、たくさんの出会いや感動を与えてくれるということ。 仲間や恋人、そしてさまざまな風景との接点であり、こだわりのカスタムや、ボディに刻まれた傷までもが思い出のアルバムとして残り続けるのです。 人は年齢を重ねていくうちに「若い頃はよかった」「歳をとった」と感じてしまうものです。 しかしオートバイに乗っていると、そんな気持ちも吹き飛んでしまうことでしょう。 オートバイはいつもあなたの相棒であり、刺激的で前向きな道を見せてくれるもの。 過去に後悔はありません。 オートバイのある人生。 それは丁寧にメンテナンスをしたり、情熱を込めてカスタマイズすることに向き合うことであり、その人自身が成⻑していくことに繋がっていると私たちは信じています。 あなたの人生が成功や失敗を繰り返して成⻑するように、オートバイにもさまざまな経験をさせ、成⻑させて欲しい。 南海部品はあなたのオートバイへの想いに応え、お役に立てる存在になることを願っています。 メッセージに合わせた企業スローガンを新たに策定 いつまでも、そして何があったとしても私たちのハートはライダーである。私たちのアイデンティティーは飽くまでもライダー。 ロゴマークをブラッシュアップ 長年親しまれてきた旧ロゴのイメージを踏襲しつつ、「これまで」のファンと「これから」のファンをさらに大切にしていきたいという想いから生まれたロゴマーク(ロゴデザイナー 株式会社スイッチ 楠 剛氏) CIコンセプト動画 メッセージを映像にて表現(撮影・動画制作 Live Film 代表 小谷 勝彦氏) https://youtu.be/nscqyDKoRtM https://youtu.be/nscqyDKoRtM 70th特設サイト 創業からの沿革や契約ライダーの歴史、代表からのメッセージなどを掲載 https://nankaibuhin.co.jp/70th-anniversary/ コーポレートサイトの全面リニューアル 導線を1から全て見直し、膨大にあるコンテンツへ効率良くアクセスできるようリニューアル https://nankaibuhin.co.jp/ 名刺や封筒、会社パンフレットをリニューアル 新VIに合わせ名刺や封筒、会社パンフレットをリニューアル(デザイナー 株式会社スイッチ 楠 剛氏) マーケティングPR STARシリーズのロゴは南海部品株式会社が展開する、オリジナル商品シリーズを象徴する図案として誕生しました。シリーズごとに、ニーズにあった機能・特徴をNANKAIが培った技術でフィードバック。共通する複数の分野をユーザーがより効率的に選択することが可能になります。また、シリーズごとの思いを重ね「 S 」「 T 」「 A 」「 R 」STAR(星)=バイク業界の一番星を目指すという思いを込め、新たにNANKAIがプロデュースいたします。 (デザイナー 株式会社スイッチ 楠 剛氏, カメラマン スタジオワーキン 和木 常行氏) スポーツシリーズ サーキット走行からストリートまで、ハイスペック化が進むマシンを操るための機能性・安全性を両立 ツーリングシリーズ さまざまなツーリングシーンでライダーと共に進化し続けるNANKAIのライディングギア様変わりする環境に対応できる品質・性能を自信をもって提供 オールラウンドシリーズ ジャンルを超え、あらゆるライディングシーンに馴染むスタンダードライン「誰にでも」安心して使用できる信頼と機能を提供 レーシングシリーズ 国内外問わず名だたるレーシングライダーをサポートしてきたNANKAIだからこそできる安心と信頼プロライダーからフィードバックされた技術をここに STARコンセプト動画 STARシリーズを映像にて表現(撮影・動画制作 Live Film 代表 小谷 勝彦氏) https://youtu.be/LYn5iF3G6-Q https://youtu.be/LYn5iF3G6-Q STARシリーズ専用サイトオープン https://nankaibuhin.co.jp/star-series/ 展示会にて初お披露目 2023/3/17〜19で行われたモーターサイクルショーにて初お披露目しました プロジェクト担当者コメント TAKK株式会社 代表取締役 湯浅卓 私自身、小学生の頃から南海部品を知っていました。高校生の頃に初めてバイクを所有した際も、南海部品にバイク用品を購入するため、頻繁に通っていました。それほど、自分自身にとって思い入れのある大きなプロジェクトでした。先輩バイカーやこれからバイカーになる皆様に、決して期待を裏切らない南海部品様を新たに知って頂く機会になれば幸いです。 広報戦略および広報コンセプト立案や集客戦略立案をし、当プロジェクトの企画・進行等のプロジェクトマネジメントを実施しました。
2023.3.30
戦略広報実績周年広報実績事例インタビュー
白石工業株式会社取締役常務執行役員 高梨 博武氏白石グループは、ゴムやプラスチック、塗料、紙、シーラント、農材そして食品分野など様々な素材の原料となる「炭酸カルシウム」を専門に取り扱っています。海外拠点を含む22社によって構成され、製造を中心とする白石工業株式会社、 化学品専門商社の白石カルシウム株式会社、研究開発の株式会社白石中央研究所をはじめ、各社が一丸となって多角的な事業展開を行っています。https://www.shiraishi.co.jp/ 「100周年」という大命題を形にし、従業員のエンゲージメントが向上 当社グループは100年以上の歴史がありますが、グループ単位で広報活動に取り組み始めたのはここ3年ほどでまだ立ち上げの段階にあります。活動の中核を担う広報委員会は、主要3社である白石工業株式会社、白石カルシウム株式会社、株式会社白石中央研究所から部署・役職の異なる様々なメンバーによって構成されており、本来の業務と兼任でプロジェクトを進めています。広報委員会を作ったきっかけは、100周年の節目にこれまでの歴史と今後の活動について正しく発信していこうという動きからですが、広報に知見のある人材が足りていないことはおろか、グループとしての活動指針やガイドラインについても各社で認識が曖昧になっていたため、TAKK Corp.に戦略広報という視点からご支援をお願いすることにしました。 https://takk.tech/news/prpm 戦略広報とは 実は3社が協力して「白石グループ」として発信を行ったのは100周年のプロジェクトが初めてです。当時は広報委員会もなかったので、Webサイトなどのツール制作や情報発信は会社ごとに行うのが通例でした。そのため各社が異なるやり方や考えを持っており、初めのうちはすり合わせに時間がかかりました。 例えば「白石グループ」の企業・従業員の範囲はどこからどこまでを指すのか、という単純なことを議論するだけでも認識に少しずつ差があり、これにはやや危機感を覚えました。なぜならば、発信する情報を統一しても受け手の認識が共通化されていなければ誤解が生まれ、グループ全体のコミュニケーションの質が下がってしまうからです。そのため、何げなく使っている言葉であってもその場で丁寧に定義していきました。しかしながら3社でのミーティングは月1回程度と時間も限られています。そこで業務の役割分担や進捗管理はTAKK Corp.にお任せし、日々のマネジメントを行っていただきました。プロジェクトメンバーに広報専任の者が一人もいないという状況でしたが、TAKK Corp.にはメンバーの業務状況や得意分野も鑑みたタスクの割り振り等を柔軟に行っていただけたので、全く不安はありませんでした。最終的にはきちんとした成果物にしていただけましたし、プロジェクト進行のノウハウを実践的に学ぶことができたと感じております。 成果物の一つである100周年のスローガン「UNITED ONE」は共同で策定し、記念式典の場で全社員と取引関係者に向けて公式に発表を行いました。 100周年記念ロゴ https://www.youtube.com/watch?v=6rxK7LGPCj4 100周年コンセプトムービー ここに至るまでにはたくさんの議論を重ねましたね。今まで独立で動いていた3社がグループという一つの屋根の下に入った時に各社の個性をどう出すかをテーマに、お互いの特長や役割を出し合いながら丁寧に進めていきました。これによってグループとしてこれまでになかった一体感を生み出すことができただけでなく、発信する者にとっては公式な情報を定義・浸透させることの難しさや重要性を理解する場にもなり、非常に有意義な機会だったと感じています。 白石グループ 設立100周年特設サイト https://www.shiraishi.co.jp/100th/ グループのこれからを紡ぐ”オフィシャル”な発信 100周年を機にグループとしての広報活動を進めてきましたが、その後も継続的に発信をしていこうということで正式に広報委員会をTAKK Corp.と共に発足しました。 100周年プロジェクトは終息しても、白石グループの広報という枠組みでは一定の成果物を出し続けなければいけません。ゆくゆくは専任の部門を作ることを視野に入れながら、よりステークホルダーを意識した活動へとシフトを考えています。 100周年プロジェクトの活動実績は、グループ単位で考える意識の浸透という点において、インターナルコミュニケーションに一定の効果を発揮したと言えます。しかし、社外からも相応の評価をいただけるレベルに引き上げなければ、今後専任でやっていきたいと思う人間は決して多くないでしょう。そのためにも、広報委員会の活動と発信媒体が公式であると周知することが課題解決への第一歩だと考えています。そこで、現在TAKK Corp.には100周年という大仕事を終えた後も、委員会メンバーのモチベーションが下がったり目的を見失ったりしないよう活動をリードしていただいております。 その一つとして、101年目以降のスローガン「“0(ゼロ)から1∞(ヒャク)へ。シロからイロへ”(From 0 to 1∞ - A Colorful World Awaits)」を策定、発信いたしました。ロゴデザインはTAKK Corp.にご提案いただいたもので、数字の100を「∞」で表し、会社がこれからも存続するようにという想いを込めています。また「シロからイロへ」の部分は、白い石灰石を元に彩り豊かな社会を創生することを表現しています。 このように継続的に方針を定めることによって、社内報やイントラネットの活用についての議論や、新しいアイデアが自然に生まれ、グループとしての「公式」が徐々に整ってきています。制作進行に関してはTAKK Corp.にもデザインやアイデアのチェックに入っていただき、ガイドラインに沿っているか、スローガンを打ち出せているかなどのポイントを現場の担当者と詰めたものを広報委員会にてプレゼンいただくスキームを組んでもらっているので、業務がスムーズになりました。このように日々のプロセスが最適化されたことで、業務全体の精度も上がったと感じます。 ロゴマニュアル ステークホルダーを意識した「攻め」の広報が広報活動の価値をさらに高める 継続的な広報活動の甲斐あって、OBや株主の方々からWebサイトが非常にわかりやすくなったというお声をいただいております。社内報についても「社内のことをもっと知りたいのでぜひ続けてください」と言ってもらえていて、励みになりますね。今回「白石グループ」としての情報を集約したことによって、炭酸カルシウムの商社、物流、加工以外の取り組みも知っていただけるようになり、社内外問わず会社の印象は大きく変わったなと思います。 そのことは採用活動においても非常に重要で、入職者がどの配属先になっても違和感が生まれないような発信を心がけています。 主要3社から部署・役職を横断し作成した、白石グループとして初の会社パンフレット(日・英・繁体・簡体・スペイン語対応) 今の私たちの広報活動は「公式情報」の基盤づくりと日々のニュース発信の積み重ねですが、何かしら形に残すことによってグループ間の共通言語が出来上がる影響は大きいです。しかしながら広報部門ができたばかりの当社ではこの活動を相対的に評価する基準がなく、どれだけの影響があったかを定量的に評価できる仕組みについても考える必要があるでしょうね。そこがはっきりと見えてくることで、周りから自分たちのニュースを広報で取り上げて欲しいと言ってもらえるようになると良いですね。そういった意味でもやはり外向けの発信には力を入れていきたいです。世の中全体の炭酸カルシウムに関連する事柄に対して、当社グループがどう絡んでいくのかという姿勢を広報として示していくことが、営業活動の後押しにも繋がっていくと思いますので、広報委員会としてそのようなスタンスを確立していきたいと考えています。 周りからはまだまだ委員会のメンバーに対する「仕事が増えて大変そうだ」という印象が強いことも事実です。しかしながらグループ、そしてステークホルダーを盛り上げるムーブメントを起こすカギはTAKK Corp.と進める戦略広報にあると信じており、今後も積極的に活動を続けていきたいと思っております。 プロジェクト担当者コメント TAKK株式会社 代表取締役 湯浅卓 白石工業株式会社様のプロジェクトは現在も進行中で、広報チームのプロジェクトマネージャーとしてご支援させて頂いております。今後は主に社外へ発信するPR活動に力を入れていく予定です。
2022.7.04
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